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福岡市を経営する の商品レビュー

4.2

67件のお客様レビュー

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2019/04/08

前書きにもあるように、この本はチャレンジをしようとしている人への高島市長からエールです。背中を押してくれる内容です。 数字を意識し結果を出し続ける、データをもとに戦略を練って挑む、彼の取り組みの一つです。 スタートアップを招き、テクノロジーを活用するなど、攻めの姿勢、取り組み...

前書きにもあるように、この本はチャレンジをしようとしている人への高島市長からエールです。背中を押してくれる内容です。 数字を意識し結果を出し続ける、データをもとに戦略を練って挑む、彼の取り組みの一つです。 スタートアップを招き、テクノロジーを活用するなど、攻めの姿勢、取り組みが随所に見られます。 個人的には、「変えるには、まずやってみせるのが一番早い」の下りが好きです。

Posted byブクログ

2019/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【書評】恐れず挑戦する人こそが、成功する 『福岡市を経営する』 「福岡市はここ数年で本当に変わった」 福岡出身の友人から上記のような声をよく聞く。 若手市長が何を考え、どのように市を変えたのか。 私は気になり、本書を手に取ってみた。 高島氏の尊敬できる部分として「スピード感のある実行力」が挙げられる。 2016年に起きた福岡市の陥没事故も、市長の判断スピードと実行力により素早い復旧がなされた。 まず実行してみて、そこから修正していく。 変化が早いこれからを生きるためには、どの仕事でも「スピード感のある実行力」は必要になってくるだろう。 また、とにかく小さく結果を出したという点も尊敬できるところだ。 人から信頼を得るためには、結果を出すのが最短ルート。 だが素人からチャレンジすることは、すぐに大きな結果は出せない。 だからこそ自分ができる範囲で、まず小さな結果を出していく。 そうすることで信頼に繋がり、次のステップに進むことができる。 高島氏はアナウンサーを辞め、政治家という道を選んだ。 はじめや1章に悩みや苦しみが記載されているが、「変わる」「挑戦する」ということは「不安」や「痛み」を伴うのだ。 それでもチャレンジできたのは、高島氏の「夢への熱い想い」なのだと感じた。 私が高島氏の考え方に共感できるのは、上記の部分に繋がるところがあるからだろう。 最終章の高島氏からのメッセージが熱い。 「成功の反対は、挑戦しないこと。」 「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになる。 不安や痛みを恐れず、楽しみながらチャレンジできる人間こそが成功を勝ち取るのだ。

Posted byブクログ

2019/02/20

世の中を知るため、タイミングこどに「政治」についての本は読むようにしてる。ビジネスの世界とは違うなあと思いながら、一方でビジネス的な感覚を取り込んだらもっと出来ることはたくさんあるのではないだろうか?といつも思う。 大前研一さんが「株式会社日本」なんて言っていた記憶があるけど、...

世の中を知るため、タイミングこどに「政治」についての本は読むようにしてる。ビジネスの世界とは違うなあと思いながら、一方でビジネス的な感覚を取り込んだらもっと出来ることはたくさんあるのではないだろうか?といつも思う。 大前研一さんが「株式会社日本」なんて言っていた記憶があるけど、まさに巨大な企業みたいなものだろうなぁ。 福岡市の躍進は目覚しい!その秘密を表から裏からみたような気がする。ビジネスパーソンにもすごく刺激のある一冊。

Posted byブクログ

2019/02/20

「リーダーは決断するのが仕事です。」 本書の中では市長当選後は割と順調に市政が進んだかのようにテンポよく語られていますが、現実は変化を求められることへの根強い反発や既得権益層との厳しい戦いなど、決して楽な道のりではなかったと思います。(敢えてそういった泥臭い部分を多く語らないと...

「リーダーは決断するのが仕事です。」 本書の中では市長当選後は割と順調に市政が進んだかのようにテンポよく語られていますが、現実は変化を求められることへの根強い反発や既得権益層との厳しい戦いなど、決して楽な道のりではなかったと思います。(敢えてそういった泥臭い部分を多く語らないところに好感を持ちました) 前市長は、市の負債を縮小するなど、それなりの実績を残しており、再選を決定的に危うくするほどの失政は無かったようです。それでも当時の国政や中国漁船事件の対応など、民主党政権に対する不信感は大きな逆風となり、知名度こそあれ政治経験ゼロという未知数の36歳の若者を大きく後押ししたことも事実だと思います。本当に何かを実現する人は、自身の才能や努力だけでなく、そんな時の運をも味方につける天賦の才能を持っているのではないかと思いました。 すでにこれまでの経験則や既成概念は通用しない世の中です。日本をここまで豊かな社会に成長させてくれた先人に尊敬の念を持ちつつも、これからの時代を牽引する若きリーダーの一人として、今後もどんどん「決断」して欲しいと思いました。 個人的には「命のバトン」の件(くだり)がとても心に残っています。 … それはコツコツとした地道な仕事を通してでもいいし、世界を変革する起業でもいい。また次の世代を担う子孫を残すこともひとつの命のつなぎ方ですし、生き様を記憶として次の世代へ残すこともできるかもしれません。(p252) 自分はどんな形で命のバトンを繋ごうかな。

Posted byブクログ

2019/02/08

・日本社会に最も足りないダイバーシティは「意志決定層に、若者がほとんどいない」こと。 ・「全員」と「全体」を考える。「平等」と「公平」を区別する。 ・決めることが、政治家として一番大切な仕事。 ・シンプルさこそが、発信力をあげる鍵。 ・スピードは最大の付加価値。 ・リーダーは、絶...

