樹木希林 120の遺言 の商品レビュー

樹木希林(著者)

2022/02/27

読みやすい。
さくさく読めるのに、1ページ1ページ重みがある。

1人でいても2人でいても10人でいても寂しいものは寂しい。
物事を面白く受け取って、あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。
幸せは常にあるものではなく、自分で見つけるもの。
全てのものこうでなければならない、ということはない、ミスを活かそうと思ってやってきた。

ほんとそれやなと思う。

2021/06/21

2021年6月21日
あっというまに読了。
深い言葉がたくさん。
有名人でありながら、この個人主義の徹底ぶりはさすが。
たとえば
私の顔。これはミスしてできちゃったわけですよ。でもこのミスを生かそうと思ってやってきた。
死ぬか生きるかどっちかにしての娘さんの言葉
役作りの努力もしないタイプ
などこの人ならではの言葉が深い。

2021/06/08

どの言葉も素晴らしい。
樹木希林さんという存在は本当に異質だったと思う。
彼女は彼女でしかありえない。

賢い方だったな～いろんな番組で見てても、一言一言がずば抜けてた。
希林さんのようにブレずに生きたい。

2021/04/26

『死』に関しては、幸せな死に方だったのだろうと思う。死にたいして受け止める時間が充分にあられたから。

死生観についてたくさんの思いを書かれている。
あんな風に逝けたら、と本を手にした方も多いと思うが、死といっても

自殺、他殺、事故、子供に先に死なれる等等等
それは壮絶で美談でもない死に方も当然山程あるわけで。
いくら樹木希林さんのように美しく死を捉えていても、必ずしも今日までの人生上出来でしたと言えるわけではない。

なぜかそんな部分に気づいた本でした。

2021/04/07

う～～～～ん、深い。。。裕福な家庭に生まれ、ひょんなことから女優を目指し、その後は女優として着実なキャリアを積んでいく中、最初の結婚・離婚、そして破天荒なロックンローラー・内田裕也さんとの出会いと結婚。晩年は闘病生活を送りながら女優業を続けた樹木希林さん。120の遺言は”生・病・老・人・絆・家・務・死”の8章で構成され、ウィットに富んだり、達観したり、兎に角、深いです。樹木希林さんの方をあまり御存知でない方も是非、読んでみて下さい♪

2021/03/24

物を持たないことの豊かさ
人と比べない、自分と向き合う幸せ
何を大切にしたいのかを今一度考えようと思わされた一札。

2021/02/17

ふと目にした「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」という希林さんの言葉が好きで、他にはどんな言葉を使っていたんだろうと興味があり手に取ってみた本。硬い頭の人間だから、いい意味で気が抜けた。
亡くなった後にこんな本が出てること、今の世界の状況、希林さんならなんて言うかなと思った。

2021/01/28

若い時、たとえば、今の自分と同じ歳で、こんなことを考えていたんだと思うと、すごいなあと思う。
悠々と自分らしく生き抜いてきた軌跡を見せてもらっているようで、楽しかったです。
豪華な写真も見所でした。

2020/12/09

なんか似てるとか同じとかそういうことで比較、評価はしたくないんだけど、思考の根底が同じな気がする、、いや、みんな多分同じなのかな
この女性が自分を面白がって、経験して、上手に言葉にしてくれた
そんなことの覚悟が多く書いてあった

2020/11/11

ガンになって良かった、死ぬ準備が出来る、物は、最後まで使い切ってから捨てる、例えば布物も切り刻んで雑巾として使ってからとか、はっとさせられる言葉が綴られてる。樹木希林さんて、人生を達観していたんだなぁと思う。それと自分の人生に悔い無しって感じ。こんな風に生きられたらどんなに素敵だろう。