集団左遷 の商品レビュー
バブルが弾けて不動産業が絶賛不景気の時代 社内から50人の【仕事ができない】と烙印を押されているものが集団左遷され、在庫として余っているビル、一戸建ての契約を取り利益が出せないと集団解雇の瀬戸際に立たされる。 その中で本部長である篠田の日記に記された内容を所属長である滝川と当時...
バブルが弾けて不動産業が絶賛不景気の時代 社内から50人の【仕事ができない】と烙印を押されているものが集団左遷され、在庫として余っているビル、一戸建ての契約を取り利益が出せないと集団解雇の瀬戸際に立たされる。 その中で本部長である篠田の日記に記された内容を所属長である滝川と当時、総務として働いていた春子が読み当時を振り返って行くというのが大まかな内容だ。 滝川はその日記を読みながら、当時の日記の裏で何があったかを思い起こして行く。 読んでいた時、まさかストーリー仕立てなのではなく日記ベースというところに驚き、終わり方も少々打ち切り感があってもうちょっと深く掘り下げてくれたら...と少し残念な気持ちになった。 それぞれの人物のその後などが描けていたらよりおもしろかっただろうなと感じている。
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ビジネス系の小説好きなので読みましたが、最初からエンディングまでずっと主人公が苦労してそのまま終わりました。 何か色々な策を講じてどんでん返しかと思いましたが、後味悪く何の変化もなく終了です。
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途中までは好きなジャンルである職業物の要素がふんたんにあり、結末に期待しながら読んだが、まさか、まさかの結末に啞然とした。この作品の存在価値はどこにあるのかと憤る気持ち。序盤で仕掛けられた篠田の行く末のミステリーがなんのひねりもないまま提示されて驚いたし、悪者の横川は最後で後日談...
途中までは好きなジャンルである職業物の要素がふんたんにあり、結末に期待しながら読んだが、まさか、まさかの結末に啞然とした。この作品の存在価値はどこにあるのかと憤る気持ち。序盤で仕掛けられた篠田の行く末のミステリーがなんのひねりもないまま提示されて驚いたし、悪者の横川は最後で後日談的に評定さられ、中盤で物語の核となる裏切り者ときたら、その途中の底の浅い行動にまったく同情できぬ上、特に罰は受けずでイライラ。これが現実なのかもしれないがフィクションであれば気の利いた展開にして欲しいと思うが、30年近く前の社会情勢はこのような小説が求められていたのか。 流石に時代を感じられる箇所が随所に感じられ、その部分のみ感慨深く読むことが出きた。3年前によくこんな話が新装版として刊行されたものだと不思議に思う。終盤だけ加筆訂正してもよいのではとも思った。
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亡くなった旦那の日記と物語が交錯しながら進んでいく小説です。 不動産会社のできない社員ばかり50人を集めた特番部の責任者に命ぜられた篠田と部活の物語。 あまりパンチのない話しだったが、滝川と春子の恋話が微笑ましくよかった。
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ストーリーの進み方はワクワクさせてくれる。一人一人がだんだん好きになっていく中、最後がすこしあっけなく感じた。ハッピーエンドを期待しすぎた自分が悪いかな…
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ドラマの原作ということで手に取った。読み易く、展開も早かったので、最後のどんでん返しを期待。少し盛り上がりに欠けた気がした。サラリーマンの悲しい現実を描いた作品。
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以前、ドラマ化された原作。 ドラマでは銀行の話だったけど、原作は不動産。 リストラ要員の集められた部署で、奮闘する社員とそれを統括する本部長の篠田。 篠田を目の敵にしている副社長との激しいやり取り。 話は篠田の日記で進んでいく。 そこに何か思わせ振りな感じが… ラストはドラマとは...
以前、ドラマ化された原作。 ドラマでは銀行の話だったけど、原作は不動産。 リストラ要員の集められた部署で、奮闘する社員とそれを統括する本部長の篠田。 篠田を目の敵にしている副社長との激しいやり取り。 話は篠田の日記で進んでいく。 そこに何か思わせ振りな感じが… ラストはドラマとは違い、衝撃的… 2021.10.26
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ドラマ化されたくらいなので、 エンターテイメントな作品なんだろうなと 勝手に思って読み始めたせいで、 あとあじの心地悪さに驚いている。 あとあじが悪いのではない。ただ心地悪い。 一息ついた今、読みやすかったし、おもしろかったなと思ってる。 うん、おもしろかった。
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この後、どうなる、どうなる?と思いながら読み進めていったが、最後はさらっと終了。 ちょっと不完全燃焼です。
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最後が急いで終わってしまいました。日記と言うことを忘れて読んでいたら少しどんでん返しを喰らったかんかになり、笑ってしまいました。
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