・日本社会に最も足りないダイバーシティは「意志決定層に、若者がほとんどいない」こと。 ・「全員」と「全体」を考える。「平等」と「公平」を区別する。 ・決めることが、政治家として一番大切な仕事。 ・シンプルさこそが、発信力をあげる鍵。 ・スピードは最大の付加価値。 ・リーダーは、絶対に「先が見えている」必要がある。トップランナーの目に何が映っているのかを共有させてもらう。 ・新しいビジネスを生み出すのは起業家。社会がそれを受け入れるかどうかを規定するのは政治。 ・経済人も政治を知る必要がある。

Posted byブクログ

2019/02/06

自治体職員や地方議員必読の書である。 改革を行う首長は、どのように考え、行動するか、非常に参考になった。 そして、首長、行政職員は、それぞれの役割をどう果たすかということも大いに参考になる。 また、高島市長は、アナウンサー出身ということもあり、「いかにわかりやすく伝えるか」という...

自治体職員や地方議員必読の書である。 改革を行う首長は、どのように考え、行動するか、非常に参考になった。 そして、首長、行政職員は、それぞれの役割をどう果たすかということも大いに参考になる。 また、高島市長は、アナウンサー出身ということもあり、「いかにわかりやすく伝えるか」ということにもこだわる。 現代の広報ツールにSNSは欠かせない。それぞれ、広報媒体の特色を生かし、どう市民に発信し、伝えるか。 危機管理発生時における事例も交えて、わかりやすく理解できる。

Posted byブクログ

2019/02/01

地元番組の人気アナウンサーから福岡市長に就任した現役市長が、どのようなことを考え、行動に移したのか。試行錯誤しながら、その時点の最善を尽くそうとして来られた様子が書かれています。 自分の役割を全うする。結果を振り返りながらさらに良いものを作っていくという姿勢が具体的でした。 ...

地元番組の人気アナウンサーから福岡市長に就任した現役市長が、どのようなことを考え、行動に移したのか。試行錯誤しながら、その時点の最善を尽くそうとして来られた様子が書かれています。 自分の役割を全うする。結果を振り返りながらさらに良いものを作っていくという姿勢が具体的でした。 どういう時に人は幸せを感じるのか。 幸せを感じるのは「今日よりも明日がよくなる」という「希望」があるとき。 逆に、不幸を感じるのは「人との違いを感じるとき」 希望を示していこうと、私自身も決意しました。

Posted byブクログ

2019/01/27

福岡が良くなっていくのがホントに良く分かる。 これからは公的機関の先鞭という感じが凄くします。 「税金を使って問題解決」は古い。 その通り! 税金を使う側の問題も当然あるんですが、税金を支払う側の気持ちも、今までより変わらないとダメな気がした。 お金(税金)を払っているか...

福岡が良くなっていくのがホントに良く分かる。 これからは公的機関の先鞭という感じが凄くします。 「税金を使って問題解決」は古い。 その通り! 税金を使う側の問題も当然あるんですが、税金を支払う側の気持ちも、今までより変わらないとダメな気がした。 お金(税金)を払っているからと、何でも公的な組織頼りにしてしまう、その民衆心理そのものを、責任転嫁の強い今の世の中、どうやって自分自身から変わっていくのかが、すごく興味あるテーマになりました。

Posted byブクログ

2019/01/23

高島市長になってから転勤して来たため、キャスター時代が分からないが、今の元気な福岡を創り上げたのは間違いなく市長の取り組みであり、天神ビックバンやますます活力のある街になってほしいし、一緒に盛り上げて行きたいと改めて感じた。

Posted byブクログ

2019/01/23

"日本という国は、それぞれ個性の異なる地方の総体であって、地方都市がそれぞれの個性で最高に輝くことで、結果的に、国が宝石箱のように輝くことができる。 つまり、地方都市をよくすることが、最速でこの国を変えることになるのだ。" 非常に勉強になる一冊だった。自分の住む街もこのような人が...

"日本という国は、それぞれ個性の異なる地方の総体であって、地方都市がそれぞれの個性で最高に輝くことで、結果的に、国が宝石箱のように輝くことができる。 つまり、地方都市をよくすることが、最速でこの国を変えることになるのだ。" 非常に勉強になる一冊だった。自分の住む街もこのような人が首長になってくれれば良いのに、そう思った人はきっと多いはず。災害支援時のネットワークを使ったシステム開発とか、ただ単に今までのアナログ的なやり方を批判するのではなく、実際に作って活用して、さらに他の機関にも展開しているのがすごい。空港があるが故のビル高さ規制の件にしても課題解決の為に必死に奮闘していることがよくわかる。そしてやはり、自分のしていることを他人に知ってもらうためにこの本書であったりSNSであったり媒体は色々あるが、とにかく「発信」をするということが極めて大事だと痛感した。

Posted byブクログ