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初霜 の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2022/09/17

橋廻り同心・平七郎控 シリーズ 13 かつて上司であった、一色弥一郎の責任を被り左遷され橋廻り同心となった、立花平七郎は、秀太と二人、 今や、定町廻りの連中よりも、難しい事件を解決している。 《ちゃん》 侍から子供を助け、右腕を切られた仙治。 医者に連れて行った、平七郎は、診...

橋廻り同心・平七郎控 シリーズ 13 かつて上司であった、一色弥一郎の責任を被り左遷され橋廻り同心となった、立花平七郎は、秀太と二人、 今や、定町廻りの連中よりも、難しい事件を解決している。 《ちゃん》 侍から子供を助け、右腕を切られた仙治。 医者に連れて行った、平七郎は、診療所の弟子から、仙治の着物の襟に、どこかの間取りらしき図が書かれた紙が縫い付けてあった・・と知らされた。 《初霜》 別れ話が元で、逆した侍から、奉公先の娘・お鶴を守ろうと、侍に怪我を負わせた、お花。 主人夫婦は、優しく甘い言葉で、お花を侍の元に、謝罪に行くように言いつける。 定町廻同心の厄介者・亀井市之進と工藤豊次郎は、首の皮一枚で、どうにか持っている自分たちの立場が、非常に危うい事に気がついたか、少しやる気を出して来たが、どうなることやら。 秀太は、二人が、定町廻りから外されたら、自分たちが、抜擢されると、ほくそ笑んでいるが、平七郎は、橋廻りに、やり甲斐を感じ始めている。

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2020/08/12

シリーズ13作目。私は12作目を読んでから3年半振り。2作とも藤原さんらしい話。決して明るいばかりの話ではないだけど、最後にはほっとする。

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2019/04/19

2話からなる。 どちらも、切ない人情話。 定廻りよりも下に見られている橋回りの同心 平七郎に、上司の一色が、依頼したのは、「夜からすの権蔵」という押し込み強盗の探索であった。 子供をかばって傷ついた仙治は、平七郎の家で、介抱されるのだが、、、、 家を出た妻と子供を楯に取られて、悪...

2話からなる。 どちらも、切ない人情話。 定廻りよりも下に見られている橋回りの同心 平七郎に、上司の一色が、依頼したのは、「夜からすの権蔵」という押し込み強盗の探索であった。 子供をかばって傷ついた仙治は、平七郎の家で、介抱されるのだが、、、、 家を出た妻と子供を楯に取られて、悪の道へと又染まる所が、平七郎が気付き、おとり作戦でで、権蔵をとらえるのだが、仙治が又もや切られてしまう。 最後に、妻と子に会えるのだが、、、、亡くなってしまうのは、やりきれない悲しみを刺そう。 貧しく、そして、父からも邪険にされて、自分一人で、生きて行かなければいけなかった人生。 もう少し、楽しい人生を歩むように書いてくれたら、、、、と、思ってしまった。 「初霜」も、何で、お花にばかり災難が来るのだろうと。 そして、お茶問屋の山城屋の最後の仕打ちは、なんとも言い難い程、おぞましい。 傷ついても、命があり、そして母親とも一緒に生活できるという結末で、何故かほっとしていしまった。 やはり、苦労した分だけ、報われて欲しいと、思ってしまう本であった。

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2019/01/26

第十三弾 久し振り、登場人物は結構覚えている。 二話構成で、一文字屋のおこう、ダメ同心、ダメ上役と変化なし、いつも通り読み流し?

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2018/12/02

内容(「BOOK」データベースより) 幼い頃、父母の喧嘩が元で顔に火傷を負ったお花。親に捨てられ奉公先でも揉め事に巻き込まれて、今は御茶問屋「山城屋」の女中をしていた。絶品の御茶を淹れるお花だが、店の奔放娘の後始末を押しつけられる。娘が逢い引き相手に祝言の事実を告げるや、逆上され...

内容(「BOOK」データベースより) 幼い頃、父母の喧嘩が元で顔に火傷を負ったお花。親に捨てられ奉公先でも揉め事に巻き込まれて、今は御茶問屋「山城屋」の女中をしていた。絶品の御茶を淹れるお花だが、店の奔放娘の後始末を押しつけられる。娘が逢い引き相手に祝言の事実を告げるや、逆上されたのだ。男は旗本家次男の札付きだった。立花平七郎はお花に忠告するも、主夫婦に恩を感じるお花は…。 平成30年11月30日~12月2日

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2018/11/17

シリーズ第13弾。 秀太の成長が目覚ましく、すっかり平七郎の有能な片腕という感じです。 ちょっと面倒くさい、与力の一色さんの相手も、平七郎より秀太の方が上手くこなしていて、頼もしいかぎりです。 ダメ同心・工藤&亀井を押し付けられたり、相変わらず貧乏くじを引きがちな橋廻りコンビで...

シリーズ第13弾。 秀太の成長が目覚ましく、すっかり平七郎の有能な片腕という感じです。 ちょっと面倒くさい、与力の一色さんの相手も、平七郎より秀太の方が上手くこなしていて、頼もしいかぎりです。 ダメ同心・工藤&亀井を押し付けられたり、相変わらず貧乏くじを引きがちな橋廻りコンビですが、それだけ頼りにされているという事ですかね・・。

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