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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(下) の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2021/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SL 2021.6.15-2021.6.18 ラストがもう少ししっかり描き込んであるとよかったかなー 自分の話を誰も信じてくれなかったり、自分でさえ自分が信じられなくなりそうだったり、犯人との攻防も恐ろしいと思うけど、何より事故の場面が怖かった。

Posted byブクログ

2021/04/08

窓から目撃…と言われれば、当然『裏窓』を思い起こすわけだけれど、サスペンス映画、ヒッチコック映画もたくさん出てきて、なるほどー好きなんだなーと納得。1つ目のアレは、途中できっとそうだろうなあと気づくけれど、2つ目は、そう来たかー、と。

Posted byブクログ

2021/01/03

”自分自身が信じられない”って 怖ろしいことですよね。 『広場恐怖症』のため 自宅を一歩も出ることができない 女性が 窓の外に目撃してしまった 殺人事件を 周囲に 信じてもらうことができず・・・ 絶望と孤独と罪悪感が 人の心を蝕んでいく過程が つぶさに描かれていて 胸が塞...

”自分自身が信じられない”って 怖ろしいことですよね。 『広場恐怖症』のため 自宅を一歩も出ることができない 女性が 窓の外に目撃してしまった 殺人事件を 周囲に 信じてもらうことができず・・・ 絶望と孤独と罪悪感が 人の心を蝕んでいく過程が つぶさに描かれていて 胸が塞がれるようでした。 個人的な好みでいうと 種明かしの仕方が 何となく テレビの2時間サスペンスを彷彿とさせるような ラストの畳み掛けにおいても 人物の描き方が ちょっと雑な気がして 残念でした。

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2019/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

広場恐怖症のアナは10ヶ月もの間、自宅から出られずにいる。趣味は古い映画の鑑賞と、隣家をのぞきみること。最近公園の向こうに越してきた家族の母親と親しくなるが、直後に彼女が家の中で刺されるところを窓越しに目撃する。しかし、パニック障害でアル中のアナの話を誰も信じてはくれない。アナは自分が見たものを証明しようとするが。 なんと言っても、「ガール・オン・ザ・トレイン」との類似が気になる作品。離婚、アル中、女性の一人称等など。 どちらも、弱いけど強い等身大の女性の物語として楽しめる作品でした。ストーリーも推理も無理なく進んで、読みやすかったのも良かったです。

Posted byブクログ

2019/07/31

A.J.フィン著 (下) トラウマからの「広場恐怖症」 何せ 家の中(密室)の中での展開だから 広がりは感じにくかったが…「広場恐怖症」というものの実態や しかも アルコール依存症でのブラックアウトか?だんだん 現実か妄想か?分からなくなってくる まわりに自分の話しを信じてもらえ...

A.J.フィン著 (下) トラウマからの「広場恐怖症」 何せ 家の中(密室)の中での展開だから 広がりは感じにくかったが…「広場恐怖症」というものの実態や しかも アルコール依存症でのブラックアウトか?だんだん 現実か妄想か?分からなくなってくる まわりに自分の話しを信じてもらえなくなる恐怖も重なり…(下)の篇なってから だんだん、状況も加速して 読む方の者としても力が入って読み進められた。なるほど このミステリーは そんなふうに行き着くのかぁ…。 作者のA.J.フィン自身も小説の中に出てくるヒロインのように「広場恐怖症」とうつ病に長い間苦しめられてきたらしい…実体験に重ねてのアィデアの作品が 長篇デビュー作というのは驚きです。 しかも この秋に映画も公開予定らしい。 大抵 小説よりも映画の方が面白いというのは難しいし、あまり聞かないが…この作品に関しては 映画作品で表すのは難しい部分もある反面 趣きや視点を変えて描かれてゆく映画作品にも期待を出来そうな気がします(豪華俳優陣のキャスティングらしいですよ)

Posted byブクログ

2019/08/23

ある出来事をきっかけに引きこもりになった女性が、殺人とおぼしき場面を目撃する。が、日頃の言動から誰にも信じてもらえないばかりか、身辺に危険が迫ってくる。 モノクロを中心とした古き良き映画がこれでもかと登場するなか、そのシーンをなぞるかのような事件に巻き込まれ、翻弄される主人公。...

ある出来事をきっかけに引きこもりになった女性が、殺人とおぼしき場面を目撃する。が、日頃の言動から誰にも信じてもらえないばかりか、身辺に危険が迫ってくる。 モノクロを中心とした古き良き映画がこれでもかと登場するなか、そのシーンをなぞるかのような事件に巻き込まれ、翻弄される主人公。以前は児童心理カウンセラーでもあったのに、広場恐怖症と鬱でひきこもりのアル中、というヒロインには珍しいタイプで、感情移入は難しい。 何より、アルコールと治療薬の過剰摂取の量が半端ではなく、読んでいるだけで胃痛頭痛がしてきそう。それだけ飲んでも命はあるのかと驚くほど。 途中で明かされる事実や事件の真相は、ある程度予想できるが、この問題山積で苦しむ主人公がどうなるのか、古い映画とオーバーラップさせながら一気に読ませる作品だった。

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2019/05/11

少しずつ明らかになっていたアナの過去が,心無い刑事によって一気に露わになって,彼女の現状に同情したが,最後の方までアル中で薬物依存の改善されない姿にうんざりしていた.が,ラストになって一気に面白くなり,これまでの堂々巡りも納得. 面白かったです.

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2019/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好きな人はいるんだろうし、ベストセラーもそうなんだろうなと思うけど、結局最後までえー・・・という感じ。書評で勧める際にはハリウッド映画にピッタリなミステリーときちんと書いて欲しい。ブラッド・レンフロみたいな美少年を発掘して、デヴィットにも乙な人を配役して、売れる映画を作ってくれ、というだけの感想。

Posted byブクログ

2019/04/22

さらさらと流れるように読めました。この人?え、この人なのか!という展開は楽しめましたね。パターン的にはそれこそアナが見てきた映画作品によくあるような展開ではあります。

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2019/03/01

非常に読みやすい。本国でベストセラーになったのも納得。ハラハラさせるし、ちょっと読めてしまう気がするが、意外な展開もあって、楽しめた。 ヒロインの造型がなかなかユニークだ。「ああ、そこで酒飲んじゃ駄目じゃん!」と何度も突っ込こんでしまった。まあ、それも無理はないという辛い経験を...

非常に読みやすい。本国でベストセラーになったのも納得。ハラハラさせるし、ちょっと読めてしまう気がするが、意外な展開もあって、楽しめた。 ヒロインの造型がなかなかユニークだ。「ああ、そこで酒飲んじゃ駄目じゃん!」と何度も突っ込こんでしまった。まあ、それも無理はないという辛い経験をしてるんだけどね。彼女が溺れるように観る映画のタイトルが渋い。白黒映画オタクの人ならそこも楽しいだろう。

Posted byブクログ