「承認欲求」の呪縛 の商品レビュー
期待や評価を裏切ってはいけないという承認欲求の呪縛が日本人の生真面目性や組織構造により増幅され、組織不祥事や過労死、鬱病といった社会病理の根源になっている。個々の共同体への依存度を下げ外部とつながなければ、その呪縛から解放されない...という恐ろしい本 個々のコミュニティの依存度...
期待や評価を裏切ってはいけないという承認欲求の呪縛が日本人の生真面目性や組織構造により増幅され、組織不祥事や過労死、鬱病といった社会病理の根源になっている。個々の共同体への依存度を下げ外部とつながなければ、その呪縛から解放されない...という恐ろしい本 個々のコミュニティの依存度を下げるという解決策は読んでてわかるんだけど、「アラサーになってしまっては家族と職場以外のコミュニティがないよぉ
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承認欲求の呪縛は無意識に起こっていると理解。周りから見た自分のキャラがあり、周りの期待に応えようとして本来の自分とは違うキャラを演じて疲弊するみたいな。アイドルや芸能人とかは世間の期待に合わせてるってことなのかな。 あと、相手の承認欲求を満たすために褒めてあげても、大きな期待と捉...
承認欲求の呪縛は無意識に起こっていると理解。周りから見た自分のキャラがあり、周りの期待に応えようとして本来の自分とは違うキャラを演じて疲弊するみたいな。アイドルや芸能人とかは世間の期待に合わせてるってことなのかな。 あと、相手の承認欲求を満たすために褒めてあげても、大きな期待と捉えられてしまって相手にプレッシャーがのしかかることもあり、注意。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
承認してもらいたい!っていう強い気持ちはあんまりなような気もするんだけど、認めてもらえるとやっぱり嬉しいもの。 現在、部下を育てるに当たって、なんだか認めてもらいたい感は感じる。 承認欲求とどのように付き合うのか、人と接する時にどのように承認欲求と向き合うのかが伝わる本でした。
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褒めて伸ばすという言葉や風潮が近年顕著になり、会社では部下の良いところを見つけて「褒めてあげよう」といった教育がリーダー層に対しても良く行われている。私もその様なやり方は良いと思うし、何より褒めるためには部下の仕事ぶりをしっかり見て、尚且つ何ができるか、何処が優れているか常に探す...
褒めて伸ばすという言葉や風潮が近年顕著になり、会社では部下の良いところを見つけて「褒めてあげよう」といった教育がリーダー層に対しても良く行われている。私もその様なやり方は良いと思うし、何より褒めるためには部下の仕事ぶりをしっかり見て、尚且つ何ができるか、何処が優れているか常に探す必要があるから、その分更にしっかり見るという増長効果もある。人の良いところを探して、自分もそれに倣ってみたいと思うし、そうした良い部分に気づく事で、更に他人に対する敬意や好意を持つ事にも繋がる。こうしてみると「褒める」事は良い事づくめに思えてくるが、私自身について少し思い出してみると、それは自身のプレッシャーになっていた事もあった。周囲からの期待に対して裏切りたくないという想い、次もその期待に応えなければならないという強烈なプレッシャーとなって押し潰されそうになった記憶。私だけでなく誰もが人生の中でこれまで味わった経験があるのではないだろうか。 昭和の時代は褒められる事は少なかった、これは私の考え感覚かもしれないが、幼い頃は親に叱られてばかりで、毎日毎日勉強しろ、スポーツも音楽も学びごとばかりで日々忙しく遊ぶ暇もなかった。良い成績をとっても特に褒められる事もなく、恰も学習教材を大量に与えているんだから、それが当たり前だろうといった風に思われていたのかもしれない(親はその様な感覚ではなかったと、後年気づいたが、当の本人である私はそう感じていた。何で褒めてくれないの?)。私なりに厳しい親だなと思っていた記憶があり、そんな厳しい親(特に母親)が、たまに褒めてくれたりすると、それが大きなプレッシャーとなっていた事を覚えている。ダメだしばかりで、文句を言われていた方が楽なのに、大学受験前の学内試験で相当の成績を残した時は、お前なら絶対大丈夫と褒められた事、それまでの成績からも間違いなしの様に思われていたというプレッシャーは物凄かった。昔はその様な状況は勉強でも運動でも当たり前にあったし、就職してからも最初の研修で「お前らは皆馬鹿だから覚える以外にない」という当時の研修担当次長の言葉や態度は今でも鮮明に覚えている。そして、今の自分がそうした親や上司のお陰でできている事も理解する。いずれも今となっては尊敬するし、感謝しかないのであるが、そうした態度や言葉は、既に令和の世の中ではアウトだ。簡単にDVやパワハラ扱いされるだろう。だから昭和の時代という訳だ。 話はだいぶ逸れたが、現代人は他人から褒められる事、承認される事に飢えている。本書が扱う承認欲求というものである。マズローの欲求5段階説はよく知られているが、食べ物も水も困る事のない生理的欲求が満たされ、平和憲法の下で安全の欲求も満たされ、失業率も低く会社に就労し社会的欲求もあり、その上の四段階目が人から認められたいという承認欲求である(その上は自己実現の欲求)。他人から認められたい、「良いね」が欲しいという風潮は近年はSNSへの投稿が当たり前となった状況で誰もが持ち始めた欲求だ。本書はそうした欲求が持つ問題点を検証する内容である。