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稼ぐがすべて の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2023/08/29

著者がBリーグへの統合から開幕戦、軌道に乗せるためのロジック、スポーツビジネスのマーケティングとは何なのかを主に明らかにする。 当時のチェアマン、川淵三郎氏の語録や著者とのやり取りも大変興味深い。

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2022/03/04

稼ぐことは、ビジョンとリーダーシップと人材確保で達成することができるとの考えのもと、B.LEAGUEを育ててきた話は、興味深く読むことが出来ました。

Posted byブクログ

2021/11/20

やりたいことはあくまでも趣味。できることはできるくまでもただの特技。すべきことこそチームのミッション。 走りながら考えろ。考えながら走ろではない。走りありきで、行動を起こせ、全速力で走りながら考えろ。スピード感が変わってくる。その方が何か起きそう。 勝っても負けても楽しかった...

やりたいことはあくまでも趣味。できることはできるくまでもただの特技。すべきことこそチームのミッション。 走りながら考えろ。考えながら走ろではない。走りありきで、行動を起こせ、全速力で走りながら考えろ。スピード感が変わってくる。その方が何か起きそう。 勝っても負けても楽しかったというエンターテイメント性。 チームが集めたファンのデータを企業と共有。企業もマーケティングができウィンウィン。 チケット売り上げはスポンサーの2倍がNBA。一番大事なのは入場者。 チケット客単価を上げるために必要なことは滞在時間。一時間800円くらい? 心身ともに追い込まれた男の子が唯一心を許したツールはスポーツだった。すごいよなスポーツ。 努力し続けると成功する確率が高くなる。直角三角形の法則。

Posted byブクログ

2021/08/15

著者の葦原さんは、オリックス、パリーグ・マーケティング、DeNAを経て2015年Bリーグの初代事務局長となり、その立ち上げに尽力した。現在はBリーグを離れて2021年4月から日本ハンドボールリーグの初代代表理事となっている。 本書は、そんな葦原さんがまだBリーグ事務局長に在職し...

著者の葦原さんは、オリックス、パリーグ・マーケティング、DeNAを経て2015年Bリーグの初代事務局長となり、その立ち上げに尽力した。現在はBリーグを離れて2021年4月から日本ハンドボールリーグの初代代表理事となっている。 本書は、そんな葦原さんがまだBリーグ事務局長に在職していた時代に、主にBリーグ立ち上げの経緯とその苦労について記録したものである。 スポーツ団体は「稼いでこそすべて」と言い、どこか収益の話をするのがタブーとする雰囲気があった日本のスポーツの流れの中にあったバスケットボール市場に対して、魅力的で未開拓の市場ととらえて戦略的にアプローチしていく様子が描かれている。徹底的に収益化に特化すること。それはスポーツの普及やチームやリーグの強さがなくてもビジネスとして達成することができる。リーグは収益化が達成されて初めて普及や強化に投資できるという発想だ。 Bリーグは、二つのリーグに分かれていたバスケットボールリーグをFIBAが統合を求めて、統合できるまで国際試合の出場を禁止したことによる外圧で生まれた。この機会にJリーグで実績をもつ川淵元Jリーグチェアマンをトップに擁してブランディング・ビジネスモデルなどを「あるべき姿」をベースとして一新することとなった。しかし、時間がなかったことから人財を集めるところから始まって大変だったことがうかがえる。 アメリカのNBAやMLBという成功事例を参考にしながら、古巣のNPBと違ってリーグ主導のプロスポーツリーグとすること。言うと簡単だが、具体化とその遂行の大変さは想像するに余りある。そういった経緯と著者がそこで考えたことが各章の最後にまとめられていてビジネス書としても参考になる。 ファンデータベースをリーグ統合で一元化すること、新規ユーザ獲得よりも既存ユーザ(観客としてお金を払って見に来る)の回数を増やす方が効率的であること(ロイヤルカスタマーの育成)、新規ユーザ獲得の最も多いきっかけは「誘われたから」、スマホファーストの世界観(SNS、ネット配信、オンラインチケット)を構築する、といった分析に基づく戦略を構築していく。ソフトバンクがトップ同士の合意でスポンサーとなった経緯も書かれている。アリーナを各地に作ることが将来的には重要であるという観点も、アリーナ建設が十分魅力的な投資にするというビジネス上の目標としてとても魅力的だ。実体はさらに泥臭いことがあったのだと思うが、いろいろと勉強になった。 まだまだ成長中のBリーグ。辞めた経緯はよくわからないが、かつて学生時代にハンドボールをやっていた身としても、葦原さんが代表理事の職を受けたのは勝算があってのことと期待している。

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2021/07/10

データはあくまで答えをみつけるためのツールで、大事なのは自分なりの仮設、そして信念だということ。 たまにデータに踊らされそうになるので肝に銘じたい。 読み終えて、バスケにさして興味なかった自分がBリーグにハマったのは、この戦略に乗せられたのだなとわかり、マーケティングの大切さを再...

データはあくまで答えをみつけるためのツールで、大事なのは自分なりの仮設、そして信念だということ。 たまにデータに踊らされそうになるので肝に銘じたい。 読み終えて、バスケにさして興味なかった自分がBリーグにハマったのは、この戦略に乗せられたのだなとわかり、マーケティングの大切さを再認識させられた。

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2021/04/11

元々バスケをやっていたので、ビーリーグには興味があり手に取ってみた一冊。 立ち上げの苦労や工夫が勢いのある文章で書かれており筆者の熱い思いが伝わってきた。正直なところスポーツビジネスは素晴らしい選手がいれば儲かるもの、と安易に考えていたが、通常の企業同様にビジョンや戦略が必要で...

