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鎌倉資本主義 の商品レビュー

4.2

35件のお客様レビュー

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2020/11/08

面白い資本主義 面白きこともなき資本主義、地域を面白く。 ポスト資本主義は地域(L)の世界から。 ■概要 従来の資本主義では、地域経済の良さを生かすことも、経済を最大化することも、経済以外の豊かさを享受することも難しい。新しい評価指標を取り入れ、地域が自産自消する仕組みを作っ...

面白い資本主義 面白きこともなき資本主義、地域を面白く。 ポスト資本主義は地域(L)の世界から。 ■概要 従来の資本主義では、地域経済の良さを生かすことも、経済を最大化することも、経済以外の豊かさを享受することも難しい。新しい評価指標を取り入れ、地域が自産自消する仕組みを作っていく。 (まちの保育園、まちの人事部…などなど) ■感想 人口減少により経済成長は望めず、グローバル経済でも米中のプラットフォーマーやディスラプターの後塵を拝す日本企業、希望の光があるとすれば地域経済から新しい仕組みをつくり、Lを強靭化していくことかもしれない。 個々の具体例は面白いが、意味合いを見出す難易度が高く、自身のアクションプランにはつながりにくい。まずは点(connect the dotsのdot)を植えたと考える。

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2020/09/12

ジブンゴトとしてまちをつくること、『鎌倉資本主義』は新しい資本主義をこう定義している。地域経済資本(財源や生産性):何をするか、地域社会資本(人とのつながり):誰とするか、地域環境資本(自然や文化):どこでするか。3つの資本を増やす=持続的な社会で、地域コミュニティが最適の場だ。

Posted byブクログ

2020/07/08

面白法人カヤックという会社も、著者のことも知らないで読んだが、非常に興味深く楽しく読むことが出来た。 誰とするか、どこでするかを優先的に考え、自分の住んでいる地域の課題をジブンゴトとしてとらえ、面白く取り組んでいく。 そもそもなによりも面白いと思ってやっていくことに勝るものはなく...

面白法人カヤックという会社も、著者のことも知らないで読んだが、非常に興味深く楽しく読むことが出来た。 誰とするか、どこでするかを優先的に考え、自分の住んでいる地域の課題をジブンゴトとしてとらえ、面白く取り組んでいく。 そもそもなによりも面白いと思ってやっていくことに勝るものはなく、ただその面白いが個々人で異なっているからこそ難しいのであるが、それ故色んな意見等を出させて吸い上げるブレインストーミングが有効なのだろう。 昨今GDPよりも、GNHなるものが注目されている(勿論精神的な豊かさを数値で表すことや、その他色々と批判はついているが)こともあり、資本主義至上主義に反するこの著者の主張にも肯けるものが多々ある。 まあまだ頭の凝り固まった自分にとっては、職場の関係ないと思われることを、ジブンゴトとして捉えてやり始めてもいいかもしれない。

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2020/03/18

#読書日記 #読了メモ2020 #鎌倉資本主義 国民の豊かさをはかる指標としてGDPが一般的に用いられるが、果たして現在、GDP=豊かさや幸せの尺度なのかという疑問から#面白法人カヤック は今の時代に即した新たな尺度が必要なのだと言う。地域経済資本(財源や生産性)、地域社会資本(...

#読書日記 #読了メモ2020 #鎌倉資本主義 国民の豊かさをはかる指標としてGDPが一般的に用いられるが、果たして現在、GDP=豊かさや幸せの尺度なのかという疑問から#面白法人カヤック は今の時代に即した新たな尺度が必要なのだと言う。地域経済資本(財源や生産性)、地域社会資本(人の繋がり)、地域環境資本(自然や文化)。これらを新たな尺度とするためには地域のコミュニティをベースにした人が繋がる場作りが求められる。それが鎌倉における地域コミュニティ『カマコン』であり、場としての『まちの社員食堂』等である。OSとしてのコミュニティとアプリとしての『まちの◯◯』という視点は大変参考になる。これからの時代を映す鏡がここにある気がする。#柘レビュー ★★★★★#ツゲ読書 #読書好きな人と繋がりたい #活字中毒 #鎌倉好き #地域コミュニティ #コミュニティマーケティング#読書部

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2020/01/30

とてもワクワクする本でした。自分でもできそうだなと思ったし、ブレインストーミングをやってみたいと思いました。

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2020/01/13

鎌倉に本社を置く「面白法人カヤック」のCEOによる、カヤックの取り組み紹介と、鎌倉という場所を基軸とした考え方の紹介。 本自体のボリュームも少なめで、その中に様々な取り組みが写真付き、図付きで簡潔に書かれているのでわかりやすく、サクッと読めます。 個人的な記憶で、大学を卒業して...

