ブラック・スクリーム の商品レビュー
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コンポーザーと言う犯罪者を追って、イタリアへ。イタリアの警察当局の検事と対立しながらも、進展。最後は同時に起こった米国人によるレイプ事件が思わぬところで交錯、しかも最後は犯人は別に現れる。まあ、話の内容でどんでん返しがあったが今回はあっと言うのは無かったがライムとサックスの結婚式をするというところでおわって一寸意外なハッピーエンド!
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期待を裏切らない面白さ。 舞台が変わってイタリア。ここでの新たな登場人物の生死が不穏だったが、無事でよかった。 いろいろな意味での予想外なことがたくさんあって、本当に読んでて楽しい。年一くらいしか読めないけど、これからも読み続けたいシリーズ。
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仕事上でも、プライベートでも、新たなステージでのライムが見られる。凝りに凝ったプロットになんども「そうきたかぁ」と裏切られ続いて、大満足。
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ディーヴァーとかコナリーだと、面白くて当たり前と思うものだから、どうしても点が辛くなってしまう。いつものハラハラドキドキ感が薄くて、ちょっと地味な感じはするけれど、やっぱりきっちり楽しませてくれる。 セリットーやクーパーといったおなじみの顔ぶれがほとんど出てこなくて寂しいが、イ...
ディーヴァーとかコナリーだと、面白くて当たり前と思うものだから、どうしても点が辛くなってしまう。いつものハラハラドキドキ感が薄くて、ちょっと地味な感じはするけれど、やっぱりきっちり楽しませてくれる。 セリットーやクーパーといったおなじみの顔ぶれがほとんど出てこなくて寂しいが、イタリア男で森林警備隊員のエルコレが、いい味を出してなごませる。こういう所、うまいなあ。イタリアの風物も新鮮。第1作「ボーン・コレクター」の異様な世界とは趣が違うけど、長く続くシリーズ物として、こういうのもありだと思う。
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リンカーンライムのシリーズ。 イタリア、ナポリが舞台。誘拐と移民、国際テロが絡み合う。謎解きは複雑ではなく、人間が複雑。 アメリカの新たなスパイ活動がじけんの裏側にある。 いつもの追い詰める展開とは違うけどさすがに面白い。
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リンカーン・ライムシリーズ13作目。アメリアとライムはイタリアへ。残された証拠から現場を突き止める手順は相変わらず鮮やか、というか登場人物みんな察しが良くて話が早い。全体的にスピード感あって軽やかで、しかも今回は人が死んでない(ほとんど)もうちょっと劇的なラストを期待したのになんか政治的な話に着地してしまったのがなんか残念。驚愕のどんでん返しというほどでもなかったし、すぐ判明するから緊迫感もなかったし。でも登場人物たちがみんな有能で好感度高くてよかった。エルコレが裏切り者じゃなくてよかった。
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面白かった!不気味なコンポーザーの犯行。なんの目的があって・・・から、ツイストしまくりなディヴァー節を堪能。ライムのキレッキレな微細証拠から導き出す推理も冴えてるけど、なによりアメリア!相変わらずカッコいい!「鼻と唇の間に3発撃ち込め!」ね(笑
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「ニューヨーク市警の科学捜査部門を率いていたころ、リンカーンが科学捜査の王だった理由はそれです。何年も前、アメリアを弟子に選んだ理由も。僕も本当に理解できているわけじゃないんですが」トムは少し考えてから続けた。「殺人犯の心のなかに入りこむということです。その瞬間、警察官ではなくなる。殺人犯、泥棒、強姦魔、子供にいたずらする悪人になるんです。メソッド俳優みたいなものですね。スタニスラフスキーが提唱した、キャラクターの内面に同化するような演技法。心に負担はかかるかもしれません。心の暗い場所に分け入ることになりますから。しかも、そこから這い出てくるのにも時間がかかるでしょうし。でも、優秀な現場鑑識官はそれができます。リンカーンはよく、善悪の境界線は目に見えないほど細いものだと言います。優秀な科学捜査官は、悪夢の犯罪者にもなれると。あなたのゴールは手がかりを見つけることではありません。ここで起きた犯罪を一から犯すことです」
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安定の面白さ。 ようやく犯人と思しき人間が確保された所で全体の4分の一頁を残していたので、まだ何かあると期待して読み進めた結果、なるほど!そうなるか(ディーヴァーのファンなので残念ながらある程度選択肢が浮かんでしまう…)という結末。 期待は裏切らない構成になっていると思うけれど、シリーズ中では個人的に中程の作品だと感じた。 ただ『このミス』では下位だったけど、充分楽しめる作品でした。 秀作だとは思うけれど同上位の 『IQ』に全くひけをとらないと思う。 新人さんに花を持たせるのも結構だけど、完成度が違う。 でも『カササギ』なんたらは気になる。 読んでみようか…。
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人を誘拐し、その悲鳴を楽曲の一部として利用する「作曲家」。アメリカで事件を起こしたあと、「作曲家」はイタリアへと渡った。サックスとライムもその後を追い、イタリアへ。
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