わたしの幸せな結婚 の商品レビュー

顎木あくみ(著者)

2022/03/04

展開としては王道なシンデレラ系ストーリーだが美麗なイラストや繊細で細やかな美しさのある文章の雰囲気が全体を彩っていて面白かった。

2022/02/21

広告などで目に付いて気になってはいたものの、あまりにもベタな設定っぽくて積極的に読もうとしてませんでした、が、たまたま格安で手に入れたので読みました。結論、人はやはりベタな設定で良いんですね。虐げられた美人で実は能力ある主人公とそれを救う王子様役。シンデレラ、小公女セーラ、チャングム(韓流ドラマの多く)。王道設定万歳。あー、おもしろかった。異能があるファンタジーめいた世界観が二巻以降生きてくるのかな。

2022/02/15

王道のシンデレラストーリーって感じが大好き！

もともと漫画で好きだったから小説で出た時は嬉しかった〜

2人のほのぼのにこれからも癒されようかな〜

2022/02/06

なるほど和風シンデレラ。作者の「書きたいもの詰め込んだ」という言葉がよくわかる。シンデレラも父親って何もしなかったもんなぁ…。継母も異母妹もここまで主人公を邪険に扱えるのはある意味才能。
異能設定が薄いというか、やりようによってはなくても成り立つのでは？？？薄刃の異能が精神系とあったから「美世が無意識で自分を愛するよう清霞を精神支配してた」という話かと思ったけれどそれじゃ幸せな結婚じゃなかったわ。個人的には「異能で精神支配→支配していた（されていた）ことに気づく→煩悶→支配を解いて仄かに残る感情をお互いもちつつもお別れ（成長のステップ）」というお別れエンドが性癖。

2022/01/26

和製シンデレラストーリーという書店のポップに惹かれて購入。

サクサク読めるので、軽いものを読みたいときにオススメ

2022/01/21

広告に出てきたマンガで知りました。
マンガ試し読みをしたら好きそうな感じで、小説を借りることにしました。
夢の中の母親は実は未来の自分で、隠れた才能を開花させたりとか想像していましたが実際にはそんな話はありませんでした。

2021/12/17

ネットのレビューもよく、ずっと後ろ髪を引かれていたので思いきって購入。1巻は買ってよかった。

【和風シンデレラ】どこかの本屋さんのポップに書いてあった言葉。それだけで何となくストーリーが理解できるけど、シンデレラにない要素もあって楽しむことが出来た。

2021/11/27

話題になってたので読んでみました。
１巻だけではまだわからないのかもしれない…。
でも１巻を読んだ時点での感想は、うーむ。すごく読みやすいんだけどわたしの好みではないのかもしれない、って感じ。
なにが一番好みでなかったかというと、とにかく、いじめっ子の義妹と継母の描き方。
いやもう、この悪役がぺっらぺらに薄いんだよなあ。悪役がここまでどうしようもないザ・性悪だとさあ、萎えちゃうんだよね。
悪役にも葛藤を抱えていてほしいんですよ。こちとら、ええ歳したおばちゃんだから。実際にはそこまで薄い人間っていないもん。
主人公にとっていやな奴でも、多少は信念みたいなもの、もしくはいやな奴になってしまった背景みたいなものがあるはずなんだよ。それがほとんど描かれてないのが物足りないんだ。もう、モブみたいな小物感。下品なくらいに。
ホントに面白い話ってさ、悪役とか脇役の描き方がいいんだよ。
宮崎駿と宮崎吾朗の作品の決定的な差ってそこなんだよなあ。奥行きっていうか。

異能の設定も普通だしさ。旦那様、あやかし的な何かと戦ってるぽいけど、そこもふわっとしてるし。式神とか使うのもベタなやつ。まあそこは本筋じゃないのかもしれんから、ええんですけど。

んでもって、恋愛ものとしてもね、いじめられた健気な女の子がとんでもないスペックのイケメン王子に愛でられる、ってのもまあ、うむむ。そうすか。へえ。良かったやん。くらいの感想しかないという。
キュンキュンが来ないのはまあ、わたしがひねくれてるからなんでしょう。ええわかってます。
わたしは、泥まみれになりながらも自分の手足と頭を使って人生を切り開くような主人公が好きなんだろうな。
きれいなおべべ着せてもらって、お姫さま抱っこされてる女の子が多分あんまり好きじゃないんだな。
だってこの子、旦那様にご飯作ったりお弁当作ったりお裁縫したりしてるだけなんだもん。
でもどうせ秘められたすんげえ才能あるんでしょ？

それでも最後まで読ませてしまうのは、こう、はみ出さない安心感というか、ちゃんと、話の流れの良さみたいなものがあるから。飽きさせないの。
うまいと思うし、楽しくサラッとは読めるんだけど、ものすごく好き、たまらん、とかではなかった。
でも２巻も多分読んじゃう。そこがミソ。王道は強い。
だんだんハマるのかもしれないけど、いまのところはそんな感じでした。

2023/03/01

まさに和風シンデレラストーリー。
美世の心情や、幸次の美世に対する気持ちがとても切ない。泣ける物語です。

美世と清霞のこれからが気になります。
2巻目からも読もうと思います。

美世には幸せになってほしいです。

2021/10/28

主人公は美世。年齢は19歳。
物語の中では19歳では行き遅れ・・・って事は、明治か大正当たりの時代背景か。

異能の能力を持つ家柄に生まれながら、無能な美世。
政略結婚だった。
早くに美世の母は亡くなった。
継母と異母妹香耶との仲は最悪で、虐げられ。
下働きと同じような生活を強いられてきた。
そして、嫁ぐように言われた先は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、久堂清霞（きよか）。清霞も異能の能力者。
多くの婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主。
だが、それは実母の悪影響。

美世が一瞬笑ったのを 愛おしく 思えてしまった。
清霞の世話係 ゆり江 がまた名家の家に仕えてるだけあって頼りがいがある。
美世の事も彼是気を利かせて一緒に行動している。
少しづつ近くなる気持ち。

美世のどんどん可愛くなる雰囲気が清霞にはたまらないのだろう。
着物、櫛、帯、日傘、色んな物を揃える。
それは美世を婚約者として、妻として迎えるため。
ゆり江も協力的。
そんな時、美世は連れ去られてしまう。斎森の実家へ。
企てを知った辰石幸次(香耶の婚約者で、美世を慕ってた)は、怒りと供に異能を発揮するが成すすべがなく、父に反抗できず。
そこを兄に助けられる。
ゆり江の直後に来た幸次から詳細を聞いて斉森家へ車を飛ばす。
蔵に閉じ込められ香耶から「立場を入れ替えろ」と言われる。
初めて反論した美世。嫌だとハッキリと。
継母の暴力にも屈さず、縮こまらずに。
斉森家へ着いて、門を清霞が破壊。
斉森の父、辰石の父が揃って足止めをするが全く通じず。
辰石は幸次もろとも焼き殺すつもりで炎の異能を使うが、清霞の異能で飛び散り、斉森家に飛び火。
蔵までたどり着いた清霞と幸次は美世を助け出す。
斉森家全焼で、父や継母は地方へ引っ越し、香耶は奉公に出ると言う。
辰石の家は長男一志が引き継ぐこととなる。

そして、街中で清霞は美世に結婚を申し込む。
不束者ですが…と返す美世。

ずっと気になってた本、一気に読んじゃったw
うん、時代背景は大好きな時。
異能というファンタジーも嫌いじゃない。
もうちょっと、幸せになって欲しいなぁ・・・。