当確師 の商品レビュー
選挙版のハゲタカですね。 充分面白いです。 ただ、上手く行き過ぎかな。 もう少し波乱があった方がもっと面白くなると思いました。
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初真山仁作品。経済に強い作家なのは知っていたが、だからこそのストーリーだと思った。もちろん全てが現実に起こっているのは断定できないが、作者の普段の作品を鑑みると選挙や政治の裏側をチラリと覗いたような気がした。他には無い展開で面白い。今の政治の在り方を考えさせられるような話だった。...
初真山仁作品。経済に強い作家なのは知っていたが、だからこそのストーリーだと思った。もちろん全てが現実に起こっているのは断定できないが、作者の普段の作品を鑑みると選挙や政治の裏側をチラリと覗いたような気がした。他には無い展開で面白い。今の政治の在り方を考えさせられるような話だった。政治において何を優先するか、民主主義とは何か、等様々なことが描かれていて、自然と日頃の政治に関心を持つきっかけにもなりそうな作品。
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01月-21。3.0点。 当確率99%の選挙コンサルタント。 ある市の市長選で、現職対抗を請け負う。 市長圧倒的優位をどうやって崩すのか。 一気読みした。結構面白い。 女は怖い。。。と思ってしまった。
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先日SPドラマを見逃してしまったので、せっかくなら読んでから…と思い、読み始めたら、ノンストップでした。スカッとしました。これがどう映像化されているのか楽しみです。
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手段を択ばず当選しようとするところは、政治がテーマのドラマではよくありがちだとは思うが、選挙活動を通じて人間の感情の複雑さが描かれていて、なかなか面白かった!
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真山仁の初読み♪ 筆者名は、大分前から知っていた。「ハゲタカ」なる人気シリーズをもっていることも。 しかし、彼の名を初めて目にしてから15年以上・・・にして、初めて手に取った。 娘と妻との3人でクリスマスに三つ巴のプレゼント交換をするのが、ここ4~5年ほどの我が家の恒例行事と...
真山仁の初読み♪ 筆者名は、大分前から知っていた。「ハゲタカ」なる人気シリーズをもっていることも。 しかし、彼の名を初めて目にしてから15年以上・・・にして、初めて手に取った。 娘と妻との3人でクリスマスに三つ巴のプレゼント交換をするのが、ここ4~5年ほどの我が家の恒例行事となっている。2000円持たせてショッピングモールで単独行動~父と母へのプレゼントを自力で選んで購入させる、という試み。 小学校低学年時にはこっそり後をつけて無事を見守っていたが、いつしか娘は中学生。なんの心配もせずに2時間別行動し、落ち合った時に抱えていた僕へのプレゼントが、この本ともう一冊の文庫本だった。 娘曰く 「パパ、香川照之好きだ~、いい役者だぁ~って、いつも言ってたから。」 「この前3人で観た映画の予告で『観たい』と言ってたから」 一冊は、この本。(年末のスペシャルドラマ化を宣伝するために、香川照之さんが大写しになった特別版の表紙がついてる) もう一冊が、秦建日子さんによる、映画『サイレント・トーキョー』の原作小説。 こういう観点でプレゼント選びをするようになったかぁ・・・と、娘の成長にニンマリした(^-^)v。 さて、本編 面白かった♪ とっても! 「当確師」なる架空の職業、という目新しい設定に、一気に物語に引き込まれた。 素敵なエンターテイメントだった。 娘から贈られた、という今回のようなケースででもなければ絶対に手に取ることはなかっただろう作品なのに、ここまで楽しめるとは・・・娘に感謝♪ ★4つ7ポイント半。 2020.12.28.新。 人気作「ハゲタカ」も、近いうちに読んでみよう。
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ハゲタカで有名な真山さんの政治モノの本。 最近は、「オペレーションZ」はじめ、政治モノも結構ありますね。 ※オペレーションZ https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101390533#comment タイトル(当確士)の通り、選挙を勝たせるコンサルタントの話です。 小説では、市民に絶対的に支持されている市長に、 勝負を挑み(もちろん小説ですから)最終的には勝利するというストーリーなのですが、 選挙の内側が垣間見れて、 そこまで政治に興味がない人でも楽しめる作りになっています。 欲を言えば、もう少しスリリングな展開があればよいのですが、 徐々に市長側を追い詰めていくストーリーを楽しむことができます。 個人的には、最後の池上彰さんによる解説が最も面白かった!笑 真山さんはビジネス系の方が面白いなぁと思いつつも、 彼が政治の世界をよくしたいという思いが伝わってくる小説です。
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私が読んだのは、2020年2月10日 4刷発行の本である。 表紙も、当確の赤い花でなく、ポスター掲示場と2020年度ドラマ化決定と、描かれている。 政治に疎いが、我兄が、政治家と同級生という事もあり、少し読んでみた。 いま米大統領選で、TV討論会も行われていて、相手の悪評を...
