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死刑囚最後の日 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/03/25

レミゼラブルの作者ということで読んでみました。 こう言った場で感想書くのも初めてなので文才はないと思います苦笑 ある囚人の死刑執行までの物語。 古典ならではの独特の表現に?となりながらも言わんとしてることはわかる! 何より驚かされるのは作者が体験したかのような細かい情景の描...

レミゼラブルの作者ということで読んでみました。 こう言った場で感想書くのも初めてなので文才はないと思います苦笑 ある囚人の死刑執行までの物語。 古典ならではの独特の表現に?となりながらも言わんとしてることはわかる! 何より驚かされるのは作者が体験したかのような細かい情景の描写。 実際に取材したのであろうか? 特に執行までの生に対する放棄や執着がコロコロと変わる描写は死刑囚の精神的な不安定さを感じる。 刑場まで溢れんばかりの群衆!群衆! 当時の民衆にとっては娯楽であったのだろう。 王政に対する不満の捌け口か? そのための公開処刑か?または見せしめか? この主人子はどんな名前で何をして死刑となるのかの描写が一切なく、執行までの流れや心情にフォーカスした作品。 うーん。重い。。。

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2024/10/13

ワタクシの第二の故郷フランスを代表する作家ヴィクトル・ユゴーの『死刑囚最後の日』です ある死刑囚の死刑執行に至るまでの苦しみを克明に描き、死刑制度廃止を訴えた作品 ユゴーと言えば皆さんご存知『レ・ミゼラブル』ですが、こちらもやはりジャン・バルジャンと言う盗っ人野郎の贖罪の物語...

ワタクシの第二の故郷フランスを代表する作家ヴィクトル・ユゴーの『死刑囚最後の日』です ある死刑囚の死刑執行に至るまでの苦しみを克明に描き、死刑制度廃止を訴えた作品 ユゴーと言えば皆さんご存知『レ・ミゼラブル』ですが、こちらもやはりジャン・バルジャンと言う盗っ人野郎の贖罪の物語と言えなくもない ユゴーは罪人に甘いのー 馬鹿たれ!そんな単純な話ではないわ!(# ゚Д゚) まぁジャン・バルジャンは飢えを凌ぐための犯罪なので、むしろ社会が悪い!がユゴーの主張なんだがそれはとりあえず今置いておきます 『死刑囚…』な うーん まぁ、皆さんご存知の通りすでにフランスでは死刑制度は廃止されてるわけだが どうなのよ?死刑制度? 日本にはあるわけだが、どうなのよ? うーん わいは正直、制度自体はあっていいと思うんよな たぶん日本人の多くはそう思っていて、だからこそ制度として残っているわけだが ただ、やはりね世界的には超少数な死刑制度を持つ国の国民だからこそ、こういう本なんかを積極的に読んで自分の考えをしっかり持つべきだと思うんよね と言いつつふわふわしてますが

Posted byブクログ

2024/08/25

死刑に関して深く考えたく手に取ったというよりは、パリオリンピックもあり図書館でフランス文学をしばらく借りていた中で何となく借りた。 本文は比較的短く、序文(後ろにあるが)、解説がかなりをしめる。 被害者側の家族の心情を考えてしまうと罰の点が気になるが、本書においては罰するのは神...

死刑に関して深く考えたく手に取ったというよりは、パリオリンピックもあり図書館でフランス文学をしばらく借りていた中で何となく借りた。 本文は比較的短く、序文(後ろにあるが)、解説がかなりをしめる。 被害者側の家族の心情を考えてしまうと罰の点が気になるが、本書においては罰するのは神、という立場であり、信仰心の薄い日本人としてはいまいち同意しかねるところもある。

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2023/12/06

平野啓一郎氏の「死刑について」にて取り上げられていた本。読んだ後ずっしりと気持ちが重くなる感覚。日本では存続している死刑制度だが、その存在について改めて考えさせられる一冊だった。 またこの作品をユゴーが20代のうちに書いたといのには驚いた(出版時26歳だという)。本当に死刑囚の手...

