ブロックチェーン の商品レビュー
ブロックチェーンとは何なのかが分かったが、完璧に分かった感じがしない なんというか、セキュリティの話が入ってこなかった
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ブロックチェーンとは何か?という問いに対して、たいへん丁寧に説明がなされている一冊。 本書を読んだ上での私の理解が正しければ、第三者による複製が簡単に行えるインターネットの世界において、Winnyに代表されるP2P機能によって情報の信頼性を担保するための技術がブロックチェーンであ...
ブロックチェーンとは何か?という問いに対して、たいへん丁寧に説明がなされている一冊。 本書を読んだ上での私の理解が正しければ、第三者による複製が簡単に行えるインターネットの世界において、Winnyに代表されるP2P機能によって情報の信頼性を担保するための技術がブロックチェーンであり、その仕組みを利用している代表的なものがビットコインをはじめとする仮想通貨である、ということになる。 そのあたりの技術的な部分をイチから知りたい人にとっては格好の入門書になると思う。 本書の初版は2019年で、当時はブロックチェーンの技術がインターネットの登場以来の画期的なイノベーションとして業界内でかなり盛り上がっていたみたいだけど、今はどうなっているのかな。
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『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』を読んでブロックチェーンについてより詳しく勉強したいと思い購入。 改めてビットコインの制度設計は良くできてるなぁと感心。報酬がなければ(その報酬が貨幣として価値が担保できるものでなければ)トランザクションの検証なんて面倒なこと誰もやらないな...
『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』を読んでブロックチェーンについてより詳しく勉強したいと思い購入。 改めてビットコインの制度設計は良くできてるなぁと感心。報酬がなければ(その報酬が貨幣として価値が担保できるものでなければ)トランザクションの検証なんて面倒なこと誰もやらないなと思った。 ブロックチェーンの課題について論じられた第5章と終章が特に興味深かった。 ブロックチェーンの長所は不特定多数の信用ならない参加者がいてもデータの信頼性は保ちつつ運営できる点で、このうちどれか一つでも当てはまらなければ無理にブロックチェーン使わずに既存のサービス(リレーショナルデータベース)でも良いのでは、というのは世の中の多くのビットコインを使ったサービスに言えることだろう。
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ブルーバックスのブロックチェーン本。 私はブロックチェーンをこの本で最初に学んだ。さらっと流して表面を知るには十分と思った。 ブロックチェーンが流行ったのはなぜか、なぜブロックチェーンは誤魔化せないのか、といった技術的側面をざっくり知ることができる。 今後、ブロックチェーンとそれ...
ブルーバックスのブロックチェーン本。 私はブロックチェーンをこの本で最初に学んだ。さらっと流して表面を知るには十分と思った。 ブロックチェーンが流行ったのはなぜか、なぜブロックチェーンは誤魔化せないのか、といった技術的側面をざっくり知ることができる。 今後、ブロックチェーンとそれにまつわる技術などをもっと知っていきたいと思いました。
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★ブロックチェーンの仕組みがわかる。特にハッシュ計算の説明が丁寧。ブロックチェーンが万能の技術ではないこと、長所の裏返しで適さない業務があることが強調されている。
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ブロックチェーン、暗号資産についての基礎的な知識を記載。平易に説明されており、わかりやすい。 著者も指摘するように、ブロックチェーンが今後どう発展するのか、結論は出せない。一度走り出したら止まらない。 マイニングによるエネルギーの莫大な消費、暗号資産がマネーロンダリングに使わ...
ブロックチェーン、暗号資産についての基礎的な知識を記載。平易に説明されており、わかりやすい。 著者も指摘するように、ブロックチェーンが今後どう発展するのか、結論は出せない。一度走り出したら止まらない。 マイニングによるエネルギーの莫大な消費、暗号資産がマネーロンダリングに使われることへの対策、等の問題は解決策がない。 読了60分
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面白い書籍だった。曖昧だったブロックチェーンのしくみや、なぜ、改竄が不可能であるか、実際にどうやってトランザクションが承認されるのか、得意なこと(管理者を信用できないデータの記録)と限界(インセンティブ付与という難題、システム変更の困難性、結局中央集権的性質が必要になるがそれなら...