前述した褒めることが、本人の成長を促すだけでなく、逆にプレッシャーとなり潰してしまう事、過度の承認欲求で自らの精神が縛られてしまう事など、その弊害や負の効果について様々な事例を挙げて検証していく。主には会社などの共同体内で起こった不正や自殺、離職などの問題である。これを読むと褒めることを習ってきた私にも普段の人との接し方に注意しなければならないふしが沢山ある事に気づく。自分が経験したプレッシャーもそうであるし、過度の期待は本人を潰してしまう事にも繋がりかねない。とは言えある程度の期待がなければ人は成長しないし、やり過ぎは慢心を産むしと、中々バランスをとった褒め方は難しいのであるが、そこにヒントをくれるのが本書である。期待をしつつ本人の能力や成果に見合った具体的な内容について、過度に受け止めない様な事の大きさを抑える工夫。文字にしていても難しいが、ビジネスパーソンなら、やはり周囲の人間とその特性や個性、能力をじっと見つめて観察する以外には無いなと改めて感じさせてくれる一冊である。
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タイトルの通り承認欲求に関する本。うまく向き合っていくために。 メモ ・パッキングより販売員の方が不満が少ない。客から日常的に承認を得ているので。 ・認められるために本能的にリスクを冒す ・承認欲求をコントロールできない場合がおそろしい
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承認欲求って、認められる為に努力し、モチベーションとなり、さらなる高みを目指すようなプラスのイメージを持っていた。だから褒める事=いい事だと思っていた。 しかしこれがマイナスに働いてしまうと、自殺やうつ、過度なプレッシャーからの不祥事などに繋がるという著者の分析が目から鱗だった。
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承認欲求はかなりめんどくさいな。 私にももちろんある。 認められたいが、認められたら今度はその評価がなくならないように気にしてしんどくなる。 私事ではありますが、この4月で比較的早くして係長に昇任し、嬉しいものの、それと同時に係長はこうあるべきだとか、係長としての見られかたとか...
承認欲求はかなりめんどくさいな。 私にももちろんある。 認められたいが、認められたら今度はその評価がなくならないように気にしてしんどくなる。 私事ではありますが、この4月で比較的早くして係長に昇任し、嬉しいものの、それと同時に係長はこうあるべきだとか、係長としての見られかたとかが気になることがありそれは多少はプレッシャーとなっている。 他人は思ったより自分のことを気にしてないだとか、自分は自分だとか、他者が自分のことを評価するのは他者の課題だから自分が気にすることではないだとかいうことを言い聞かせて日々過ごしている。
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承認欲求はSNSなどのネガティブなイメージがあるが、主に組織内における承認欲求のマイナス面について書かれている。 パワハラ、いじめ、引きこもり、問題の隠蔽、過労自殺などの社会問題が承認欲求によって説明できてしまうという筆者の着眼点に感心した。 褒めることにデメリットはないと思...
承認欲求はSNSなどのネガティブなイメージがあるが、主に組織内における承認欲求のマイナス面について書かれている。 パワハラ、いじめ、引きこもり、問題の隠蔽、過労自殺などの社会問題が承認欲求によって説明できてしまうという筆者の着眼点に感心した。 褒めることにデメリットはないと思っていたが、逆に相手にプレッシャーを少なからず与えている場合もあることを学んだ。 確かに逆の立場なら、”期待に応えなくては・・” ”がっかりされたくない”といった想いがよぎることは否めない。 そう思うとアスリートなどの抱える(抱えさせられる)プレッシャーは相当なものだと改めて実感した。 オリンピックではマスコミがメダルの期待がかかる選手を持ち上げることで、過度の期待で、選手が本来の能力を本番で発揮できないことはよくある話で、周りが才能を潰しているようなものだと感じた。(メンタル面の強化もトレーニングのうちともいえるが・・・) 参考になったのは以下の部分。 一つの集団や組織に存在意義をもたず、SNSではなく、もう一つの世界を持つ。 →一つだけの世界だけだと逃げ場がなくなった時、追い詰められる。他の世界を持つことで、自分の別の面を発見することもありそうだと感じた。 褒める場合は、 努力ではなく潜在能力を褒める。 個人の成長に対して褒める。 第三者の評価を添えて褒める →上っ面ではなく具体的に、自分を見て 褒めてくれているのだなと感じる(相手の承認欲求が満たされる)ように思う。 結局は、何事もほどほどに・・という言葉に尽きる気がした。
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SNSが発達したことの弊害ともいえる承認欲求が、現代の日本の問題としてどう顕在化しているのか? 具体的な事例に基づいて理解し、承認欲求を求めるものたちの心理感を理解できました。
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承認欲求が満たされれば、逆にその面での危険やリスクを伴うということがよく書かれたものです。 社会的地位が高い人でも、1つのミスで自殺に追い込まれるなんて言うことがあるそうです。
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