ダンデライオン の商品レビュー

中田永一(著者)

2023/03/08

凄いなぁ…上手くできてる。
タイムリープって色々なパターンがあるし
ちょっと頭がこんがらがるし苦手だけど(*_*)

２０年前の自分と意識だけが入れ替わる。
東京リベンジャーズみたいな？
それが一度だけ！
一度ってのがいい‼︎

そしてタイムリープ物の複雑さがなかった。
過去を変えたら未来が…とか細かいことは
「まぁいいか」な感じでスルー笑

そっからの色々、ほんと伏線の細かいところまでの回収が素晴らしかった。

土瓶さんの乙一ブーメランを避けたつもりが中田で戻ってきたわ(-_-)

2022/05/21

ブックホテル神保町で選書された本。作家さん見覚えあったけど、百瀬こっちを向いてのひとなのね。
タイムリープ系つつちょびっとミステリー要素もあり。最後は完結してくれるのでスッキリ

2022/01/19

11歳のある日、野球をやっているときに球が当たり昏倒してしまった下野蓮司は、目覚めて驚く。大人になっていたからだ。
その日に起こる奇跡を、未来のために紡ぐ物語。

タイムリープものかあとやや飽食気味ではあったものの、読み進めていくうちのめり込んでしまった。
観測済みの人生を歩むのってどんな感じなんだろう。
わたしは漫画「未来のうてな」の未来ってどんな感じなのかという設定が好きで、人は無数の可能性が背中から行く筋も出ていて、それをぎゅっと紡ぎながら後ろ向きに進んでいく。どう紡ぐかで未来は変わるんだけど、後ろ向きに進むんだから未来は怖くて当たり前っていう。なんか読みながらそれを思い出していた。
蓮司は観測によってその紡ぎ方と行き着く未来を知った上で、悩みながらも未来を選択していく。
それはある意味つまらないものでもあり、知ってしまったが故に使命感を感じる部分もあり、なんとかしたいことを変えようと足掻く。普通なら孤独になりそうなところをたくさんの助けをもらいながら進んでいく。その姿は清々しく読んでいて嬉しくなった。

2022/01/03

過去と未来の自分が入れ替わり、とある殺人事件にかかわってゆくSFミステリ。
タイトルのダンデライオンは、物語でキーになる「たんぽぽ娘」から。
少し「青さ」が感じられる作品でした。
著者は乙一さんなんですね、びっくり。

2021/12/08

図書館で借りたもの。
「2019-10-21 0:04。ベンチで待機 パトカーの音 犬が三度鳴く 背後から殴られる」 11歳の僕は、目が覚めたら大人になっていた。ノートには、誰も知らない未来のことが書かれていて…。

少年時代の自分と大人になった自分が一日入れ替わって、ある事件を解決しにいく。

卵が先か鶏が先か、みたいな感じに陥ったけど合ってる？
先が気になって一気読みでした！

2021/11/16

＊
小学生の蓮司が目覚めた時、突然20年後の
大人になった自分の身体になっていた。

一体何が起こったのか？？
ただただ不安な蓮司に手渡された封筒には、
ことの経緯を伝えるテープが入っていた。

大人の蓮司と小学生の蓮司が、異なる時間軸で
事件に挑む。

始まりは突然だったが、偶然ではなく
必然に導かれたと思わせる物語。

2021/06/12

初めてタイムリープの作品を読みましたが、乙一さん、中田永一さんの小説はすんなりと入ってくるし、心を鷲掴みにされ一気に読破しました。面白かったし、読んだ後の心地がたまりません

2021/04/28

タイムリープのお話。
個人的にタイムリープものは頭がごちゃごちゃになってしまうので読むのに関してはあまり得意ではないのですが、これは面白かったですね。過去と未来よくリンクさせれてたと思います。
蓮司優しいですね。未来を壊さない時にした選択は優しさが溢れてたと思います。
ラストのほうは意表を突つかれましたね(⌒‐⌒)

2021/01/23

おもしろかった。
ラストシーンも良かった。
みんなに広めたい作品です。
「観測済み」って言葉。。。いいなぁ。

2020/11/25

中田永一名義の乙一、初めて読んだ。
いい話だった。。
サクサク読める1Q84？のような。(違うか？)読みやすいし、飽きない。引き込まれる。
やっぱり乙一大好きだなぁ。中田永一もっと読みたいと思った。