長流の畔 の商品レビュー
「流転の海」全九部中八部目まで来た。 あと一巻しか残っていないのを寂しく感じるようになった。 熊吾は、またもや会社の金を横領されたり、女とずるずると関係を続けたり、妻や息子に愛想をつかされるのも当然という気がする。 しかし、こんな時にも、他人に仕事を探してやったり、免許を取ら...
「流転の海」全九部中八部目まで来た。 あと一巻しか残っていないのを寂しく感じるようになった。 熊吾は、またもや会社の金を横領されたり、女とずるずると関係を続けたり、妻や息子に愛想をつかされるのも当然という気がする。 しかし、こんな時にも、他人に仕事を探してやったり、免許を取らせてやるなどのおせっかいを焼くところが、大将、大将と慕われるゆえん。 また、資金繰りに非常に困っていても、とりたてて節約しているようには見えず、糖尿病であるのに、酒を飲んで美味しいものを食べている。そういう熊吾を見ても、読者である私ももう慣れっこになってしまっている。 とりあえず第九部に進みます。
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とうとう、あと1巻まで来た。 熊吾の浮気が遂にバレた。家族に謝りに行くまでは良かったが、また逆ギレして妻と子供に暴力をふるった。謝って簡単に許される問題じゃないだろ。読んでいて、またしても頭にきてしまった。 しかし最後は、房江が熊吾に見切りをつけて生まれ変わり、いきいきしている姿...
とうとう、あと1巻まで来た。 熊吾の浮気が遂にバレた。家族に謝りに行くまでは良かったが、また逆ギレして妻と子供に暴力をふるった。謝って簡単に許される問題じゃないだろ。読んでいて、またしても頭にきてしまった。 しかし最後は、房江が熊吾に見切りをつけて生まれ変わり、いきいきしている姿が描かれて終わった。 ラスト1巻では、よりを戻さず房江の人生を生きる終わり方にしてほしいな。
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熊吾は落ちるところまで落ちていった。 自業自得とはいえ、老いも手伝って哀れとしかいいようがない。 でも、房江は逆に第二の生を得る。 偶然が偶然を呼び、生きる強い意志を得た。 熊吾も房江も細い綱の上で何とか生き延びている。 伸仁は父と母にどんな感情を抱いているのか。 孤独の中で、本...
熊吾は落ちるところまで落ちていった。 自業自得とはいえ、老いも手伝って哀れとしかいいようがない。 でも、房江は逆に第二の生を得る。 偶然が偶然を呼び、生きる強い意志を得た。 熊吾も房江も細い綱の上で何とか生き延びている。 伸仁は父と母にどんな感情を抱いているのか。 孤独の中で、本と向かい合い思索を深めているのか。 若くして諦念の中で動かぬ感情の中で生きているのか。 母親に対してだけは、優しい気持ちを持ち続けているのか。 1964年。ついに東京オリンピック。 中古本を手に入れて ドストエフスキーの『貧しき人々』 松本清張の『点と線』を読む伸仁。 だんだん自分の生きてきた時代と重なってきた。 松坂家の三人はどうなっていくのか。 最終巻が楽しみ。
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大阪千鳥橋・中古車センター編(伸仁16歳から17歳・高2から高3) 房江さんの哀しみと諦めと、伸ちゃんの涙… 第8部は、房江さんの気持ちに寄り添いながら読みました。 城崎で自らの命を絶とうとした房江さんだったけれど、様々な要因(幸運)が重なり、命を救われました。 人生には、「も...
