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FACTFULNESS の商品レビュー

4.3

1534件のお客様レビュー

  1. 5つ

    728

  2. 4つ

    493

  3. 3つ

    181

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  5. 1つ

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2019/02/11

20190210読了。 人の物事の捉え方にバイアスがあり、事実を歪んで認識していることについて語った本。 世界のリーダー層ですらも世界の状況について正しく理解していない。ファクトをベースに語ろうという話。 現実的にはファクトをベースにとらえるのはとても時間がかかるし、メディア...

20190210読了。 人の物事の捉え方にバイアスがあり、事実を歪んで認識していることについて語った本。 世界のリーダー層ですらも世界の状況について正しく理解していない。ファクトをベースに語ろうという話。 現実的にはファクトをベースにとらえるのはとても時間がかかるし、メディアやSNSなどで抽象化、選択された情報をもって判断することが多い。また時間の制約上どうしてもそうなってしまう。 課題感としてはわかったけれども、じゃあどうしていくべきかというと難しい。 今後は情報の透明化が進むとよりデータにアクセスしやすいような世の中になっていったりするんだろうか。。。(今はオープンになっていてもアクセスする手間すら惜しんでいる)

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2019/02/11

世界の「今」について多くの人が誤った見方をしていることに警鐘を鳴らす一冊。冒頭のクイズで自分もそうであることに気付かされた(結果はチンパンジーよりはややマシレベル)。実際は世界は思っていたより良くなっているようだった。 そして誤った見方をしてしまう背景には10の本能があるといろ...

世界の「今」について多くの人が誤った見方をしていることに警鐘を鳴らす一冊。冒頭のクイズで自分もそうであることに気付かされた(結果はチンパンジーよりはややマシレベル)。実際は世界は思っていたより良くなっているようだった。 そして誤った見方をしてしまう背景には10の本能があるといろいろな事例を交えて(医師である著者の経験含む)紹介し、事実に基づいて世界を正しく理解することを教えてくれる。ここで知ったこともまた時が経てば変わっているだろうし、知識は常にアップデートしていかなくてはいけない。今後も繰り返し手に取って意識付けていきたい。 翻訳ものではあるけど、訳がとても読みやすいのも良かった。

Posted byブクログ

2019/02/11

自分も間違った認識を持っていることに気付かされた一人です。大量のデータのため全ては入ってこなかったけど部分部分で納得することが多かった。

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2019/02/10

世界を正しく見る習慣、とあるが 自分やその周りを見るにも役立つ、と気づかされた。 読んで終わり、ではもったいない! 実践していこう!(焦らずに)

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2019/02/10

地球温暖化など解決すべき問題はあるけど、世界はどんどん良くなっている。ただ、それを私たちが知らなかったり、悪いニュースに振り回されていふだけなんだなぁと納得させられた。世界はどんどん豊かになりレベル2や3の人が増えてくる。そのような人達のニーズをきちんととらえることがビジネスで重...

地球温暖化など解決すべき問題はあるけど、世界はどんどん良くなっている。ただ、それを私たちが知らなかったり、悪いニュースに振り回されていふだけなんだなぁと納得させられた。世界はどんどん豊かになりレベル2や3の人が増えてくる。そのような人達のニーズをきちんととらえることがビジネスで重要だと感じた。

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2019/02/10

例も多く読みやすい。これを読むと世の中を知りたいと思うと思う。「誰もが嘘をついている」と合わせて読みたい。

Posted byブクログ

2019/02/10

世界中の『いま』の事実を正しく捉える上で、自分たちが本能的にどんな過ちに陥るのかについて知る本。種として生き残るために授かったヒトとしての素質だったはずなのに、グローバルで多様化された社会で他者と共生し、共助をしていく上ではデメリットの方が多いというのはなかなか頭が痛い話。 また...

