白の王 の商品レビュー
呪いで痛みを感じられない剣士タスランが、魔力を宿した宝石が胸にはまってしまった少女アイシャを守ろうとして、闇の力に満ちた黒の都のたくらみに立ち向かうことになる物語。 2時間もののアニメ映画にならないかな。テーマ曲は松任谷由実さんの『守ってあげたい』で。
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めちゃくちゃ好きだ、このシリーズ。ファンタジーの中でも冒険ファンタジーが大好きなのでほんと好き! 青の王の数十年後の世界。世界観も広がる景色も魔族含めた他種属も人も、みんなが生きていた。アイシャはとてもいい子。白の王素敵だなぁ。猿小人たちの振る舞いや教え、芯のぶれないその姿がとて...
めちゃくちゃ好きだ、このシリーズ。ファンタジーの中でも冒険ファンタジーが大好きなのでほんと好き! 青の王の数十年後の世界。世界観も広がる景色も魔族含めた他種属も人も、みんなが生きていた。アイシャはとてもいい子。白の王素敵だなぁ。猿小人たちの振る舞いや教え、芯のぶれないその姿がとてもかっこよくて。自由、その言葉が胸にじんわりくる。自由って、愛なんだな。そうだよな。 あぁ、好きだ。
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青の王から三代くらい後のお話かな。 前作の流れをくんでいて、それでいてわたしは白の方が好きだな。 テンナがかっこよくて潔くて賢くて大好き。 ラストの名乗りのところ大好きだよかっこいいよ。 白の王の言葉はまさに王たるもので、シンプルにハートにささる。 他者のために祈れるものに...
青の王から三代くらい後のお話かな。 前作の流れをくんでいて、それでいてわたしは白の方が好きだな。 テンナがかっこよくて潔くて賢くて大好き。 ラストの名乗りのところ大好きだよかっこいいよ。 白の王の言葉はまさに王たるもので、シンプルにハートにささる。 他者のために祈れるものに、自分への道が開かれる。 素敵だなぁ。 わたしも白の眷属になりたい。魔族じゃないけど。
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まさか続編が出てたなんて! しかも前巻よりも恋愛色強めでマジか・・・ありがてえ・・・。 相変わらずあますところなくファンタジーで、大満足です。 セワード三世とサルジーンからBLの波動を受け取ったのは私だけじゃないはずだ。 こりゃきっと赤の王もあるな・・・。
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廣嶋玲子さんの世界観が好き。文章と絵がすごくマッチしてて読んでて楽しい。どうなってしまうのかドキドキする所はありつつ、最後は猿小人は犠牲になってしまったけれど大方ハッピーエンドになって良かった。赤いサソリ号がまた出てきたのがとても嬉しかった。ナルマーンについても青の王の話以降どうなったのか知れて良かった。
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廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはま...
廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはまっていた。宝石をえぐり取ることもできず、アイシャはタスランに連れられて旅に出ることに…。『青の王』の世界を舞台にした、好評シリーズ第二弾。
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「青の王」に引き続き、こちらも面白かったです。こういうグイグイ引き込まれるファンタジーは宝です。青、白ときて次は赤があるのでしょうか。この世界観とても好きなので、また描いてもらいたいです。
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青の王を読んで,同じシリーズだと知り,気になっていました。青の王と関連する部分もあって, 面白かったです。青の王よりも,世界が壮大でより深くなっていると思います。上橋菜穂子さんの鹿の王に近い!
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青の王も白の王もなかなかおもしろかった。白の王は、青の王のお話の三代以上後のお話。百年ぐらい後かなぁ。
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魔鳥達の棲む廃墟の塔で、その獲物を集めて暮らす孤児「灰の雛」。 その一人アイシャはある日魔鳥に盗まれた宝石を探して欲しいとやって来た旅の剣士タスランと出会う。 アイシャが緑の琥珀を見つけた直後、彼女は魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には琥珀は彼女の胸に埋まってしまっていた。 ...
魔鳥達の棲む廃墟の塔で、その獲物を集めて暮らす孤児「灰の雛」。 その一人アイシャはある日魔鳥に盗まれた宝石を探して欲しいとやって来た旅の剣士タスランと出会う。 アイシャが緑の琥珀を見つけた直後、彼女は魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には琥珀は彼女の胸に埋まってしまっていた。 依頼されて琥珀を運ぶ旅路の途中だったタスランはアイシャを連れて旅に出る。 「青の王」よりも時代は少し後。 今回も数奇な運命を背負った二人の男女が様々な出会いを経ながら旅をする構図だけれど、少年少女だった前作とは違い、タスランが一応大人なのでまた少し違った雰囲気。 怪我をしまくり悲惨な目に遭ってばかりな上に木乃伊職人だの死繰り人だのの描写はかなりグロテスクにも関わらず、タスランもアイシャも純粋で悲壮感がないので爽やかな話に仕上がっている。 前作未読でも読める作りにはなっているけれど、ハルーンやアバンザの名前が出て来たり懐かしい魔族が健在だったりと、「青の王」既読だと嬉しいオマケが。 前作の舞台でもあったナルマーンの行末がかなり怪しい雰囲気で気になるのにそこは詳しく触れられていなかったので、次作以降で触れられるのかな。 「赤の王」で終わるのかさらに次があるのか。 スピーディーかつ詰め込み過ぎる傾向はあれど設定や話の展開は毎回物凄くワクワクするので、シリーズの続刊がとても楽しみ。
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