自衛隊の闇組織 の商品レビュー
軍事組織は暴走する
軍事組織が文民統制を超えて暴走するのは歴史が証明している。自衛隊は自浄作用がない組織。裁判でも資料がないと虚偽証言したし。著者にはご苦労さまと伝えたい
M23
内容が薄い
謎を追うのは楽しいのかもしれませんが、追うほどに価値があるものなのかは疑問。別班の方々は職務を全うとしている。その嫌がらせに近いような気がする。
tomo
『VIVANT』を観て、関連して購入。「別班」の正体を明らかにすべく、自衛隊幹部らに取材。元共同通信記者による著。文民統制を逸脱するスパイ活動、海外での武力行使等。総理、防衛大臣は存在を否定しているが。市ヶ谷の別班本部には、本作著者の写真と経歴が貼られ、「要注意」と記載されている...
『VIVANT』を観て、関連して購入。「別班」の正体を明らかにすべく、自衛隊幹部らに取材。元共同通信記者による著。文民統制を逸脱するスパイ活動、海外での武力行使等。総理、防衛大臣は存在を否定しているが。市ヶ谷の別班本部には、本作著者の写真と経歴が貼られ、「要注意」と記載されているとのこと。「独善的な国益感を持った分子が、別班の名の下に「私的インテリジェンス」を行って、国家権力を簒奪している。民主主義国では考えられない。」
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自衛隊に公表されていない組織「別班」についての一冊。別班について記者である著者が、数年にわたる取材経過をまとめ、記事として発表した内容が記されている。自衛隊に公表されていない組織があるということ自体、この本を読んで初めて知った(本著でも紹介されているが自衛隊関係者等が過去の著作で...
自衛隊に公表されていない組織「別班」についての一冊。別班について記者である著者が、数年にわたる取材経過をまとめ、記事として発表した内容が記されている。自衛隊に公表されていない組織があるということ自体、この本を読んで初めて知った(本著でも紹介されているが自衛隊関係者等が過去の著作で触れたりはしていたようである)ので、大変興味深く読むことができた。ヒューミントは必要だと思うけれど、何故公表してないのか、その点はよく分からなかったし、大変闇が深いような印象付けする形で本著は記されているけれど、本当にそれほど深い理由等があるのかも含めてよく分からなかった。 そういう意味でタイトルである正体という点よりは取材経過に重きが置かれているかなと思います。取材に限度があると言う意味で仕方なかったとは思いますが。 取材は継続しているようなので、続報が出るなら期待したいです。
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別班がどのような組織でどのような訓練を行い、どのような諜報活動を行ってきたのかを知りくて期待して読んだが、すでにネット上にあるようなことしか分からなかった。裏を取るために身の危険を感じながら、いろいろな人に当たって取材を頑張ったというのはわかったが……。それ以上ではなかった。
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自衛隊の秘密情報部隊「別班」の存在を明かす報道をした記者が、報道に至る調査の過程を描いた本。メディアらしく人への聞き取りによって記事にしたことがわかるが、真偽は証明されていない。真偽は別にしても、国家機密にあたる事項を明かす意義がわからない。日本国家を弱体することにしか寄与しない...
自衛隊の秘密情報部隊「別班」の存在を明かす報道をした記者が、報道に至る調査の過程を描いた本。メディアらしく人への聞き取りによって記事にしたことがわかるが、真偽は証明されていない。真偽は別にしても、国家機密にあたる事項を明かす意義がわからない。日本国家を弱体することにしか寄与しない行動をなぜするのか。日本は国家の秘密漏洩に寛容だが欧米や中国を含め、このような出版をする著者は間違いなく、逮捕されるか抹殺される。また、それに加担する自衛官が存在することも許されない行為である。共同通信加盟新聞社が1面で報道しても、その他新聞各社やテレビ局が後追いしなかったのは当たり前であって、そもそも、このような行為を行う記者が存在してはいけないのだと思う。極めて不愉快な本。 「別班は全体像が掴めない組織なので恐ろしい。象の足だけを見て、全体がわかった気になっていると、大変痛い目を見る。私だって鼻と頭ぐらいは見たと思っているが、全体は見ていない。本当にあなたが虎の尾を踏んでしまったら、彼らはあなたを消すぐらいのことはやる」p73 「別班の話、もし本当に書くなら、お前にガードを付ける」p150 「この記事を共同通信が配信した後も、共同通信加盟新聞社以外の新聞社、テレビ局が沈黙している」p195
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VIVANTの原作として興味深く読んだ。結論存在すると信じているが決定的な証拠はない。こうした国家が機密としている事は他にも色々あるのだろうと感じる。
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196ページ 800円 12月2日〜12月5日 災害派遣は自衛隊の一面に過ぎず、その本質はあくまでも軍事組織である。非公然の秘密情報組織部隊「別班」は、首相、防衛相にも知らせずに海外展開し情報収集活動を行うという、帝国陸軍の「負の遺伝子」を受け継いでいる武力組織である。5年半の...
196ページ 800円 12月2日〜12月5日 災害派遣は自衛隊の一面に過ぎず、その本質はあくまでも軍事組織である。非公然の秘密情報組織部隊「別班」は、首相、防衛相にも知らせずに海外展開し情報収集活動を行うという、帝国陸軍の「負の遺伝子」を受け継いでいる武力組織である。5年半の月日をかけて50人以上の話を聞き、その断片をつないで紡いだ一冊。 読みながらずっとVIVANのテーマ曲が頭の中を流れていた。本当にこんな秘密組織が存在するのか?とある種の理想のような気もするが、全くの空想でもないのだろう。政府もあえて知ろうとしない存在があったり、情報がコントロールされていたりするのだろうと疑う心をもつきっかけになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドラマ Vivant みて興味持った内容 現代の日本でシビリアンコントロールを受けない自衛隊組織があるとは驚き。 でも、ドラマと違って半端ないストレスなんだろうなと想像すると恐ろしい
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TVドラマで初めて知った別班の存在。どうも架空の組織ではないらしい、と言う事を早くから疑念に思っていた著者のスクープ記事。 別班の輪郭、別班の掟、最高幹部経験者の告白、自衛隊制服組の独走、と4章でなる。が、ほとんどリアル中心には近付いてないと思う。何故なら誰も何も知らないと言うス...
TVドラマで初めて知った別班の存在。どうも架空の組織ではないらしい、と言う事を早くから疑念に思っていた著者のスクープ記事。 別班の輪郭、別班の掟、最高幹部経験者の告白、自衛隊制服組の独走、と4章でなる。が、ほとんどリアル中心には近付いてないと思う。何故なら誰も何も知らないと言うスタンスだから。記者としての苦労が前面に出ていた。
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