元々バスケをやっていたので、ビーリーグには興味があり手に取ってみた一冊。 立ち上げの苦労や工夫が勢いのある文章で書かれており筆者の熱い思いが伝わってきた。正直なところスポーツビジネスは素晴らしい選手がいれば儲かるもの、と安易に考えていたが、通常の企業同様にビジョンや戦略が必要であり、働くすべての「ヒト」あっての経営だと気付かされた。 どうせNBAには劣るんでしょ、と思い今まで見もせずになんとなく毛嫌いしてしまっていたが、一度じっくり見てみて、プレーだけでなく裏方の方々の想いも感じながら体感してみたい。

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2021/03/29

ビジネス書として非常に参考なる本で、Bリーグやスポーツビジネス以外でも参考になる内容でとても良かった。 特に個人的に共感できたのはこの2つ。 ・スポーツを通して社会課題を解決する事 ・そのためにデータを活用したデジタルマーケティングを強化した事 2016年に立ち上がったBリー...

ビジネス書として非常に参考なる本で、Bリーグやスポーツビジネス以外でも参考になる内容でとても良かった。 特に個人的に共感できたのはこの2つ。 ・スポーツを通して社会課題を解決する事 ・そのためにデータを活用したデジタルマーケティングを強化した事 2016年に立ち上がったBリーグで歴史が浅いからこそ今の時代にあった戦略を立てて、前例にとらわれない行動をとる凄さが伝わってくる。

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2021/01/30

本質において一致。行動において自由。全てにおいて信頼。 バスケットボール団体の使命 スポーツ団体としての使命 公益法人としての使命 大きな情熱で仕事をしている。 その人がやるから、信頼できる。 任せられる。そう思われることが大切。 言われてからやるようでは、そうにはならな...

本質において一致。行動において自由。全てにおいて信頼。 バスケットボール団体の使命 スポーツ団体としての使命 公益法人としての使命 大きな情熱で仕事をしている。 その人がやるから、信頼できる。 任せられる。そう思われることが大切。 言われてからやるようでは、そうにはならない。

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2020/06/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

R:なんでこの本に興味を持った?  バスケ事態にはあまり興味がなかったが、スポーツビジネスで事例として特にデジタルマーケティングの手法に興味があったから。 A:読んでどうだった?  事業戦略やマーケティング論は読んでいて面白かったし、「潜在的な顧客」をどうやって「顕在的な顧客」とするかは今の自分の仕事のヒントになりそうと思った。  バスケが若年層の方が人気があるのはなんとなくわかるが、女性人気がかなり高いのはかなり意外だった。  Bリーグの例のように、全体で「稼ぐ」ということを考えたら1つの部署(本書の例でいえばクラブ)だけで何かしても、「稼ぐためにすべきこと」はできないなと感じる。 P:心に留まったフレーズ ●人材採用論  ・「人材」と「人財」の違い   ※人材 → 人の持つ可能性を加工して成長させるイメージ   ※人財 → あるがままの素材を活かすイメージ  ・「べき」論を語れる人   ※やりたいこと → あくまでも趣味、   ※できること → ただの特技   ※すべきこと → 自分たちのミッション ●走りながら考える vs 考えながら走る  ※スピード感が必要な仕事はまず「走る」ことありき。   確かに考えることありきだったら、いざという時に考えて止まってしまいそう。 ●事業戦略論  ・「ファン数」と「来場者数」は違う。一般的にはファンの10%が来場する。   →来場するコアなファンを分析し、ただのファンもしくはファンでもない大多数にアプローチするのではなく、    分けて考えるコトが重要ではないか?  ・データを使う人材は「分析のプロ」と「現場の人間」のハイブリッド。   特に分析のプロは現場の生の声を知らない観点の分析・提案になりがち。  ・データから答えを探さない。まず信念を持ってデータを見ることが大事。  ・分析の手法「重回帰分析」 ●マーケティング論  ・bリーグのライト層の初観戦動機は「誘われたから」。つまりライト層を取り込むためにライト層をターゲットに戦略を立てるのではなく、   ライト層を誘うコア層が「誰を誘いたくなるか」「どうしたら他の人を誘おうと思うのか」の方が大事。   だって結局観戦に来た1番の理由が「誘われたから」だから。   ※この視点はめっちゃ重要と思う。  ・その事業にとって1番大事なことは何??

Posted byブクログ

2020/01/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

## 感想 - 良かった。定量的な話や具体的な意思決定のエピソードが詰まっていて、それっぽい物語で終わるものとは一線を画していた(ただしマネジメントのくだりとかは飛ばして良い) - 川淵キャプテン、アツイな~~~サッカーだけでなくバスケも救ってたのか~ ## メモ 全く興味ない人を1回連れてくるコストは今5回来ている人を6回にするコストに対して6倍かかる。 NBAはチケット売上45億円スポンサー売上20億円で2倍。日本は逆でチケット1.5億にスポンサー3億。J1もチケット7億スポンサー15億で同じ。 セカンダリーマーケット。シーズンチケットが売上の75%を占めるNBAは、転売を公式サイトでやれる。この入札で新しいターゲットのデータも集まる。一石二鳥。 エンタメへの支払いは時間単価800円くらいが日本の感覚値。となると滞在時間を延ばすことが効果的。 プロ野球は入場者数×100円くらいが予算。 bリーグクラブ社長の平均年齢48歳。全体の3分の1の13人が45歳未満。野球は親会社からの出向社長が多く平均59歳。Jリーグも55歳。ちなみに世間の平均は60歳。 ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0 ムトンボらレジェンド3人も参加! NBA社会貢献活動「NBA Cares」が開催 | バスケットボールキング https://basketballking.jp/news/world/nba/20191007/194113.html

Posted byブクログ