日本が売られる の商品レビュー
知らんかった…日本、やばいんじゃない‼︎? っていう、新自由主義による民営化のため弱肉強食の市場原理にさらされて危機に瀕する日本の資産をこれでもかと紹介。 でも、官僚っておれらにはわからない深謀遠慮があるんじゃないのかね…(あってほしい) ただ、現場で困ってる人の意見は乏し...
知らんかった…日本、やばいんじゃない‼︎? っていう、新自由主義による民営化のため弱肉強食の市場原理にさらされて危機に瀕する日本の資産をこれでもかと紹介。 でも、官僚っておれらにはわからない深謀遠慮があるんじゃないのかね…(あってほしい) ただ、現場で困ってる人の意見は乏しい気がした。 取り上げてる全てのことを「民営化・市場原理・グローバル資本主義」みたいなスキームに無理やり当てはめてる感も、ある。 読んでるこっちは知らんことばかりだから鵜呑みにはできん気もする… ただ説得力はあって、日本ヤバイ!感満載になれます。
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これも衝撃的な本だった。絶対に今読むべき一冊。 確かに人口減の日本では、自治体で対処できない問題が多い。 水道、漁業、林業、農業、酪農。 これを「民営化」の名の元に解体され、すべて切り売りされていく。 そもそも「水道」は、確かに日本の水準が高すぎた。 蛇口をひねれば飲める水が無尽...
これも衝撃的な本だった。絶対に今読むべき一冊。 確かに人口減の日本では、自治体で対処できない問題が多い。 水道、漁業、林業、農業、酪農。 これを「民営化」の名の元に解体され、すべて切り売りされていく。 そもそも「水道」は、確かに日本の水準が高すぎた。 蛇口をひねれば飲める水が無尽蔵に出てくるなんて、世界の中では超が付く希少価値だ。 これは真面目な日本人が手に入れた大きな財産だった。 だからこそ逆に維持費に莫大なコストがかかっていたという。 これを民間に負担させようというのが狙い。 赤字公共事業を民営化することで、健全経営化を計るという主旨だ。 しかし実態は赤字の自治体はほとんどない。ほぼ黒字なのだ。 これをわざわざバーゲンセールのように民間に売るという。 (そもそも「黒字事業を売る」なんて、みすみすお金を差し上げているようなものだ) しかもその販売先は、世界の水道事業を請け負っている外資系企業「ヴェオリア社」が行うという。 つまり日本のお金が世界に吸い取られていくのだ。 そもそもの考え方がおかしいのだ。 水道は特にユーザにとって「選択肢」が全くない。 「こちらの質と料金が悪いから、他社に乗り換える」ことは絶対にできない。 つまりヴェオリア社の決めた値段で買うしかないのだ。 なんでこんな事が起こっているのか? 「水」問題は、ほんの一例だ。 同様に、漁業、林業、農業、酪農、労働力、土地、すべてが値札がつけられて切り売りされていく。 マスコミの問題は非常に大きい。 社会問題をきちんと視聴者に届けているのか? 営利主義が当然になっているが、もっと大事なことがあるのではないか? そんな事を改めて考えさせられた。 (2018/10/10)
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水道の民営化が最近テレビで騒がれていましたので 読んでみました。 水道だけでは無いです。介護施設や森林まで売りに 出されていて、外資に買われてしまう状況は確かに おかしいのではないかと感じました。 何でもかんでも反対です。という訳ではなく、 「今、こんなことが起こっているので...
水道の民営化が最近テレビで騒がれていましたので 読んでみました。 水道だけでは無いです。介護施設や森林まで売りに 出されていて、外資に買われてしまう状況は確かに おかしいのではないかと感じました。 何でもかんでも反対です。という訳ではなく、 「今、こんなことが起こっているのです。あなたは それに対して無関心でいいのですか?」という姿勢 で書かれていますし、歯切れの良い文章なので 「またよくある陰謀論本か?」と撥ね付けず、 とりあえずは知っておくべき内容の一冊、かな。
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知らない間にどんどん日本の財産が売られていく。知らないより知っていた方がいい事がたくさんありました。 悲観的な内容ばかりでなく今後の対応策も著者として書き記してくれているので暗い気分にはならないのがよかったです。 一個人としてはどうしていくべきか、問われていると思う。
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知らぬ間に日本の水、海、農村、教育、医療、福祉や食の安全が蝕まれている。新自由主義の危険性に警鐘を鳴らすベストセラー。 ちょっとファクトチェックをしないと受け入れられないほど衝撃の内容。日本人が気付かぬうちに日本の資産、未来が海外資本に売られているという。それも自民党政権の新自...
