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武器になる知的教養 西洋美術鑑賞 の商品レビュー

4.1

27件のお客様レビュー

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2022/04/30

春日部の本屋で手に取る 芸術書の本棚あたりで、他のお客さんと入れ替わりで読んでて気まずかった 現代アートの見方が変わった ただ意味のないものなんじゃなくて、わざと意味をつけなかったり、意味のないものから意味を見出そうとすることを目的にしていた 大量生産のポップアートの批判

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2022/04/17

名画の表現方法と歴史を重ねて説明してくれるため、非常に絵画について理解しやすい。今年も日本各所で美術展が開催されるが、感性だけで観るのではなく、作者の人生や歴史背景から、数点理解できればいいな、と新しい趣味を見つけた気分。

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2022/02/23

史実メインな筆の運び、自分が求める美術館を楽しむための要素を得ることに特化すれば、ニーズに合わなかった

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2021/10/15

西洋美術を、主に「史実で見る」ような作りになっている。 なので、絵画作品などの掲載はそんなに多くない印象。 バロック期、新古典主義、ロマン主義、写実主義、印象派・・・と続くそれぞれの時代で台頭した流派。それらが、どういう背景があって変遷していったか。 美術の歴史も、フランス革命...

西洋美術を、主に「史実で見る」ような作りになっている。 なので、絵画作品などの掲載はそんなに多くない印象。 バロック期、新古典主義、ロマン主義、写実主義、印象派・・・と続くそれぞれの時代で台頭した流派。それらが、どういう背景があって変遷していったか。 美術の歴史も、フランス革命や、産業革命、植民地などをめぐる国同士の衝突、第一次世界大戦など、ヨーロッパで起こった様々な出来事と密接に繋がっている、と言うことがよくわかる一冊。 そういえば、ショパンは、ドラクロワと親友同士だったそうですね。 ショパンはロマン主義。ドラクロワも美術界のロマン主義。 ドビュッシーを代表する音楽の印象主義は、美術界の印象主義に影響を受けたそうです。 (これはネットで見つけた情報なので、裏取り前) 音楽と美術も、繋がり合っている。 なかなか音楽と美術を併せて詳しく語っている本を見つけることは難しそうだけど、今後この横軸の繋がりも探してみようと思います。

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2021/06/17

西洋美術史が流れでわかりやすくまとまっています。絵画アートを理解するのに、感性だけに頼ってしまう人は多いです。実際には西洋美術には流れがあり、歴史的背景、絵画的技法の発明など、知っているだけで作品の見え方が全然違います。本書は作品数は少ないけど、写真一緒に分かりやすく体系的にまと...

西洋美術史が流れでわかりやすくまとまっています。絵画アートを理解するのに、感性だけに頼ってしまう人は多いです。実際には西洋美術には流れがあり、歴史的背景、絵画的技法の発明など、知っているだけで作品の見え方が全然違います。本書は作品数は少ないけど、写真一緒に分かりやすく体系的にまとまっているので最初の1冊にいいなと思いました。

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2020/09/27

西洋美術の変遷を分かりやすく説明してくれた一冊。 まだまだ知識の浅い人への入門書になる。 西洋美術に詳しい人にとっては既知のことが多いかもしれないが、僕のような青二才には非常に楽しめると思う。 いつの時代もそれまでの常識を覆した人が、歴史や記憶に残っていくのは今と同じ。そして...

西洋美術の変遷を分かりやすく説明してくれた一冊。 まだまだ知識の浅い人への入門書になる。 西洋美術に詳しい人にとっては既知のことが多いかもしれないが、僕のような青二才には非常に楽しめると思う。 いつの時代もそれまでの常識を覆した人が、歴史や記憶に残っていくのは今と同じ。そして、覆した人は批判に晒される、というのも今と同じだということを感じるような内容だった。 最後には美術の楽しみ方を簡単に説明してくれているので、実際に美術館に行って作品が観たくなるはず。

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2020/04/12

美術は知識教養だということばに興味を惹かれ、購入。 代表的な画家のスタイルが端的にまとまっている。 時代背景とのリンクをみる、歴史を知るなど 絵画の鑑賞方法について具体的に書いてあってわかりやすかった。

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2019/12/22

著者は直島、金沢21を経て、現在は芸大美術館の館長。 明らかに最近の「ビジネスエリートはアート鑑賞すべし」、に乗っかった本。たださすがにプロなので、ルネサンス以降の西洋美術がわかりやすくまとめられている。

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2019/11/15

借りたもの。 西洋絵画史のルネサンスと飛んで現代美術を重点にまとめた一冊。 感性で好きなものを眺めるのは素人まで。 知的教養に裏付けされた鑑賞法について言及してくれている。初心者向けの本。 一般向けに絵画の知的教養について、その方法論について言及した本は、これが初めてではないだ...

借りたもの。 西洋絵画史のルネサンスと飛んで現代美術を重点にまとめた一冊。 感性で好きなものを眺めるのは素人まで。 知的教養に裏付けされた鑑賞法について言及してくれている。初心者向けの本。 一般向けに絵画の知的教養について、その方法論について言及した本は、これが初めてではないだろうか。 掲載されている絵画が重要なのは「発明」であるため。 西洋史において革新的な思想、科学、歴史的事件を画家たちが取り入れ表現したものたち。 神中心だったゴシック期から人間中心へと回帰するルネサンス。聖書や神話など物語中心だった主題が当たり前の人間を描き、聖職者や王侯貴族の肖像が中心だったものが次第に庶民を描き、自らの心象に至る…… 更には「絵画とは何か?」という色か形かという論争から、「アートとは何か?」という存在そのものへの内省へ…… そうした時代の変化と合わせて絵画を鑑賞すると、その作品の意味を、理解を深めることができる。 特に、「これがアート?」と不思議になる現代美術の鑑賞の足掛かりになることに、この本は重点が置かれている。 ピカソの絵画が革新的な理由、アクション・ペインティングが何故「アート」なのか…… この本で一番気に入ったのは、‘「感じるままに観ればいい」の嘘’と言い切ってくれたこと! だからと言って、頭でっかちになって鑑賞しに行く訳では無いことも含めて。「わからない」状態で行くのも発見はある(←個人の見解)。 徳光健治『教養としてのアート 投資としてのアート』( https://booklog.jp/item/1/429540294X )とも併読。 2019年はあいちトリエンナーレの問題で大きく揺れた美術界。 個人的にはあいトリの問題になった作品は、アートとは呼べないな……この本を読んで強くそう思った。「発明」ではないし、作家の独りよがりなプロパガンダすぎて匿名性が無いため、感情移入しずらい。

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2019/11/13

西洋美術史の大まかな流れと、動きが生まれた時代背景(宗教や文明発達に絡めて) 画家のそれぞれのキャラクターや追い求めた思想、観念 わかりやすく端的にまとまっている。 絵画に対する感覚的な感想しか持つことができなかったが、この本を読んだおかげで視点が広がった。これからの美術鑑賞が楽...

西洋美術史の大まかな流れと、動きが生まれた時代背景(宗教や文明発達に絡めて) 画家のそれぞれのキャラクターや追い求めた思想、観念 わかりやすく端的にまとまっている。 絵画に対する感覚的な感想しか持つことができなかったが、この本を読んだおかげで視点が広がった。これからの美術鑑賞が楽しみ。

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