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14歳、明日の時間割 の商品レビュー

4.1

80件のお客様レビュー

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2020/07/01

面白かった。この本を中学生が書いたとは!! 連作みたいになってて、いろんな悩みを抱えた中学生が出てきて、時には先生も…。 ちょいちょい登場する中原くんがいい味出してて、爽やか。そんな中原くんにも事情はあって。 中学生ならではの繊細さや、逆にささいな出来事や、そういうのがすごくよか...

面白かった。この本を中学生が書いたとは!! 連作みたいになってて、いろんな悩みを抱えた中学生が出てきて、時には先生も…。 ちょいちょい登場する中原くんがいい味出してて、爽やか。そんな中原くんにも事情はあって。 中学生ならではの繊細さや、逆にささいな出来事や、そういうのがすごくよかった。 他の本も読んでみたい。

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2020/06/27

図書館で借りた本。 時間割に沿って、主人公を変えながら話が進んで行く。よく見ると同じ人が登場していて、同じ学校の話だとわかる。小説が上手にかけたり、運動や家庭科が苦手だったり、色々な人の目線になって、話が進んで行く。

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2020/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書記録です。まだの人は読まないでね。 「一時間目」国語、「二時間目」家庭科。作中の三木明日香と著者を重ねながら、オイオイこんなこと暴露していいのか?と思ってしまった。フィクションだとわかっちゃいるけど、著者の年齢を考えるとまったくのフェイクだとは思えないほど的確な表現過ぎて唸らされる…特に国語教師や母親に対する冷静な分析と、編集者に丸投げしたりマフラー交換したりする中学生らしい行動のアンバランスさがカワイイ。「三時間目」数学。数学がわからないのと受験期に転校という苦悩、昼休みの読書少女もどき(転校が続いて必然的に)そのまんま私やん!って身悶えしました。そっか~あの当時のもやもや感を言葉にするとこうなるのか~って。もう「五,六時間目」の体育なんて、私自身に重ねた映像がそのまま出てくるほど秀逸!何度も声出して笑った!あの当時はマラソンの時期が来るたびに憂鬱すぎて黒歴史…もちろん私には助言をしてくれる人もいなくて、セカンドウインドも感じる事なく終わりましたが。「放課後」で小説に対する気持ちをあとがきではなく、先生の心の切り替えで語らせるってすごいわ。めっちゃいい読後感でした。

Posted byブクログ

2020/05/12

栄養ドリンクのような中原君が、全部の話に出てくる連作短編集。 しんどいなー、って思うときに現れて、少し息がしやすくなる。 それぞれの話の主人公と関わって、ふわっと支えるけど、ずっと一緒にいる感じがしないのが不思議で、心地よい。

Posted byブクログ

2020/03/18

中学生作家の第二弾! 楽に読めて楽しめる。中学の頃、こんな事考えたりしてたかなー?と思うけど、もうイッパシの大人気取りだったから、本物の大人が思うより色んなことを考えてるんだろうなぁ。 でも前回も思ったけど、文章は平易なのにこんなに楽しませる事ができるんだ。 どうしても中学生が!...

中学生作家の第二弾! 楽に読めて楽しめる。中学の頃、こんな事考えたりしてたかなー?と思うけど、もうイッパシの大人気取りだったから、本物の大人が思うより色んなことを考えてるんだろうなぁ。 でも前回も思ったけど、文章は平易なのにこんなに楽しませる事ができるんだ。 どうしても中学生が!?と頭に浮かんで来るけど、そんな事関係なく、いい作家さんだなと思う。 大人になってからの鈴木るりかさんの描く世界も楽しみ

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2020/02/24

「本を読むのが好き」と「おもしろい本を書ける」ということは、イコールじゃないと思う。どんなにたくさん本を読んでも、こんな楽しい本は書けない。楽しい本を書いてくれる作家さんを発見するとありがとうー!って心から思う。

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2020/02/10

作者は、史上初、小学4.5.6年生時に3年連続で小学館主催「12歳の文学賞」大賞を受賞しています。現在、中学校3年生。この本は15歳の誕生日に発売され、科目をテーマにした短編小説です。舞台は、中学校。思わず笑ったり、泣いたり、現役中学生だから描けるみずみずしさがあります。同世代が...

作者は、史上初、小学4.5.6年生時に3年連続で小学館主催「12歳の文学賞」大賞を受賞しています。現在、中学校3年生。この本は15歳の誕生日に発売され、科目をテーマにした短編小説です。舞台は、中学校。思わず笑ったり、泣いたり、現役中学生だから描けるみずみずしさがあります。同世代が描く小説を読んでみてください。

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2019/12/22

・さよなら、田中さんを読んでおもしろかったので、この本を手に取った。 ・時間割にした短編集。 ・身近なテーマにしているのか、あの学生独特の雰囲気とか空気感がリアルでよい。 ・矢部太郎さんの挿絵もいいかんじ

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2019/12/16

「中学生が書いた」って事は最早関係なく、面白かった。自分の中学時代を思い出す。 そして、「中学生」に刺激されて『樅ノ木はのこった』も読もうとしてる私。

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2019/12/03

中学生作家・鈴木るりかさんの2作目。 図書館の分類では利用対象;中学生になっています。だからいい年をしたオッサンが借りるのはちょっと気恥ずかしい。 でも、読み始めると何も問題なく。笑わされ、泣かされ、見事なエンターテインメントです。う~~ん、ますます上手いな。 「中学生にしては...

中学生作家・鈴木るりかさんの2作目。 図書館の分類では利用対象;中学生になっています。だからいい年をしたオッサンが借りるのはちょっと気恥ずかしい。 でも、読み始めると何も問題なく。笑わされ、泣かされ、見事なエンターテインメントです。う~~ん、ますます上手いな。 「中学生にしては・・・」では無いですね。むしろ「中学生だから・・・」書ける。等身大というか素直。そこがちょっと眩しい。 良い子なんだろうな。 それにしても余白の見事さ。どのくらい編集者の手が入っているのか。 さらに最後に本編の中で最も違和感を感じさせた作家志望の中年教師を再登場させた構成。見事でした。

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