知らぬ間に日本の水、海、農村、教育、医療、福祉や食の安全が蝕まれている。新自由主義の危険性に警鐘を鳴らすベストセラー。 ちょっとファクトチェックをしないと受け入れられないほど衝撃の内容。日本人が気付かぬうちに日本の資産、未来が海外資本に売られているという。それも自民党政権の新自由主義、経済特区、TPPなどを通して国民の知らぬ間に。 マスコミの「報道しない自由」が発動されているのだろうか。それは違うだろう。国民の求める情報ではないから報道されないだけなのだろう。 日本人、特に若い層の政治的無関心は続く。野党は良く良く与党について、無投票層を含めれば国民の2,3割の支持しかないというがそれは違う。無投票=白紙委任、ということになる。 本書では法令改正(改悪)が国民の知らぬ間に行われている事実を数多く指摘。自民党政権も問題だが野党は何をしていたのかも気になるところ。 これだけのネタがあれば、法令改正のデメリットを指摘し国民的な議論に巻き込むこともできたように思える。国会に国民のための未来に向けた建設的な議論を望みたい。 本書で日本の未来についてもっと関心を持つ必要があることを痛感した。そして若者がもっと政治に関心を持ち投票に行かないととも思う。
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農薬のことや医療のこと、水道のことなど日本へ密かに迫っている危機が多数あることを知る良い機会になった。 悲観的な話だけでなく、上記の問題を世界ではどのように解決しようとしているか紹介もしており、国民が問題点を理解し、闘っていくことが必要であるという認識を持った。
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時代評論 風邪をひいている最中でして途中読みです。 しかしながら、これは現代人必読でしょうよ! 令和元年12月9日 この本以降に…
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読まない方がいい。 他の人も書いてあるように、危機感を煽っていて、読むと鬱になる本だ 知らない方が幸せな事もある 何より情報量が多くて疲れる この本を読んで、政治や経済など自分の身の回りのことに興味や関心を抱き 自分の頭で考えて、更なる情報収集をすることで 物事の本質や裏側を...
読まない方がいい。 他の人も書いてあるように、危機感を煽っていて、読むと鬱になる本だ 知らない方が幸せな事もある 何より情報量が多くて疲れる この本を読んで、政治や経済など自分の身の回りのことに興味や関心を抱き 自分の頭で考えて、更なる情報収集をすることで 物事の本質や裏側を理解する人が増え 更に投票行動や市民運動、購買行動などが変化したら 面倒だ 今だけカネだけ自分だけ、というのは人間の本質である 多くの日本人は近視眼的な自己の利益の為に動いている その結果が、現状なのだから、この本を読んで共感する事は自己否定に繋がる 自己否定は苦しよ 嫌な事は避けよう 楽で楽しい事をしていた方がいいじゃない 他人と比較してちっちゃな自尊心を満たして、周りを気にして行動し、今ある富を失う事に怯えて生きる そしたら人生なんとなく平和に終われるよ もう一度言う、読まない方がいい。 読んじゃダメだ! ダメだよ! ダメ!絶対!
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やや偏った見方ではあるが、極めて示唆的であり、日頃考えていない部分や抜け落ちに気付かされるという意味で、本著の果たす意味は大きい。日本人の資産、未来が売られるというテーマに沿って、水、土、タネ、労働者、老後、個人情報と警鐘は多岐に。偏ったと書いたのは、例えばタネ。種子におけるパテ...
やや偏った見方ではあるが、極めて示唆的であり、日頃考えていない部分や抜け落ちに気付かされるという意味で、本著の果たす意味は大きい。日本人の資産、未来が売られるというテーマに沿って、水、土、タネ、労働者、老後、個人情報と警鐘は多岐に。偏ったと書いたのは、例えばタネ。種子におけるパテントについては、日本側にも利用したい意向はあるが、そこは抜け落ち、あくまでモンサントへの脅威を綴る。結構。モンサントなんて、日頃考えてないから、そうした提議に意味がある。 読んで損の無い本。
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医療や水道、食等々、人間が生きていく上で絶対必要なものが、静かにかつ、確実に食い荒らされている実態を解説した本。ここに書かれていることが事実なら、そう遠くない将来に、日本は崩壊してしまうのではないか。野党はぜひこの本をベースに事実関係を確認し、国会で問題提起していただきたい。多く...
医療や水道、食等々、人間が生きていく上で絶対必要なものが、静かにかつ、確実に食い荒らされている実態を解説した本。ここに書かれていることが事実なら、そう遠くない将来に、日本は崩壊してしまうのではないか。野党はぜひこの本をベースに事実関係を確認し、国会で問題提起していただきたい。多くの日本国民に読んでもらいたい本。ちなみに、私は休暇中のリゾート地で本書を読んで暗澹たる気分になり、休暇が台無しになりました。
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