わるい食べもの の商品レビュー
わるい食べ物というタイトルに惹かれて、初めて千早茜さんのエッセイを読む。 泣きながらご飯を食べたことがある人、について書かれていて私もこういう類の話が好きだなと再確認した。 幼い頃の味の記憶って残っているよなと思うし、大切にしたいなと思った。
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「おいしい」には裏がある。 なんて魅力的で気になる書き出しだろうかと思う。 私自身の食の起源はどこだろうか。 食にまつわる幸福やトラウマはなんだろうか。自分の身に照らし合わせ、こんなことあった、あったと懐かしく思いながら読み進める。 命の気配が強すぎる食材として生卵と牛乳に抱...
「おいしい」には裏がある。 なんて魅力的で気になる書き出しだろうかと思う。 私自身の食の起源はどこだろうか。 食にまつわる幸福やトラウマはなんだろうか。自分の身に照らし合わせ、こんなことあった、あったと懐かしく思いながら読み進める。 命の気配が強すぎる食材として生卵と牛乳に抱く苦手意識。 違う出会いをしていたら愛せただろうか…とまで幼少期の著者を苦しめた牛乳の存在。 味覚の変わったタイミング。 ショーケースに顔を近づけて、初めて自分でケーキを選んだ時の高揚感。 大人になり、沢山の料理や食材に触れることで広がる世界。 懐かしさと美味しさは完全には一致しないのだと、このタイミングでなるほどと納得させられた。 単に「食」とひと言で言っても、エッセイとして綴るその物語は多岐にわたる。 美味しかった、初めて食べた、そればかりではない。著者の子供の頃の苦労や、今も納得できていないことすべてが今の彼女を作っているのだなぁと思う。 ひとりで食べる穏やかさも、誰かと食べる心地よさも、生きている時間に力を与え、時には傷まで癒してくれる存在なのだとしみじみと思う。 そしてたびたび登場する、担当であるT嬢とのやりとりも潔さが爽快で二人の相性の良さがうかがえる。 決してブレない彼女と、伸び伸び執筆する著者。 可愛らしいというのか、お茶目というのか。 美味しさと幸福さがキュッと詰まった、直木賞作家のエッセイ集。
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クセ強の考え方の千早さんが面白くて一気読み。 O部長とのやり取りはなんか憧れさえするし、暴飲暴食は想像を超えてるし、パンを投げたいっていうの誰かも言ってた気がするし、一緒!と思うこともあるしこんな考え方の人もいるんだって思うとこもあって続きも早く読みたい。
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牛乳やコーヒーが苦手 甘いモノ大好き ひたすら暴食し、B級グルメにひた走る 欲望のままに食べまくる姿は 圧倒的で笑いさえ出てくる 気楽に読めるエッセー集
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読んでるだけでおなかいっぱい!笑 『わるたべ』最新刊から読んでしまったが、そこで『大人になった』と書かれていたようにこの当時の千早さんの食いしん坊さがすさまじい。 おもしろいなぁ。夢中になって読んでしまい、そして無性に甘いものが欲しくなった午前1時。
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食に関するエッセイの連載をまとめたもので、食に対しての千早さんの並々ならぬ情熱が伝わってくる。 常々、小説家って食に関して一家言ある方が多いな、と思っていたけれど、その理由のひとつが今回わかった気がする。
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p27 違う出会い方をしていたら、愛せただろうかと、ときどき思う。 牛乳の話。 牛乳の話なのに、なんだか思い笑 生卵といい、“命の気配が強すぎる食材”という表現の仕方?感想?に驚いた。 どちらも好きな私は、 命の気配が好きなのだろうか…
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お気に入り文章⇩ 近年、小説について、共感できない、という感想をよく見る。まあ、そうだろう。共感なんてそんなに簡単にできるわけがない。小説とは自分の知らない世界や価値観を知るためにあるのだから、それでいい、とも思う。 けれど、無数の本の中にまるで自分の半身のような物語に出会えたら...
お気に入り文章⇩ 近年、小説について、共感できない、という感想をよく見る。まあ、そうだろう。共感なんてそんなに簡単にできるわけがない。小説とは自分の知らない世界や価値観を知るためにあるのだから、それでいい、とも思う。 けれど、無数の本の中にまるで自分の半身のような物語に出会えたら、それは人生を支える宝物のひとつになる。たった一人でいい。私の物語でそんなことを感じてくれる人がいれば、物語に救われた恩を返せると信じている。
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食べもの、いいよな…という気持ちになった。 食べものっていいですよ。 食べることが大好きなんだと思う。 mind your own stomach 猫と泣き飯 なますにしてやる カレーパン征服 がお気に入り。 おやしらず、こえー。
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面白かった〜! エッセイ得意じゃないのだが、くどうれいんのエッセイは好きで、もしかして食のエッセイが好きなのかも?と気づいた。 千早茜、エッセイまで面白いとは本当にお見事。 とりあえずレモンの蜂蜜漬けをつくりたい。
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