だから私はメイクする の商品レビュー
メイクやファッションは自分のために。好きなようにしたい 【感想】 私は男だが、であるからこそ、本書は面白く感じた。扱うストーリーは全部女性とメイクやファッション、美容にまつわるストーリーなのだが、どれも人生の起伏が関わっていてインパクトがある。メイクやファッションがというもの...
メイクやファッションは自分のために。好きなようにしたい 【感想】 私は男だが、であるからこそ、本書は面白く感じた。扱うストーリーは全部女性とメイクやファッション、美容にまつわるストーリーなのだが、どれも人生の起伏が関わっていてインパクトがある。メイクやファッションがというものが以下に女性にストレスを与えたり、逆に救ったり、日々を面白くするかが分かった。タイトルに「メイク」とあるが、紹介するケースはバラエティに富んでいている。それぞれの話のテーマをあげると「人間離れした叶姉妹のようなメイクが大好き」「自分でネイルをし、その影響でファッションにも気を付けるように」「ダイエットをしてこれまでのみじめな人生とオサラバする」「自分にあったブラを選んでくれるお店に通って、20代後半にして自分史上最高のバストを手に入れる!」「ゴスロリ大好き」などなど。 大学生、社会人を経て、女性は当たり前のようにメイクをしているけれど、どれも勝手に上達しているわけではない。女性たちで情報交換をし、何度も練習し、色々な商品を試しながら、次第に自分のメイクスタイルを確立しているのだ。このようなプロセスも男性の私にとってはブラックボックスだったので、興味深かった。本書に寄稿をするようなメイクへの関心が高い人も、生まれつきメイクが好き、得意だったわけではなかった。ただ、何かの日々のきっかけによって、メイク(またはファッション)に情熱的に取り組むようになった。最初からメイクが上手にできる人などいないのだ。 男性目線で刺さったエピソードは「会社で男からのファッションチェックがうざすぎる話」。自分も女性にとって「ウザいやつ」にならないよう気をつけたい。女性の外見について評論的なコメントを加える、面白がって質問する行為は、そもそもセクハラになりやすいし、そういうことは改めて控えたいと思った。また、褒め言葉でも不快になると述べていて、その点も参考になった。「褒められたくない人」に褒められると、むしろ嫌なのだ。気をつけたい。10年後、20年後、特に気をつけたい。
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「よそおい」に関する多様な価値観を知ることができる本。この本を読んで、もっとメイクやファッションを楽しみたくなりました。
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勉強になりました。人それぞれの美意識の違いや考え方が知れて面白かったです。 紹介しているコスメなどをカラー写真などで、見れたらもっといいな、と思いました!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく面白かった。何のためにメイクをするのか、自分のためでも他人のためでも目的のためでも、メイクしなくても良い。いろんな価値観の人がいて、人それぞれ良い。自分ももっとこだわってメイクしたいと思った。誰が呼んでも響くエピソードがあるんじゃないかと思う。 ・凝ったメイクをしても、その自分の顔を見るのは自分より他者の方が圧倒的に長い。が、ネイルは自分が一番よくみる。っていうのにわかるってなった。指先は自分が思う以上に目に入る。 ・「強い女になるため」メイクをしているという話があって、軟骨ピアス開けた時から感じていることが言語化されてる感じがした。何か理不尽に攻撃されても、「いやでも私は軟骨にピアス開いてるし」って思うだけでちょっと気持ちが強くなる。毎晩お風呂で耳が光るのを見るたびご機嫌になれる。 ・「メイクというのは、選ばれた人間だけが使えるタイプの魔法ではなく、技術や理論の確立した汎用魔術なのだ。」 ・「痩せている、太っているで人を判断しないと言う人も、そんなことに振り回されるのはバカバカしいという人も、結局みんな体を使って自己表現している。」 ・「自己肯定は最大の美容液。」 ・パーソナルカラー診断、骨格診断、資生堂のパーソナルメイクレッスン受けてみたい。
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普段は美意識全くないしお洒落もしないけど、したいようにしてていいんだなって思える。たまにカラーシャドウつけるの楽しい。なりたい自分になることがとても楽しそうに描かれててよかった。
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「メイクは何のためにするのか」を考えさせられた。私はなぜメイクして、どうしてコスメを集めるのが好きなのかを改めて考えてみる。 わかる〜ってなったり、こういう人もいるのかあって人には人の理由があるんだなと思った。 食べることが好きな人がいて、その中にも好きな食べ物があるように...
「メイクは何のためにするのか」を考えさせられた。私はなぜメイクして、どうしてコスメを集めるのが好きなのかを改めて考えてみる。 わかる〜ってなったり、こういう人もいるのかあって人には人の理由があるんだなと思った。 食べることが好きな人がいて、その中にも好きな食べ物があるように、メイクを好きな人がいて、どんなメイクが好きなのかもそれぞれだなと思った。 「女はメイクをしないといけない」、「メイクは身だしなみ」とマイナスな目で見がちな人もいるけど、メイクをすることにプラスな意味を持つ人もたくさんいる。
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あーメイクって面白いっ!女ってめんどくさいなぁ!(でも面白いよなぁ!)と思える一冊。 今でこそ、雑誌を見てかわいいメイクを真似してみようかと思えるようになった私だけれど、 昔は、「かわいいメイク?黒やグレー以外のカラフルな服?私が?そんなの恥ずかしい。」と思っていた。 母親に「...
あーメイクって面白いっ!女ってめんどくさいなぁ!(でも面白いよなぁ!)と思える一冊。 今でこそ、雑誌を見てかわいいメイクを真似してみようかと思えるようになった私だけれど、 昔は、「かわいいメイク?黒やグレー以外のカラフルな服?私が?そんなの恥ずかしい。」と思っていた。 母親に「そんなのおかしい。女ならかわいく思われたいって思うのが当たり前。」と言われ続けてきたが、私と同じように考えてる女子も世の中にはいる!てことがわかった。 どんな自分も否定しちゃダメだ。 個人的には、「会社では擬態する女」「デパート販売員だった女」「パーソナルカラーに救われた女」のエピソードが好き。パーソナルカラー診断、興味あるなぁ。 強くて図々しい女。なれるかしら。なりたいわ。
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誰かのためや人の目を気にしてするメイクは面倒くさいものに思われるが、この本に出てくる人たちは好きなものや自分のためにメイクしていて、とても楽しそうで自分ももっと自分を好きになるために、メイクを勉強したいと思った。
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メイクが好きなら、男性でも女性でも登場する人たちに共感できる部分があると思います。 日常の中で作業になりつつあるメイクを、そうだ私はこうしたいからメイクするんだ、とか、一番最初に自分のお金で買ったデパコスを持った時の感動とか、、、、メイクに関することで色々と思い出せてよかったで...
メイクが好きなら、男性でも女性でも登場する人たちに共感できる部分があると思います。 日常の中で作業になりつつあるメイクを、そうだ私はこうしたいからメイクするんだ、とか、一番最初に自分のお金で買ったデパコスを持った時の感動とか、、、、メイクに関することで色々と思い出せてよかったです。 サラッと読めるので、読書が苦手な方でもメイクが好きなら是非! この本は登場する人物が多く、割とサラッと紹介していく感じなので、もっと1人を、掘り下げたものも見たいと思いました!
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「美意識」っていうのが美容意識なわけよね。そして女子のあいだでそうした美容意識の差というのは意識されているけど棲み分けされている感じもある。コスメオタみたいな人々もよく見る。
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