日本が売られる の商品レビュー
日本で今、とんでも無いことがが起きている。民営化という名のもとで国民を守るべき公営企業が国際企業に売り渡されている。国際企業は利益優先、株主優先の為従業員と国民は劣悪な状態に置き替わらされている。 知らなかった。今、とんでもない事が政治の世界で起こっていたのだ。
Posted by
第1章「日本人の資産が売られる」 第2章「日本人の未来が売られる」 怖い。リアルに怖い。自分たちは関係ないと思っていると取り返しの付かないことになるのは、明白だろう。 第3章「売られたものは取り返せ」 「未来を選ぶ自由を決して手放さない」、自分たちの生活は自分たちに選ぶ権利...
第1章「日本人の資産が売られる」 第2章「日本人の未来が売られる」 怖い。リアルに怖い。自分たちは関係ないと思っていると取り返しの付かないことになるのは、明白だろう。 第3章「売られたものは取り返せ」 「未来を選ぶ自由を決して手放さない」、自分たちの生活は自分たちに選ぶ権利があることを忘れずにいよう。忘れずに行動しよう。
Posted by
モンサント社の危険性を以前から指摘してた著者であるが、この本でも遺伝子組み換え種子と発がん性物質農薬グリホサートとの関係など恐ろしい内容がわかりやすく書かれている。TPP発効の年もう一度堤さんの本がわが国の市民にもっと浸透して読まれるべきだと思った。
Posted by
2019年1月読了。 水、種子、牛乳、農地、海、その他この他、「売ってはいけないもの」をジャンジャン売っている我が国。 いろんな事象に関心を持ってウォッチし、時には文句を言い、反対のアクションを取らないと、気付いたら身動きが取れない社会に…って半分くらい我が国の社会はそういう形...
2019年1月読了。 水、種子、牛乳、農地、海、その他この他、「売ってはいけないもの」をジャンジャン売っている我が国。 いろんな事象に関心を持ってウォッチし、時には文句を言い、反対のアクションを取らないと、気付いたら身動きが取れない社会に…って半分くらい我が国の社会はそういう形になりつつあるが。 特に国境が地続きの欧州は農地開発・確保は安全保障の役割を併せ持つという感覚は、四方を海で囲まれた我が国にとっては馴染みのない考え方かもしれない。 「民営化」と言えば条件反射的に「良いこと」と思ってしまう向きには、特に漁業の民営化で利益が乏しい漁場が放棄されてしまった時に、安全保障上どんな問題が起きるか、よくよく考えないといけないのでは。
Posted by
この本は友人に勧めています!如何に自分が無知かと思い知って、恥ずかしくなりました。 堤さんの本を他にも読みたくなりました!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新自由主義の流れで次々と日本の行政サービスが民営化されていること、それにより人々の生活より企業(主に外資)利益が優先され日本が食い物にされていることに警鐘を鳴らす 教育や水道など民営化で質が低下した事例をみて、なんでも民営化すればいいわけではないと思わされると同時に、企業やアメリカの顔色ばかり見て政策制定している政府に悲しくなる 読んでいると、この国の恐ろしさと自分の無力さで国外逃亡したくなるけど、最後の章で失ったものを取り返した海外の事例が紹介され、少し救われる 平和も水も食料も無料ではなく、失わないための努力をしないといけないことに気付かされた それにしても、これだけ調べて書ける著者には脱帽 他にも読んでみたい
Posted by
新たな帝国主義の時代 「搾取」の仕組みは形を変えて この方の問題提起は「体制の本質」をつく 現代の帝国主義の武器は「金融」武力を陰にして 金融による収奪は、金利収益とキャピタルゲイン アービトラージとボラティリティを手段として 問題はキャピタルゲインは周期的にゼロベースへ 金利収...
新たな帝国主義の時代 「搾取」の仕組みは形を変えて この方の問題提起は「体制の本質」をつく 現代の帝国主義の武器は「金融」武力を陰にして 金融による収奪は、金利収益とキャピタルゲイン アービトラージとボラティリティを手段として 問題はキャピタルゲインは周期的にゼロベースへ 金利収益は低金利トレンドそれをボリュームでカバー これがリーマン・ショックをもたらし いまトランプ・ショックになろうとしている あらゆるものがビジネス化され、米国資本の餌食に 経済至上主義はいずれ破綻する トランプ政権は幕引き係のように思える ではその次は何か? 中国だとなお厄介
Posted by
アメリカに詳しい筆者による日本の法律、政策に関する解説。 水道の民営化、森林、農地、海など広範にわたり解説。外国との事例の対比も含まれている。 表現は多少大げさな印象。 公共種子の開発データは民間企業に無償提供。 フランスの農家の収入の9割、ドイツの7割は補助金。日本は4割弱。 ...
アメリカに詳しい筆者による日本の法律、政策に関する解説。 水道の民営化、森林、農地、海など広範にわたり解説。外国との事例の対比も含まれている。 表現は多少大げさな印象。 公共種子の開発データは民間企業に無償提供。 フランスの農家の収入の9割、ドイツの7割は補助金。日本は4割弱。 イタリアの五つ星運動。金の動きはクリーンか。徹底した情報公開がされているか。市民が置き去りにされていないか。
Posted by
この本を読むと、パチカルピの第六ポンプの話がどれもSFの話ではなく、現実に迫った話なのかもしれないと感じる。水ビジネスや種子ビジネス企業の恐ろしさを知った。
Posted by
「遠くのわかりやすい敵に気を取られ、近くにいる一番危険な敵を見落とせば、気づいたときには全方位囲まれて、あっという間にやられてしまう」 韓国は1990年代のアジア通貨危機の際、IMFによって国内機関の大半が民営化させられ、ほとんどの国内株式を外貨が買い占めているからだ LIN...
「遠くのわかりやすい敵に気を取られ、近くにいる一番危険な敵を見落とせば、気づいたときには全方位囲まれて、あっという間にやられてしまう」 韓国は1990年代のアジア通貨危機の際、IMFによって国内機関の大半が民営化させられ、ほとんどの国内株式を外貨が買い占めているからだ LINE親会社のネイバー社は、株式の6割以上を、ブラロック社やオッペンハイマーホールディング、バンガード・グループなどの欧米巨大グローバル金融企業に所有されている telegram セキュリティの高さに絶対の自信をもっている セキュリティ意識の高いアメリカ人に人気があるのは、チャット内容が暗号化されるスカイプだ 「国民はいつの間にか、なにもかも経済というものさしでしか判断しなくなっていた。だから与えられるサービスに文句だけをいう消費者に成り下がって、自分たちの住む社会に責任を持って関わるべき市民であることを忘れてしまっていたのです
Posted by