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二軍監督の仕事 の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2019/10/01

プロ野球の二軍監督の仕事について紹介している異色作。かつて日本を代表するクローザーだった著者は、メジャーリーグを含め4カ国でプレーし独立リーグで選手兼監督を務めた後、2017年よりヤクルトの二軍監督を歴任。本作は2年間の二軍監督経験を踏まえ、二軍や二軍監督の役割、さらには選手に寄...

プロ野球の二軍監督の仕事について紹介している異色作。かつて日本を代表するクローザーだった著者は、メジャーリーグを含め4カ国でプレーし独立リーグで選手兼監督を務めた後、2017年よりヤクルトの二軍監督を歴任。本作は2年間の二軍監督経験を踏まえ、二軍や二軍監督の役割、さらには選手に寄り添う自らの指導スタイルについて詳述している。 二軍監督という珍しい切り口に加え、野村監督の教え子の本ということで気になり読破。二軍の実態を知ることができたことに加え、最近気になっているコーチングについて考える機会になった。頭ごなしに何か言うのではなく、話を聞きながら前向きにフィードバックすること、あえて失敗させて学ばせること、果たして自分はどれだけできているか問い掛けずにはいられなかった。 なお、個人的には選手層が薄くなったヤクルトの現状について、フロント、現場の双方に原因があると思っている。現状についての分析、考察がもう少しあればさらに読み応えがあったと思う。

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2019/04/27

「二軍監督の仕事」というより「高津臣吾見聞録」といった感じで,野村監督のもとで鍛えられ多くの国でプレーした高津氏しか知りえない情報や考えが貴重な一冊。

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2019/03/16

終盤はあまり関係ない仕事で無理やり埋めた感じがある。 でもその他は日常の二軍監督がわかって面白かった。

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2019/02/17

高津さんの冷静な視点と文章力に驚愕! 二軍監督を心の底から楽しんでいるのが、文章の端々から伺えて、読んでいる側も楽しくなります。 高津さんの一軍監督、いつか見たいですね✋

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2019/02/08

高津臣吾さんの御本。現役時代好きでした。 多岐にわたる野球についての話でしたが、組織造りや選手の育成、いろいろな監督のエピソード。 どの話題も興味深く面白かったです。 特に若い選手が休日、遊びに行く場所があるにもかかわらず河川敷で缶けりをして遊んだという話がとっても好き。 高津さ...

高津臣吾さんの御本。現役時代好きでした。 多岐にわたる野球についての話でしたが、組織造りや選手の育成、いろいろな監督のエピソード。 どの話題も興味深く面白かったです。 特に若い選手が休日、遊びに行く場所があるにもかかわらず河川敷で缶けりをして遊んだという話がとっても好き。 高津さんのもとでのびのびと成長して活躍して欲しい。

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2018/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二軍というといい印象を抱かないけど、この本を読んで「人材インキュベーションの場」としてとらえ方が変わった。 *ギャップを超える場であること 学生からプロ、一軍から二軍へ。技術のギャップを埋めることもそうだし、精神面で動じない心を育てる場でもある。 *安心できる場であること 育てるためなら負けてもいい、とタイトルにあるように、自とにかく一生懸命、全力で取り組むことで自分の欠点や強みを知る。技を磨き、克服する。質より量は昔の話、というけれど、2軍という場がきちんと確保されているからこそ、全力で三振できる、そして次につなげることができる。 *経験を積める場であること 試合にでないと自分の力は把握できない。ハングリーさもモチベーションも生まれない。経験を積んで2軍にいくことで、より厳しい一軍の生活の中でで戦うために体に基本をおぼえこませることも、メンタルダウンを防ぐには重要なこと。 *発見の場であること メジャーリーグでのクローサーとしての武器は、ヤクルトでの2軍時代に野村監督からいわれ練習した持ち球。未来につながる武器を発見し、磨きこむ場でもある。 今組織では「即戦力」「すぐに経験を積む」といったひとつの部分だけに注目が集まる傾向にあるが、実際に組織にいて感じた違和感に対して「育成」という意味で答えてくれた一冊。 ここまで贅沢な育成はできないまでも、組織としての働き方のポートフォリオを考えるべき、と気づかされた。

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2018/12/24

すべての指導者に捧げる一冊だと思う。 それから、野村克也監督の考えを継承し、高津監督の個性を加えているのが嬉しかった。これからもヤクルトファンでいよう♪

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2018/12/10

東京ヤクルトスワローズの高津二軍監督の本。 育てるためなら負けてもいい…とは??と思い読んだらあっちゅー間に読めた 素晴らしい&面白い!! 日本プロ野球・メジャーリーグ・韓国・台湾・独立リーグと まぁいろんなところを渡り歩いてきたからこその考え方とか まだまだ若いルーキーたち、1...

東京ヤクルトスワローズの高津二軍監督の本。 育てるためなら負けてもいい…とは??と思い読んだらあっちゅー間に読めた 素晴らしい&面白い!! 日本プロ野球・メジャーリーグ・韓国・台湾・独立リーグと まぁいろんなところを渡り歩いてきたからこその考え方とか まだまだ若いルーキーたち、1軍と2軍を往復する中堅・ベテランや 1軍スター選手のリハビリ中など等 本当にいろんな立ち位置に立っている選手との相手をする高津監督。 「思い切ってやれ!!」って今だからこそ出来るのだろうし 褒め方叱り方、すごく大変だと思う。 今の若い選手や当時の思いで話がたくさん詰まってて読んでてワクワクした 来年は戸田球場に足を運んでみたいなぁと思う

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