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二軍監督の仕事 の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2021/12/26

今年ヤクルトを日本一にした高津臣吾の二軍監督時代の話。 育成方針がしっかりしてたからこそ、村上や高橋のような選手が出てきたことがよくわかった。

Posted byブクログ

2021/12/15

新書版も持っていたけど、日本シリーズでBsとの試合も面白く、Kindleでもう1回読みたくなったのでKindleでも購入して再読。ガチガチの野球論もあれば、選手との接し方とかは普通の仕事にも参考になることも多くあり、再読やけど面白く読めた。 組織論の部分は本書で述べているように...

新書版も持っていたけど、日本シリーズでBsとの試合も面白く、Kindleでもう1回読みたくなったのでKindleでも購入して再読。ガチガチの野球論もあれば、選手との接し方とかは普通の仕事にも参考になることも多くあり、再読やけど面白く読めた。 組織論の部分は本書で述べているように、個々人で考えて野球している結果が日本一になったんかなって思わせる内容やったと思う。 野球論は2番・6番論は、まさに青木・中村でドンピシャで上手くはハマってたんかなって思う。 本書でよく出てきたワードは「話を聞く」と「自分で考えさせる」。 別に野球に限らずどんなことでも下の子と接するときには大事なことやと思うし、ちょうど仕事で近々新しいメンバーが数名増えるので、上の2つは忘れないようにしたいと思う。

Posted byブクログ

2021/11/23

環境を整えて、思いっきりやらせて、気持ちよく背中を送り出す。 現代のコーチングの鏡としか言えないくらいの二軍監督。今年は一軍監督でもリーグ優勝。とにかく応援したくなる、誰しもが羨ましがる監督。自己責任と自分で考えることができることが求められるが。

Posted byブクログ

2021/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テーマが野球なので、興味のない人は手に取らないと思いますが、 高津監督が行なっているコーチングやマネジメント、組織作りは野球以外でも参考になると思います。 私はフリーランスで活動しているので、「好きな職についたのだから、パッと来て、ビュッと集中力を高め、いいパフォーマンスをする」は深く共感しました。 会議や打ち合わせに30分前集合して、特になにもやることがない。あの時間も集中力は使ってますからね。 自分の集中力が最大になるルーティンを丁寧に行うことで高いパフォーマンスを出していきたいと思いました。

Posted byブクログ

2021/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今シーズンから一軍の指揮を執る高津監督が二軍監督時代に書いた本です。 2017年から二軍監督をしていました。 本書では二軍監督の仕事ぶりやファームとはどういうところか?など多岐にわたり論じています。 ヤクルトではチームの将来を担う人材を「強化指定選手」に定め、先発投手ならばシーズンで特定のイニングを投げさせるようにし、打者の場合は何打席以上を確保するようにしているとのこと。 具体的に誰が強化指定選手であるか明言はしていないが、打者では村上・廣岡、投手では高橋・寺島・梅野が当たるよう。 第3章 育てる組織 では2018年に2軍チーフコーチを担当した三木さん(現楽天一軍監督)がいかに優れた人だったかを語っています。 三木さんは2017年に一軍ヘッドコーチだったのですが、作戦を立て、試合の動きを読んで監督に助言し、先手を打っていくだけでなく、一軍と二軍の選手の行き来を調整したり、荷物の移動などを円滑に進めたりすることもその仕事に含まれたとのことです。 第5章 監督になって知る野球の奥深さでは、高津監督が打順を決める時、「ビッグイニングをどうやったら作れるだろう?」という考えを基本にし、2・6・9番を重要視していることに触れています。 これは一軍監督になって山田を2番に据えていることにつながっていますね。 200ページちょっとの本なので3日ほどで読んでしまいました。

Posted byブクログ

2020/08/02

二軍という普段フォーカスされない場所について、どういう人達(若手、ベテラン、怪我のリカバリー、外国人選手)がいて、どういう指導をしていて、どういう環境があるのかということが記載されている。 一番印象的だったのが、高津さんが若手選手に向けられる温かな目線だった。休日は缶蹴りをしま...

二軍という普段フォーカスされない場所について、どういう人達(若手、ベテラン、怪我のリカバリー、外国人選手)がいて、どういう指導をしていて、どういう環境があるのかということが記載されている。 一番印象的だったのが、高津さんが若手選手に向けられる温かな目線だった。休日は缶蹴りをしましたという高校卒業して間もない選手に対して、かわいいやつらだと感じ、どうにか活躍する未来を示してあげたいという温かさ。 野球という特殊な世界ではあるけれど、会社組織の育成論にも通じる話も多くあった。強制的にこうあるべきと押し付けるのではなく、こういう考え方もあるよと正しい方向に目線を提示してあげること。コーチとしての役割の重要性が描かれていた。

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2020/05/10

現役時代の高津さんは、陽気にメディアに出ている印象が強く、社交的な雰囲気でどんどんコミュニケーションを取っていくタイプなのかなというイメージを勝手に持っていました。しかし、この本を読むと、人をよく見て、二軍監督としての自身の立場やそれぞれの役職の役割や責任を明確にして、適材適所に...

