会計の世界史 の商品レビュー
前職まで営業をしており、経理は現在の職場で初めて経験。簿記の勉強から、会計本をたくさん読む等の勉強を進めて色々な知識がついてきた時にこの本を読みました。本のタイトルの通り、会計の世界史について理解したことで、どういった経緯で会計基準が設けられたのかということがわかり、身につけた知...
前職まで営業をしており、経理は現在の職場で初めて経験。簿記の勉強から、会計本をたくさん読む等の勉強を進めて色々な知識がついてきた時にこの本を読みました。本のタイトルの通り、会計の世界史について理解したことで、どういった経緯で会計基準が設けられたのかということがわかり、身につけた知識の応用に使えると感じました。制度の経緯を理解しておくことは、なぜ必要なのかの理解つながります。仮に自分が経理担当でなくても、この本は物語としても面白く読めると思います。会計に携わらない方にもおすすめしたい本です。
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面白かった。会計の成り立ちと進化を平易な言葉で書かれていて、簿記、財務会計、管理会計、ファイナンスのエッセンスを歴史から学べる楽しい一冊。
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イタリア、オランダ、イギリス、アメリカと続く、500年の歴史。会計の歴史をストーリーとしてザックリ把握するには、最適な本。分厚いように思えますが、一気に読めます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1部簿記と会社の誕生 第2部財務会計の歴史 第3部管理会計とファイナンス 捨てられた蔵書の1冊 絵画と歴史を織り交ぜる。 単調な1冊ではありませんでした。 レオナルドダヴィンチですが、メモを取るには大量の紙が必要でしす。 この点、父ピエロが公証人だったことは幸いでした。 p23引用
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簿記で勉強したことが、会計の歴史と紐付いて点と点が結びついた感じがした。特に自分のための帳簿付けが、公に公表するための財務会計になり、さらに自分のたちのための会計として管理会計やキャッシュフロー計算書に戻ってきた流れは非常に面白かった。また、財務諸表では表しきれない人間の価値や、...
簿記で勉強したことが、会計の歴史と紐付いて点と点が結びついた感じがした。特に自分のための帳簿付けが、公に公表するための財務会計になり、さらに自分のたちのための会計として管理会計やキャッシュフロー計算書に戻ってきた流れは非常に面白かった。また、財務諸表では表しきれない人間の価値や、仕事をする上での幸福度、楽しさを考慮に入れた新しい会計?も今後生まれるのかもしれないと個人的にはワクワクしている。 【自分のアクション】 管理会計、ファイナンスに関する本や動画も学び、今後の会計はどうあるべきか、また、それを支えるシステムはどうあるべきか考えてみる。
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簿記の資格を取りたい人もまだそこまでじゃない人にもまずは最初に読んでほしいお金の成り立ちの本。 何で棚卸しで嘘ついちゃいけないかがわかりますよ(笑) ダヴィンチやJFケネディなど誰もが知っている有名人のエピソードを絡めて徐々に成り立っていく資本主義ストーリーはサラッと読める...
簿記の資格を取りたい人もまだそこまでじゃない人にもまずは最初に読んでほしいお金の成り立ちの本。 何で棚卸しで嘘ついちゃいけないかがわかりますよ(笑) ダヴィンチやJFケネディなど誰もが知っている有名人のエピソードを絡めて徐々に成り立っていく資本主義ストーリーはサラッと読めるのに得られる知識は大容量。 「営業利益?経常利益?何それ?美味しいの?」な人にこそおすすめします。
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これ、簿記勉中、たまたま目にして図書館で読み始めたのがきっかけ。 ミュージシャンと会計の流れを結びつけているのはちと強引かと思いましたが、減価償却の考えとかは頭にしっかり残りました。
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会計を多少学んでいる人が是非読むべき一冊。点での理解が、歴史の流れと共に線になっていくのを実感しました。 会計の世界には、多くのルールが存在していますが、何のために存在しているかを理解することが本質の理解に繋がると考えています。この本はそうした理解に役立つと思います。
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積ん読をやっと。 面白かった! たまたまYouTubeでハプスブルグやメディチ家等の系譜をたどったあとに読んだのがよかった。
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会計と財務の歴史的な成立過程を、とてもわかりやすく伝えている。 あとがきに著者が言うように、会計の歴史って意外に浅く、特に企業価値評価はとても新しいと理解出来た。今の仕事での苦悩が、もっと挑戦すれば良いと思えて気が楽になった。
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