平野啓一郎氏の「死刑について」にて取り上げられていた本。読んだ後ずっしりと気持ちが重くなる感覚。日本では存続している死刑制度だが、その存在について改めて考えさせられる一冊だった。 またこの作品をユゴーが20代のうちに書いたといのには驚いた(出版時26歳だという)。本当に死刑囚の手記を元に書いたのかと思うほどに責苦に溢れた主人公の心情を細かく表現し、読んでいると心が苦しむ場面も多くあった。 死刑囚も一人の人間であり人権がある。これとどう向き合っていくのか、自分なりに考えたい。

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2022/10/10

或る死刑囚の死刑台に登るまでの苦悩、戦慄を描き、死刑制度反対を唱えた作品。解説と訳者あとがきが厚く、時代背景、同時代の識者の考え方がよくわかった。日本ではまだ死刑は続いており、社会的排除や見せしめではなく、被害者の気持ちを慮っての意味合いが近いのであろうが、被害者の復讐の代行とい...

或る死刑囚の死刑台に登るまでの苦悩、戦慄を描き、死刑制度反対を唱えた作品。解説と訳者あとがきが厚く、時代背景、同時代の識者の考え方がよくわかった。日本ではまだ死刑は続いており、社会的排除や見せしめではなく、被害者の気持ちを慮っての意味合いが近いのであろうが、被害者の復讐の代行という意味であればおこがましい。キリスト教国との風土が異なるのだろうが、死刑制度にメリットは無く反対である。2022.10.8

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2021/10/11

ある男性が死刑判決を受け、ギロチン刑にかけられる寸前までを書いたもの。手記のような形式。男の名前、罪の内容は明らかにされず、人間的な部分は一切排除されている。死刑という未来のなさをより際立たせる感じだった。 ユゴーの死刑反対の論考もある。死刑の目的は社会に害をなす者の排除、罰を...

ある男性が死刑判決を受け、ギロチン刑にかけられる寸前までを書いたもの。手記のような形式。男の名前、罪の内容は明らかにされず、人間的な部分は一切排除されている。死刑という未来のなさをより際立たせる感じだった。 ユゴーの死刑反対の論考もある。死刑の目的は社会に害をなす者の排除、罰を与え被害者の復讐を果たす、見せしめによる犯罪の抑制の3つがあげられている。しかしユゴーは排除するならば終身刑でよい、復讐は神の領域であり、社会や人間がするものではない、また社会は矯正に努めるべき、そして死刑に犯罪の抑止効果はない、と主張している。死刑制度は日本では賛成派が多い。「日本では死刑は当然」と思考停止に陥ることなく、死刑について目をそらさずにいたい。群衆のエンタメにも使われるから難しいよなぁ…

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2021/01/23

昔家で豚が飼われていた。当時一番チビだった私の自転車も当然一番小さく、豚のいる柵の手前に止めるよう父親に言われていた。毎回暗闇から威嚇され、私はガチガチに恐怖に震えていた。ある日、知らない人にロープに繋がれ、豚が引っ張られているの目にする。当然のように抵抗し、悲痛な叫び声をあげる...

昔家で豚が飼われていた。当時一番チビだった私の自転車も当然一番小さく、豚のいる柵の手前に止めるよう父親に言われていた。毎回暗闇から威嚇され、私はガチガチに恐怖に震えていた。ある日、知らない人にロープに繋がれ、豚が引っ張られているの目にする。当然のように抵抗し、悲痛な叫び声をあげる豚。「やっとあのジャイアン野郎がいなくなる!で、でもあいつ豚だから、殺されちゃうんだよね。。。」と衝撃な光景を目の前に「なぜ殺してしまうものをわざわざ飼うのか。可哀想ではないか。人生とは非情であり無情だ」わからないながらも思った。

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