常設展示室 Permanent Collection の商品レビュー
いつものように、登場作品をググりながら楽しみました。 美術館に行きたくなる作家さんです。 海外の美術館にまた行ける日が来るのだろうか…
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美術絵画にまつわる短編集。とても面白かった。特に最後の話は印象に残った。目の前にその絵が現れ、その時の主人公や描いた画家の心情が迫ってきたようだった。この作家さんの他の作品もぜひ読んでみたい。3.8
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美術館に常設展示されている絵画をモチーフにした短編集。いろんな人生が綴られて考えることも多々あり興味深く読みました。ラストの「道」が心に残りました。
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ガチの美術系小説やったらどうしよう、 ってなかなか手を出せなかったけど、 ちょこっと美術な短編集。 美術館とかアートギャラリーで働く 女性などの短編集。 美術館に行きたくなる!
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一つ一つの話は短いのに、こんなにも心に響く。原田マハさんの本は、美術のことに無知な私が読んでも絵を実際に見たくなるし、絵がこんなにも心を豊かにしてくれるんだなってことを教えてくれる。 最後の「道」にはすごく救われてました。どの章も心に寄り添ってくれる素敵な時間でした。
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原田マハさんの作品は、本当に作者のアートへの愛と尊敬の念が伝わってきて美術館に行きたくなる。 最後の、”道” の作品が一番心に残った。上白石萌音の解説がまたいい。 “人の人生それぞれに傑作が存在するのだということ、今や世界中で大規模な展覧会が開かれるような有名な画家も、出だしは...
原田マハさんの作品は、本当に作者のアートへの愛と尊敬の念が伝わってきて美術館に行きたくなる。 最後の、”道” の作品が一番心に残った。上白石萌音の解説がまたいい。 “人の人生それぞれに傑作が存在するのだということ、今や世界中で大規模な展覧会が開かれるような有名な画家も、出だしは名もなき画家だったのだということ”
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原田さんの美術愛が感じられる短編集。 出てくる絵画は実在するその美術館で実際に常設展示されている作品だった。(どんな絵か調べながら読んだ) よくわからないけど、見てたら元気になるような絵、私もそんな作品を見つけたいな。 それにしても…主人公の周りには、なんだか自分勝手な人が多...
原田さんの美術愛が感じられる短編集。 出てくる絵画は実在するその美術館で実際に常設展示されている作品だった。(どんな絵か調べながら読んだ) よくわからないけど、見てたら元気になるような絵、私もそんな作品を見つけたいな。 それにしても…主人公の周りには、なんだか自分勝手な人が多いなぁ。笑 “この世でもっとも贅沢なこと。それは、豪華なものを身にまとうことではなく、それを脱ぎ捨てることだ。” (p.146) 「全部捨てた。そうしたら、道が見えてきた。この絵を見ていると、そんなふうに感じます」(p.179) 私も、脱ぎ捨てる勇気を持ちたい。 最後の「道」の話がやはり良かった。東山魁夷の作品、実際に見てみたい。
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とっても綺麗な言葉たちと それぞれの人生にぴったりと寄り添う絵画に 心を掴まれました ある作品に対峙するとき 受け取る側の器が必要だと改めて感じました 見る側の経験が伴わないと、 作者が作品に込めた想いや世界観は感じ取れない 逆に、だからこそアートって いつ見ても誰が見てもお...
とっても綺麗な言葉たちと それぞれの人生にぴったりと寄り添う絵画に 心を掴まれました ある作品に対峙するとき 受け取る側の器が必要だと改めて感じました 見る側の経験が伴わないと、 作者が作品に込めた想いや世界観は感じ取れない 逆に、だからこそアートって いつ見ても誰が見てもおんなじようには見えないから面白いのかもなとも思いました 決断を後押ししたり、 行動を肯定できたり、 過去と現在をつなげてくれたり、 いろんな人にとっての唯一無二のアートが 本の中にはありました。
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家族の話や子ども時代の描写など、マハさんの経験も含まれているのかな?と思ったけど、どの話もあたたかくてジーンときた。特に青い絵の話が好きだった。
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主人公は其々キュレーター、行政の窓口業務の派遣社員、アートギャラリーを辞めたIT長者の愛人、現代美術の大学教授と様々でも、何れもアートに絡む著者ならではの他者への思い遣りに溢れる6つの短編集。
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