鎌倉に本社を置く「面白法人カヤック」のCEOによる、カヤックの取り組み紹介と、鎌倉という場所を基軸とした考え方の紹介。 本自体のボリュームも少なめで、その中に様々な取り組みが写真付き、図付きで簡潔に書かれているのでわかりやすく、サクッと読めます。 個人的な記憶で、大学を卒業して入った会社の配属面接で、「どこで働くかよりも何をするかが重要」と言ったのですが、本著は割と正反対の主張で、人間として正直に考えれば本著の方が正しいのかな?と考えさせられました。 「『何をするかよりも誰とするか』のほうが、重要」という本著の記述は、会社の成り立ちが「一人ではできないコトを、志を同じくする仲間が集まって成し遂げる」というものだとすると、「誰と」の方が、志が同じなのではないかも思えます。 加えて、「どこで働くか」も、志がその地にあるのであれば説得力を帯びてきます。 1点疑問に思ったのは、「まち」が軸になっているが、「まち」自身は変化していくもの。 仮に、今後どんどん鎌倉に企業が集まってきて、大都市バリに拡大したとして、この取り組みはサステイナブルなものたりえるのか? 私見としては、ある意味直接民主制に近い取り組みにも思えたので、覚悟の上で規模を制限する必要があって、そこを行政とも肚を合わせられているなら素晴らしいんじゃないかと思うので、そこらへんまで触れられていればユートピアの話にとどまらなかったのではないかと。 本のパッケージングについては、もし「紹介」がメインなのだとすると、もっと様々な参加者の声(創業メンバーや、他企業、カマコン参加者、鎌倉市や他市等)があると多面的な見方ができて良いのではと感じました。

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2019/12/24

ある市の市長と柳澤氏とのパネルディスカッションを見て興味を持った。 会社名どおりの読むだけでわくわくするような 斬新で今の時代にあった取り組みをされていて 鎌倉に行ってみたくなった。 何をするでも、誰かを巻き込んでやりたい時に、 1番大切なことは「自分事化」する事。 参加者と...

ある市の市長と柳澤氏とのパネルディスカッションを見て興味を持った。 会社名どおりの読むだけでわくわくするような 斬新で今の時代にあった取り組みをされていて 鎌倉に行ってみたくなった。 何をするでも、誰かを巻き込んでやりたい時に、 1番大切なことは「自分事化」する事。 参加者としてではなく、当事者としてプロジェクトに関わる事でお手伝いや、ボランティア意識をなくし、 主体的に関わってもらう事ができる。 地域コミュニティにおいても、既に市政に興味のある人に意識を向けるより、興味のない人へのアプローチが大切だと思う。しかし、私が感じた難しさは市政に興味があり、地域への愛情が高いほど、その街全体よりも、自分の住む地域だけが良くなればいい、とゆう方向に向いてしまう人も多いという点。 そうなると、地域間での争いが生まれ、一体感のない街に見えて魅力が半減してしまう。 全員が同じ方向を向いて、他を落とさず魅力を伝えるのは 簡単な事ではない。 地域作りの奥深さを感じた一冊だった。

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2019/12/03

きっかけは、ポッドキャスト「未来授業」で柳澤さんの話を聞いたこと。何をするかだけでなく、誰とするか、どこでするかが大事だという話も、いろんな課題は「仲良し」で解決できるという話も、最近仕事で打ちのめされている自分にはぐさぐさと刺さり、衝動的に買っていた。 それにしても、こんなに前...

きっかけは、ポッドキャスト「未来授業」で柳澤さんの話を聞いたこと。何をするかだけでなく、誰とするか、どこでするかが大事だという話も、いろんな課題は「仲良し」で解決できるという話も、最近仕事で打ちのめされている自分にはぐさぐさと刺さり、衝動的に買っていた。 それにしても、こんなに前向きに仕事がしたいなと本当に思う。もちろん、その根底にはブレストだけでなくとことん突き詰める考え方や、テクノロジーがあるんだけども、地域の色んな人を交えて、どうやったらまちがよくなるか考えるというのは楽しいと思う。衰退する地方社会の中で必要なのは、まさに地域住民によるジブンゴト化。自分たちが魅力を感じる地域じゃないと、よそのひとが魅力を感じるわけがない。あー、こんな仕事がしたいと思う。

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2019/09/15

環境やソーシャルビジネス、地域活性化を直接テーマにしていない方が書いているからこそ、多くの人に届く言葉とアイデアにあふれていると思います。 おもしろいか、そうでないかを基準にしても、サステナビリティに向かうということは、希望が持てます。 何をするか よりも 誰とするか を大切...

環境やソーシャルビジネス、地域活性化を直接テーマにしていない方が書いているからこそ、多くの人に届く言葉とアイデアにあふれていると思います。 おもしろいか、そうでないかを基準にしても、サステナビリティに向かうということは、希望が持てます。 何をするか よりも 誰とするか を大切にしたいカヤックが、 どこでするか も重視したことは本当におもしろい。 たしかに 何をするかは大切ですし、自分もこだわってましたが、人が悩む理由の多くは誰とするかとどこでするかなんですよね。転職理由の上位は上司や同僚との関係、転勤がずーっと上位ですからね。

Posted byブクログ

2019/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやーーー面白かった。そもそもカヤックの考え方や姿勢が好きだったからサクサクと読み進められた。内容に関しては指摘にまとめたメモがあるのであとで追記する。 図書室で借りて読んだけど、これは個人的に買うのもありだなぁ。

Posted byブクログ