盤上に死を描く の商品レビュー
遺体のそばに落ちていた将棋の駒が示すものとは? 被害者たちの意外な?がりとは? そして、事件が描く驚愕の構図とは? 老人連続殺人事件の謎を、捜査一課の女性刑事・水科と佐田が詰める!
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最後まで面白く読ませていただきました 詰め将棋はよくわかりませんが 面白かった まさか詰め将棋シリーズ化は無いでしょうが期待したい この作品は正に作者其の者ですね
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詰将棋という世界は純粋に面白いと思った。中盤からラストにかけて展開が粗いかなと。キャラクターも、もっと濃くてよかった。読後感はいまいちスッキリしなかった。
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詰将棋はよく分からないけど面白かった。 水科の推理からの展開がちょっと無理があるような気もしたけど、お話だからまぁいいか…。 「このミス」大賞シリーズはバラエティに富んでいつも楽しいから好きだー
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高齢女性が狙われた連続殺人事件。現場には何故か将棋の駒が残されていた。それ以外に被害者に接点はなく捜査は難航。それを嘲笑うかの様に事件は続く。ミステリと詰将棋の好きな女性刑事水科は捜査の過程で事件のある一点から全体像に気付く…。一旦解決してからの捻り方が強引な気がするけど概ね纏ま...
高齢女性が狙われた連続殺人事件。現場には何故か将棋の駒が残されていた。それ以外に被害者に接点はなく捜査は難航。それを嘲笑うかの様に事件は続く。ミステリと詰将棋の好きな女性刑事水科は捜査の過程で事件のある一点から全体像に気付く…。一旦解決してからの捻り方が強引な気がするけど概ね纏まってる印象。全体像も綺麗だけど基礎知識ないと面白さ半減か。愛知が舞台で時々方言が入ったりなので土地勘あるとまた楽しめるかも。ただ相棒になる佐田刑事が最後まで謎な存在。イケメンのポエム好きとかキャラは立ちそうなのにどうも存在薄い。
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連続殺人 遺体には将棋の駒 女刑事・水科が将棋の駒から事件の真相に迫る その流れが楽しめました
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将棋+ミステリ。 この組み合わせに興味を覚えて購入。 将棋プロの天才的な頭脳で完璧なアリバイトリックが!的な話かと思いきや、将棋は将棋でも詰将棋の話だった。 詰将棋界の話はまったく知らなかったのでそのあたりの話はなかなか興味深かった。 ミステリとしてはいわゆるホワイダニットの話...
将棋+ミステリ。 この組み合わせに興味を覚えて購入。 将棋プロの天才的な頭脳で完璧なアリバイトリックが!的な話かと思いきや、将棋は将棋でも詰将棋の話だった。 詰将棋界の話はまったく知らなかったのでそのあたりの話はなかなか興味深かった。 ミステリとしてはいわゆるホワイダニットの話で、そこに詰将棋が絡んでくる。 おそらく主人公が気づいたタイミングで読者も「そういうことか!」と気づく展開。 ありそうでなかったいい設定だと思う。 この一発ネタでこのミスの賞をもらったのだろうし、読者的にも満足。 それ以外の部分で若干物足りなさを覚えるけど、このネタを思いついただけで十分でしょう。 ただ、エピローグはどうか。 仕事で組んだだけのおっさんが年下の女性にポエムを送ってくるって正直気持ち悪くないですか?w 自作の詰将棋だけにしといて、女性側が今度会ってみようかな、くらいにしたほうがよかったのでは・・・。 いや、おれもおっさんなので「全然ありですよ」って言うならいいんですけど。
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- ネタバレ
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お勧め度:☆6個(満点10個)。詰将棋というちょっとマニアックなモチーフに戸惑うけど、内容的には面白い展開だと思う。ただ、あまりにも詰将棋用語とでもいうのか、少し分かり辛かった。それと、犯人の動機が理解しづらいしインパクトが弱い気がする。将棋に関するミステリーはよくあるけど、こういう方法もあったのかと思わせる流れだけど、なぜだか共感ができない。それと、前タイトル「殺戮図式」の方がよかったのではないかと思うのは、私だけだろうか?どうしても、将棋と関連つけたかったのではないかとも思うけど。
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主人公の女性に関する表現に関してはいまいち。詰将棋を知っている人は楽しめる作品だろうと思うが知識のない人間にとっては作品の価値は半分しか理解できず残念。
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詰将棋をモチーフにしたミステリー。 名古屋で71才になる老人が殺された。何者かによる絞殺と見なされた。 なぜか、遺体は、将棋の駒『歩』を手に持ち、『銀』をポケットに入れていた。 担当するのは、県警捜査一課の水科 優毅(みずしな ゆき)と、所轄署の佐田 啓介(さた けいすけ)。...
詰将棋をモチーフにしたミステリー。 名古屋で71才になる老人が殺された。何者かによる絞殺と見なされた。 なぜか、遺体は、将棋の駒『歩』を手に持ち、『銀』をポケットに入れていた。 担当するのは、県警捜査一課の水科 優毅(みずしな ゆき)と、所轄署の佐田 啓介(さた けいすけ)。 そして、2人の巡査部長を始め、多くの捜査員が容疑者を探すが、一向に真相が分からない。 やがて、発生する第二・第三の老人を狙った事件により、連続殺人事件の様相を呈する。 果たして、老人たちに共通するものは何なのか? さすがに、年令・男女・駒で、詰将棋が出来るとは! ビックリです。 実は、水科巡査部長は、詰将棋のマニアであった。 そして、真犯人が浮かび上がるが、水科巡査部長は、何かスッキリしなかった。 さすがに、二転三転する流れの先は、 読めませんでした。 ストーリーは、意外性のあるもので、展開もスピーディーだったのですが、動機と結果(連続殺人)が、ややしっくり繋がらない感じがしました。
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