面白い書籍だった。曖昧だったブロックチェーンのしくみや、なぜ、改竄が不可能であるか、実際にどうやってトランザクションが承認されるのか、得意なこと(管理者を信用できないデータの記録)と限界(インセンティブ付与という難題、システム変更の困難性、結局中央集権的性質が必要になるがそれなら中央の管理者を信用して別の既存のしくみで管理する方が合理的であること、マイニングに膨大な資源が無駄に浪費される)について、非常に平易でわかりやすく説明されていた。 インターネット同様に、強力な支配者を生み出すインフラツールの一つになるのではないかとの著者の警鐘に同意する。
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これは良書である。 ブロックチェーンについて世間一般よりは理解しており、実務や趣味で扱ったこともあるが実は本質的にはよくわかってないんだよね、、、という(私のような)非専門家にとって得難い入門書と言える。 「特定の管理者がいない状況、もっと言えば参加者すべて敵同士であるような油...
これは良書である。 ブロックチェーンについて世間一般よりは理解しており、実務や趣味で扱ったこともあるが実は本質的にはよくわかってないんだよね、、、という(私のような)非専門家にとって得難い入門書と言える。 「特定の管理者がいない状況、もっと言えば参加者すべて敵同士であるような油断のならない状況で、事前の取り決めに抵触するようなデータ処理を認めず、処理の透明性を確保し、かつデータの変更や改ざんが不可能であるようなデータ蓄積システム」(本文より)について、まず前半は主に既存の暗号システムと対比しながら、かつ「ハッシュ関数」というキーワードに着眼しながら純粋に技術的に解説してくれる。ここがすでに類書の「礼賛的な」解説書より読みやすい。 その上で、後半では「確かに素晴らしいアイデアと技術だけど相当ムダが多いし、そもそもどうしてもこれじゃないとダメ、っていう使い道ってそんなにたくさんあったっけ」という、ウェブ3.0についていけてないナウくないやつのレッテルを貼られることが心配で分かったふりをしていた素朴な疑問について、(しつこいが私のような)非専門家にとって非常にわかりやすい解説がなされる。 納得感があったのは、「『技術』には、おおむね『思想』がセットでついてくる」(p242)というあとがき部分。 ブロックチェーンは、それ自体は無色透明な技術のまとまりに過ぎないのだが、自立分散というワーディングともあいまって、新しい働き方、オープンで平等な枠組み、ひいては資本主義のオルタナティブみたいなほとんどイデオロギーにちかいような文脈で語られることには私も不思議さは感じていた。 取引相手が善意かどうかは保証しない、危険な相手とかかわっても取り消せない(いずれも本文より)、といった点を解消しようとすればおのずと公的認証を求めるようになる。 「、、、非中央集権の旗印であったはずの技術が、その発展の中でむしろ既存の権力者を強化する方向に働く可能性すらあるのだ。 我々は、インターネットで一度それを目にしたばかりである」(p240)。 どんな技術も使い方次第、当たり前のことを再認識できる本。
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ビットコインの仕組みに重要な技術としてのブロックチェーンという言葉は知っていたが、この本を読んで、とても理解ができた。 ブロックチェーンの肝となる「ハッシュ」については初めて知った。 本の展開が、初心者を置いてけぼりにはせず、理解しながら、半日程度で読了できた。
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さくっと読めて、技術だけにフォーカスして解説されているのでブロックチェーン技術のざっくりした理解にはよかった。 ただ前半分は既存の暗号技術などの解説なのと、後半もビットコインならではのトランザクションや送金の真正性検証の詳細などかやや薄かったと感じた。ブロックチェーン(BC)その...
さくっと読めて、技術だけにフォーカスして解説されているのでブロックチェーン技術のざっくりした理解にはよかった。 ただ前半分は既存の暗号技術などの解説なのと、後半もビットコインならではのトランザクションや送金の真正性検証の詳細などかやや薄かったと感じた。ブロックチェーン(BC)そのものではないものの、BCを利用した最大のアプリケーションであり、どのようにBCを利用してアプリを実現しているかもう少し明確な説明があると双方の理解が深まったのではないかと思った。
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