大阪千鳥橋・中古車センター編(伸仁16歳から17歳・高2から高3) 房江さんの哀しみと諦めと、伸ちゃんの涙… 第8部は、房江さんの気持ちに寄り添いながら読みました。 城崎で自らの命を絶とうとした房江さんだったけれど、様々な要因(幸運)が重なり、命を救われました。 人生には、「もしも、あの時〇〇だったら…」という偶然の巡り合わせがあると思います。房江さんが最期と決心して鰻重をお腹いっぱい食べたこと、麻衣子さんが家に引き返したことなど、色々なことが重なり房江は一命をとりとめました。 これらは決して偶然ではないのかもしれないと、「流転の海」シリーズを読み重ねる中で感じるようになりました。 (以下、あとがきを書き写します) どこが始まりでどこが終わりなのかわからない長い川の畔を旅していて、疲れ果てて倒れ込んでしまうときがあっても、そこには毒虫もいれば菫も咲いている。そのどちらと出会うかは「運」ではない。「意志」である。 累々たる死と失敗と挫折は、それらを乗り越えるごとに、源が遠ければ遠いほど流れは長いことの証となる。流れのはるか彼方の、目に見えない未来て待つ生が燦然と輝くであろう証である。 私が「流転の海」で書こうとしたのはそれだったのだ。
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人生において、これ程裏切られた人間はいるだろうか その度にドン底に落ち、蘇る繰り返し 全8部にわたる 最後の一巻になってしまった 30年をかけて作者が育てた作品を1か月で読んでしまいそうだ
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人を傷つける覚悟とは、最悪傷つけた人が死ぬ覚悟をもつことだと思う。そんなつもりはなかった、は通じない。不倫は誰も幸せにならない。 人生で自立すること=経済的自立は重要な視点。まずはこの条件が成立することで、ようやく精神的自立に繋がるのだろう。 最終巻が楽しみだ。
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ついに8巻まで読んだ。長かった。あと一冊で終わりかと思うと、とても寂しい。 登場人物の何人かのことは忘れてる。 仕方ない。 でも何十年もかけて書かれた長いものがたりを、ぼくは二年かけて読んでいる。駆け抜けるような速さなのかというとそうでもない。 ぼくは読むのが遅い。 話は、中古...
ついに8巻まで読んだ。長かった。あと一冊で終わりかと思うと、とても寂しい。 登場人物の何人かのことは忘れてる。 仕方ない。 でも何十年もかけて書かれた長いものがたりを、ぼくは二年かけて読んでいる。駆け抜けるような速さなのかというとそうでもない。 ぼくは読むのが遅い。 話は、中古車センターを立ち上げるところから、板金屋を売りに出すところ。 案の定というかなんというかお決まりのドラえもんのエンディングのような、裏切りや逃げられたり、しょーもないことが発覚したりするわけだけども。それすらも日常のなかにあってなんかおもろい。 この8巻での房江の心理描写がとても好きだ。 いきるとはなにだろうか。 ただ生きていることではないことは確かだが。。 2024年のあいだに読み終えようかどうしようか。迷う
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松坂の大将、遂に浮気がバレるの巻。 というか、日曜日なのにちょっと医者へ寄って来るなんて、松坂の大将!それは無いですってw日曜日とは気付かなかったらしいのですが、そんなウソはバレバレでしょーよ。房江(妻)さんも気付くってw 第8部まで読んできて一番納得のいかないシーンです。もーハ...
松坂の大将、遂に浮気がバレるの巻。 というか、日曜日なのにちょっと医者へ寄って来るなんて、松坂の大将!それは無いですってw日曜日とは気付かなかったらしいのですが、そんなウソはバレバレでしょーよ。房江(妻)さんも気付くってw 第8部まで読んできて一番納得のいかないシーンです。もーバカバカ。 結果これでこの夫婦は壊れてしまい、房江さんは自殺(未遂)するわで大混乱。 この物語でよく出てくるのが『運』。私も運のみで何とか現在息が出来ている人間ですので、非常に刺さるのがこの『運』『運命』について。松坂の大将は今まで運が良かった。それが7部あたりからこの強運に陰りが出来て、遂にこの8部で浮気バレ。そしてご子息から無視される始末。お疲れ様でした、大将。 そしてラスト9部ではどういう結末を迎えるのでしょうか。これが37年掛けて書かれた作品なんですよね・・・37年って。 とは言え終わって欲しくないんですよ。松坂熊吾の人生を神様の目線で見てきた私にとっては寂しいの一言。納得の行く最後であってほしいですね。 さあ、第9部へ!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何とも言えぬ。何をしてるのやら。 時代のせいにして、運のせいにして。 偶然のせいにして。 何に出会うか、何が起こるかは、時代や偶然、周りの環境、出会う人々、自分の特質により大きく変わるが、最終的に何を選ぶのかは自分の意思。 腋の甘さ。 房江回復と自分の本質の出現。落ちていく熊吾。 未だ許してもらえると思っていた熊吾のアホさ加減。 最後のシーンで骨身に沁みたようだが、果たして次の最終巻ではどうなるのか。。 伸仁はどうこの事態を捉えたのか。その内面の動きは読み取れず。 どこに向かうのか、どこに辿り着くのか。今また、混沌に放り出された感覚。
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とうとう自分が房江と同じ年齢に! 房江は生まれ変わり、強く生きる力を得た。 熊吾と房江が生かされている奇跡に感謝しているのと同様に自分もこのタイミングにこの本に出会えたことに感謝!
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