しびれる短歌 の商品レビュー
図書館で借りて。 短歌くださいで見た歌が結構出てくる。 最後の穂村さんと東さんのお互いに似せた短歌とその解説が面白い。「これは私はやらない」とか。 歌人の活動について、どうやって歌集を出版するのかという箇所も興味深かった。
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若手の作品中心で、新鮮味のあるラインナップ。とはいえベテランも登場し、勉強になります。豊富な作例から、ポスト俵万智の今の短歌の空気がわかる本。
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両歌人が個人的な好き嫌いも交えて、リラックスした感じで評論しているのが新鮮でした。 ただ、私個人的としては「しびれる短歌」が少なく、それが残念でした。
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東氏と穂村氏が古今の歌をジャンルで分けてトークしながら紹介してくれる。 やっぱり恋の歌は基本ですね。そこから派生した夫婦の歌の違いも面白かった。
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ラジオで若手の作家さんの短歌を知り、そこから興味が湧いて手にとってみる。ツイートの140文字の制約なんてかわいいレベルの5・7・5・7・7。ひとつの言葉がもつさまざまな顔をみることになり、想像力も掻き立てられてすごいなと。 恋愛や愛についての歌は、やはり女性のほうが滑らさがあっで、身体に関しての描写はとくによい。 あと、時間や食に関する歌も面白いものが紹介されてました。気に入ったものをのいくつか共有。 午後28時の人と隣合い電車にゆられてきる午後4時(亜にまさん) ・2回目の死を待つ肉のために鳴るタイムセールの鐘朗らかに(岡野大嗣さん) ・箸立てにまだ立ててある妻の箸かたりと動く箸取るたびに(岩間啓二さん) ・(7×7+4÷2)÷3=17 (杉田抱僕さん)
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おなじみの二人で短歌についていろいろ話すというもの。いろんな短歌があるよなーと思う。あとどうやったらプロの歌人になれるのか、というのが面白かった。自費出版で歌集を出さなきゃいけないなんて大変だよなー。
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おなじみ東直子と穂村弘の短歌対談というか短歌漫談というか。東があとがきに書く通り、「わざわざ型にはめてコンパクトな詩型にしたのに、それを何時間もかけて語りあって読み解こうとする」という楽しさが全てであろう。同好の士が集って過去の名作や最近の話題作についてあれこれ意見を闘わせるのは、どのような分野であっても楽しいものだが、こと短歌となると、共有しているものが目の前の三十一文字で全てなのだから議論の親密さが違う。久しぶりに積ん読になっている『シンジケート』でも読むか。
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このご両人に対し期待値高すぎるので うーん って感じ 既刊書よりインパクトすくなく「しびれる」ってほどじゃなかったかなー
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短歌と、著者お二人による解釈がセットで読めて、短歌初心者の自分でも楽しく読めました。そんな奥深さがこめられるんだなあとただただ関心。奥村晃作さんの作品がすきでした。短歌の世界独特の文化も紹介されてて新鮮でした。
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これも短歌?と、先入観をぶち壊す セレクション。 こんな歌あるよ、って周囲と話すのも 楽しい。 通して読むと、歌人に必要なのは 人と違った角度から切り取る視点なんだな、 と思った。
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