世界中の『いま』の事実を正しく捉える上で、自分たちが本能的にどんな過ちに陥るのかについて知る本。種として生き残るために授かったヒトとしての素質だったはずなのに、グローバルで多様化された社会で他者と共生し、共助をしていく上ではデメリットの方が多いというのはなかなか頭が痛い話。 また、メディアがその本能に働きかけているのは自覚があるし、その批判は「ごもっとも」と受け入れるつもりで読んでいたが、ハンスさんは冷静で、情報を受け入れる側に対する批判的な視点も忘れてなかった。ある意味でこれはメディアリテラシーの本だと思った。 訳者のひとことも心に刺さった。「自分は本能に支配されてた、と過ちを認められる社会へ」。私はこれだ、と思った。この種の過ちはかならず起こる。だから、過ちをした人を寛容しない社会ではなく、間違えてしまった人をしなやかに受け止めて、対話し、一緒に同じ道へ歩み戻るような流れを普通にしたいなと改めて思う一文だった。

Posted byブクログ

2019/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■思い込みはせずに、客観的なデータ、マクロ視点をもって世界を見なさい。 ◇世界の様々な統計を示し、マクロ視点で見ると意外と世界情勢は良くなっている。著者は過去色々な場所で、学者や起業家等に3択のクイズ形式出題したが、正答率が悪かった(3択なのでチンパンジーでも3匹に1匹が正解する。チンパンジーよりも出来が悪いと皮肉交じりに説明)。その理由は、10個の人間の本能があるからだと著者言っている。1分断本能、2ネガティブ本能、3直線本能、4恐怖本能、5過大視本能、6パターン本能、7宿命本能、8単純化本能、9犯人探し本能、10焦り本能。一言で言ってしまえば、偏見を持つな、思い込みをするなということ。客観的なデータで判断しろということだと思う。 ◇個人的に印象だった点は、「1分断本能」で先進国と発展途上国という「分断」する考えはすでに時代遅れな考えだということ。「分断」する考えは間違っていることを本の中では、「女性ひとりあたりの子供の数」のデータで説明されている。「女性ひとりあたりの子供の数は少なく死亡率は低い」グループと「女性ひとりあたりの子供の数は多く子供の死亡率は高い」グループに過去分断されていたが、今や「女性ひとりあたりの子供の数は多く子供の死亡率は高い」の数は全人口の6%、たった13カ国だけ。意外とどのようなケースにおいても中間層が多いということ。 ◇他に印象的だったデータとしては、現在の人口はアメリカ大陸:ヨーロッパ大陸:アフリカ大陸:アジア大陸=1:1:1:4だが、2100年頃には、1:1:4:5になっている。

Posted byブクログ

2019/02/09

本書では10の本能が定義されている。1分断本能・2ネガティブ本能・3直線本能・4恐怖本能・5過大視本能・6パターン本能・7宿命本能・8単純化本能・9犯人捜し本能・10焦り本能だ。ある情報を受けて何らかの判断を下したり、行動にでる時に、10の本能が刺激されていないか見つめてみること...

本書では10の本能が定義されている。1分断本能・2ネガティブ本能・3直線本能・4恐怖本能・5過大視本能・6パターン本能・7宿命本能・8単純化本能・9犯人捜し本能・10焦り本能だ。ある情報を受けて何らかの判断を下したり、行動にでる時に、10の本能が刺激されていないか見つめてみることが大切。私事だが、過去に思い当たることが多々あり、後悔した経験があるだけに大いに役立った。あと世界の未来は、自分が思い込まされている以上に明るいのだと思った。

Posted byブクログ

2019/02/09

とても内容のある読み応えがあった本である。 人には10の本能があり、それらを抑えることで世界の真実が見えてくる。最初に問いかけられた問題を初めて考えたときに世界は悪い方向に傾いてる、世界には裕福と貧困の二つに分断されているなど考えていたが、それらが全て自身の本能から起こる勘違いだ...

とても内容のある読み応えがあった本である。 人には10の本能があり、それらを抑えることで世界の真実が見えてくる。最初に問いかけられた問題を初めて考えたときに世界は悪い方向に傾いてる、世界には裕福と貧困の二つに分断されているなど考えていたが、それらが全て自身の本能から起こる勘違いだと気付かされた。

Posted byブクログ