二軍監督の仕事 の商品レビュー

高津臣吾(著者)

2024/05/20

昨年末から急にプロ野球にハマったのをきっかけに手に取ってみた。もう5〜6年前くらいの話なので、中にはすでに他球団に移籍している選手の名前も出てきて少し切なくなったりもするけど、それでも、今や一軍監督となりヤクルトを日本一にも導いた高津監督の「選手育成」についての思考や、その背景にある高津監督自身の経験を知れて良かった。野球って奥が深いんだなぁ。高津監督の他の著書もぜひ読みたくなった。

2024/03/22

企業組織内の部署における２軍チームというアイデアはそれなりによい効果もあると思うけど、実践している組織はないように思う。

１軍選手にいろいろお世話させることが半ばマネジャー育成的な意味合いで正当化されたりしているが、一流プレーヤーはプレーヤーに専念したほうがよいこともあるのではないか。

2023/03/29

WBC優勝⇒大谷選手⇒栗山監督⇒ヤクルト、と興味の連鎖で読んだ本
ヤクルト引退後をあまり知らなったけど、その多様な経験があってのセリーグ連覇
若い人、可能性のある人をどう育て伸ばすか、親や企業人としても参考になることあり

2022/12/31

スポーツの本はマネジメントに意外と生きるということを言ってる人がいたので、読み始めたら育成にフォーカスした本であった。

時にはメンバーの成長を待つことが必要であるとか、二軍と一軍の違いから何を教えるべきかなどこの試みが今のヤクルトを支えていると思うと非常に示唆に富む

2022/10/03

去年、優勝したときに『一軍監督の仕事』を読んで、今年優勝しそうになったタイミングで『二軍監督の仕事』を読んだ。読む順番は逆だったけれど、この二軍の髙津さんからの今の一軍の髙津さんなんだ、という流れも興味深かった。自らの経験をいかし、他球団や他国の良いところは取り入れ、じっくり選手ひとりひとりを見つめ、育てていく。シンプルで理解しやすいけれど、誰しもができることでないんだと思う。だからこそ髙津さんの手腕のすばらしさに舌をまく。教育の基本でもあるな、と思う。

個人的には…私も大好きだった廣岡くんがこんなにも期待されていたのだな、なのに…と残念な気持ちにも。がんばれー！
そしてなによりも、２連覇おめでとう！ありがとう！次は日本一連覇！パリーグもすごかった！またオリとたたかえますよう！

2022/06/30

強いチームには強い理由がちゃんとあるということが理解できる。2022年の1軍の戦い方を見ていると、2軍監督の方法論が生きているように感じます。

2022/06/15

良い内容ももちろんあるんだけど、眼から鱗とまではいかず。二軍監督のリアルな業務や会議をもっと書いてほしかった。

2022/02/25

若松さん、真中さん、高津さん
一軍監督ではないけど球団社長の田口さん
ヤクルトの優勝の鍵は二軍監督経験者にあり？

2022/01/28

昨年最下位のヤクルトが日本一、しかもあの高津監督で！（すみません、でもどうしても大都会を歌っていた現役時代のイメージがあるので）
2018年オフの出版なので、答え合わせになるかと思い、読んでみました。
史上最年少のMVP 村上選手の活躍や、奥川、高橋奎投手の起用法、合言葉となった「絶対大丈夫」が生まれた背景がよくわかる内容でした。
良い師匠との出会いと、NPB、MLBだけでなく台湾、独立リーグでプレーしたなど様々な経験が人を育むのだということも教えてくれる一冊です。
余談ですが、一部報道にもありました廣岡選手のトレード、それはショックだったでしょう。この本の中でも大分期待してるもん！

2022/01/02

選手の欲を引き出す
まずは聞くことを大切にする
正しい方向に視線を向かわせるのが指導

高津監督の二軍監督の仕事に対する考え方は教員の仕事にも通じると思って読んだ。
野球大好き、人が大好きな高津監督の大ファンになった。僕は今日からヤクルトファンです。