私が読んだのは、2020年2月10日 4刷発行の本である。 表紙も、当確の赤い花でなく、ポスター掲示場と2020年度ドラマ化決定と、描かれている。 政治に疎いが、我兄が、政治家と同級生という事もあり、少し読んでみた。 いま米大統領選で、TV討論会も行われていて、相手の悪評を投げつけながら、討論(?)しているのを見ながら、次から次へと、相手の難点を叩きつける様は、異様である。 日本の選挙裏には、どのようなのか? この本は、当選は100%無理であろうという立候補者を当確させる話である。 しかし、解説 池上彰氏曰く、そのような現市長に勝てる候補を選出して、その候補者を当確させるという、不可能を可能にさせる当確師(?)という人が、居ると・・・・ 小説だけの話かと、最初読んでいたのだが、最後を読んで、ビックリ。 「死者の出ない戦争」とは、よくぞ言ったと、言う表現である。 昔は、電話投票や、身内、知人への依頼が、多かった。 でも、ある宗教団体は、選挙の為に、住民票を変えて迄、其処の選挙区を応援するのだと知った時は、衝撃が、強かった。 今や、ネットで、流すのだろうけど、怪文書もフェイスニュースになるのだろう。 百地実のモデルであろう小松左京氏は、日本沈没など執筆されていたが、今の時代からの未来の日本、どう描くであろう。 古代遺跡を破壊してまで、未来を先取りしてハイランド構想ヘしたかった市長の思惑が、選挙の白黒を表した。 政府の補助金目当て、被災地復興支援の資金も有効に使って欲しいと、思う。 そういえば、安倍のマスクは単価143円で、どれだけ配られてのだろう? どこかで、市民の税金が抜かれているのかもしれないと、思うと、なおざりでの政治家は、目覚めて欲しいものだと、、、思いながら、選挙の裏側の内情をちょっとだけ、垣間見たような気がした小説であった。
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コロナ禍での最長政権が終わり…こんな状況だから、この物語りが読みたくなったのかなぁ。 上下、左右、関係無しに平穏な日々が来ることを願って。
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「選挙で民主主義を浄化する」固い意志と、信念に打ち出された適格な作戦を使いどんな不利な候補者も当選確率99%を約束する(分母と分子を知りたい) 今の政権与党がに、当てはまりそうな台詞 ①「〇〇は民主主義の敵です。〇民を愚弄し、愚民化させることで(略)」 ②「選挙に争点を作るな!」 当確師の狙いはずばり(選挙に勝つため) 民が自ら気づき、行動するように働きかけをする事 「選挙は戦争なんだ」 「愚かな有権者に妄想を抱かせねばならない。 民主主義の主役は有権者なのだと」 そして、一票が政治を変える さて、その当確師も「出馬表明をしたときには、票読みは終わってるんだ」 (動画で誰かが内藤陽介先生と話した内容だな) 告示一週間前でもダブルスコアで不利だった・・・ ダーティーヒーローな筈だが、実は信念で政治を変えたい「未熟な正義感」が見え隠れする当確師 その正体は探っちゃいけない だめだからね! 「作者謝辞」 ご協力、本当にありがとうございました。 渡瀬裕也
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