作家刑事毒島 の商品レビュー

中山七里(著者)

2024/10/25

最初の3章は似たような話かつあっさり終わっていくので、え〜？中山先生の作品にしては単調では〜？？と思ったけど、後半2章は普通に面白かった。
特に5章は現実でも似たような話があって、本当なんだな…と思ってしまった。
リアルにあれが起こったと思うと、しんどいねぇ…。

2024/10/19

①語彙★★☆☆☆
中山七里先生の数ある著書の中では比較的使われている語句も平易なので読みやすい。
②登場人物数★☆☆☆☆
章立て毎に1人の被害者と3人の容疑者が登場し、それを毒島がねっとりねちっこく追い詰める様を、やや引き気味で立ち会う主人公。という構図になっている。少ないので全く把握に困らない。
③1文感想
文壇に関わってくる、あらゆるタイプのヒトの形をしたモンスター達を、灰汁が強い作家兼刑事毒島の弁舌で説き伏せる、非常に痛快なストーリーが魅力の作品だった。

2024/10/18

YouTubeで中山七里先生という、完全に狂った（誉めております）作家先生にハマってしまった。あのテンションでお話しくださるから聞き流せるが、真に受け取ってしまうと作家志望でなくても詰まってしまう。

本作は、作家志望の人はもとより、夢を描いて大人になった全ての人に響くものがあるのではないか。私自身も子どもの頃、大人の世界はもっと輝いていると思っていた。キラキラしていた世界だと思っていた。しかし、大人になってみると、それは一面を見ただけの話だった。実際の大人の世界は、小さなことの積み重ね。99%はキラキラしていない、地味な世界だ。作家の世界はさらにキラキラして見えるが、きっと99.9%が地味な世界なんだろうなと勝手に想像した。夢を持つことはきっと大切だ。でもそれを叶えるためには、見えないところで想像を絶する努力を続け、それでやっと勝ち得るものなんだと思う。

2024/11/12

クセありすぎ()
うふ、うふふ、うふふふふって
毒島さんなかなか毒舌ですが本当の事でもある
章が進むごとにパワーダウンしてるのは気のせいかな？

2024/10/14

毒舌だけど嫌いになれない。

解説にもあったあの2つの文章私も好きです。
多分そういうところが毒島さんを嫌いになれないところなんだと思う。

出版業界の色んな側面描いてあってそっちも怖かった。

続編読みます！

2024/10/10

プロ（中山七里）の毒舌は、まともに喰らうと心が破壊されるので、登場人物のダメ作家達が言われているのを眺める位でないと、身が持たない。

2024/10/06

ハッキリものを言う毒島先生が最高。
一度捕まったら逃れられない。笑
最初の物語の始まり方も今度は誰だ？とワクワクする。
内容も話も一つ一つの事件で区切られていて、読みやすかった。

2024/10/02

主人公の紹介を新聞書籍欄で知った

非常識だったり傍若無人だったりするのかな？と思ったら、その辺はちゃんとしてる、ただただ毒舌なだけ

悪人相手でも、最後は優しさで全てを許容する作品が多い中で、これだけ言いたい事言って相手を凹ます主人公は、相手がロクデナシで有れば有るだけ気持ち良いけれど

「愛瀆者」「原作とドラマの間には深くて暗い川がある」は、その辺りが曖昧でもやっとする

特に「原作と～」の方は、毒島は曽根の方針に文句が有る訳ではなかったの？では何の為に話し合いの席についたの？

相手がクズならネタになるかもーwってだけ？
そこで特に言い負かした訳じゃなくて、二次会にも行かず、その為に辛坊に負担がかかってしまってあの結果では余りに可哀そうな気がする

2024/09/29

痛快。強弱とか締め方とか。僕も笑いながらしっかり悪口言えるようになりたい。
でもほんまにこんなに出版業界の悪口言えるのすごい。

2024/09/23

作家兼刑事の毒島さんシリーズ！

かなりの毒舌だが、言っていることは正論であり、言われている方も仕方ないと思わせる方たちで、気分爽快(笑)

身近にいたら嫌だけど、見てる分には最高です！

短編集だから読みやすく、あっという間に読了。

オススメです！