現役時代の高津さんは、陽気にメディアに出ている印象が強く、社交的な雰囲気でどんどんコミュニケーションを取っていくタイプなのかなというイメージを勝手に持っていました。しかし、この本を読むと、人をよく見て、二軍監督としての自身の立場やそれぞれの役職の役割や責任を明確にして、適材適所に配置して円滑にコミュニケーションを取って理想的な組織を目指していて、その具体的な事例もよく分かりました。 色々な国やチームで仕事をしてきた経験が柔軟な指導者を作るのだと感じます。 一軍監督としての活躍が楽しみです。

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2020/04/13

今年一軍の監督になった高津臣吾氏の二軍監督時代の 著書です。 「人を育てて強い組織を作る」 普通の会社でも求められていることをプロ野球という 実力社会では、どのように運営されているのか。 どうやら「育成する」という考えは最近強く念頭に 置かれるようになったようです。広島カープ...

今年一軍の監督になった高津臣吾氏の二軍監督時代の 著書です。 「人を育てて強い組織を作る」 普通の会社でも求められていることをプロ野球という 実力社会では、どのように運営されているのか。 どうやら「育成する」という考えは最近強く念頭に 置かれるようになったようです。広島カープなどを 見て、その傾向が強まっているのでしょうか。 一方で他球団から一流選手を集めても勝てるとは 限らないのがチームスポーツであることは誰も異論 はないでしょう。 「育成」に主眼を置いたヤクルトスワローズが今後 どのように変わっていくのが楽しみになる一冊です。

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2020/03/22

ヤクルトスワローズにてクローザーとして活躍し、現一軍監督の高津臣吾氏が2軍での役割や自身の野球論などを2軍監督時代に書いた一冊。 華々しい一軍と違って目立つことのない二軍がどのような方針で選手育成しているのかを本書で知ることができました。 選手のモチベーションの上げ方や高卒ルー...

ヤクルトスワローズにてクローザーとして活躍し、現一軍監督の高津臣吾氏が2軍での役割や自身の野球論などを2軍監督時代に書いた一冊。 華々しい一軍と違って目立つことのない二軍がどのような方針で選手育成しているのかを本書で知ることができました。 選手のモチベーションの上げ方や高卒ルーキーへの育成法などグラウンドや一軍と二軍との連携などテレビなどで見ているプロ野球の裏側を多く知ることもできました。 また、昨シーズンの新人王村上宗隆選手や高橋奎二選手などの育成や恩師野村克也監督や楽天イーグルス監督の三木肇氏など様々な方との著者とのエピソードなどもふんだんに掲載されており、人柄など野球以外の部分でも発見も多くありました。 また、著者は日本だけでなくアメリカや台湾、韓国でもプレイしており各国の野球事情の違いも触れられており、著者がいい部分を取り入れたいということも本書で感じることができました。 そんな本書の中でもプロとして生き残れる条件や決め球であるシンカーの誕生秘話やサインについてなど第一線でプロ野球界で活躍した著者ならではのエピソードは印象に残りました。 本書を読んでサインや作戦ひとつをとっても様々なことが考えられていたり、1つのプレーを生み出されるまでの苦悩や努力を現場の生の声から知ることができました。 野球の奥深さを感じるとともにプロ野球の見方に新たな視点が加わった一冊でした。

Posted byブクログ

2019/11/15

本書の刊行当時はヤクルトスワローズの二軍監督。2020年シーズンからは一軍の監督に就任する高津臣吾。 現役時代はシンカーを武器としたサイドスローのリリーフピッチャーだった。野村監督、若松監督。メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス。そして韓国、台湾、独立リーグ。こんな経歴が二...

本書の刊行当時はヤクルトスワローズの二軍監督。2020年シーズンからは一軍の監督に就任する高津臣吾。 現役時代はシンカーを武器としたサイドスローのリリーフピッチャーだった。野村監督、若松監督。メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス。そして韓国、台湾、独立リーグ。こんな経歴が二軍監督として大いに発揮されている。 勝利至上の一軍と異なり育成が目的の二軍。結果に関係なく打席に立たせたりマウンドに送り出したり。特に強化指定選手。村上ほかスワローズの若手選手の活躍の秘密が本書で明かされる。 スワローズの家族主義的な雰囲気が高津のキャラにマッチしていたことが良く分かる。また決して速球投手でなく90キロ代のスローボールを駆使した投手としての経験が監督、コーチとして活かされている。 2020年はスワローズ一軍の監督。本書に何度も登場する盟友三木肇は楽天の一軍監督。 2人の活躍に期待したい。

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