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人さらい の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/05/11

登場人物や現場の様子を想像するのが難しかった。 最後の最後で、やっと理解がおいついた。 どんな人にも丁寧に接していないと、どこで酷い恨みをかってしまうか分からないから気をつけたい。

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2024/02/15

小学4年の千夏が誘拐され、静岡県警は総力戦で臨む。しかし身代金は奪われ千夏は遺体となって発見され静岡県警は大敗北を喫す。地取りや鑑取りなど多方面からの捜査が真相へ近づいていく。真相はやるせないもので、ただただ切ない。「娘の事故の実情を誰にも見せたくなかった」という親の子持ちが痛い...

小学4年の千夏が誘拐され、静岡県警は総力戦で臨む。しかし身代金は奪われ千夏は遺体となって発見され静岡県警は大敗北を喫す。地取りや鑑取りなど多方面からの捜査が真相へ近づいていく。真相はやるせないもので、ただただ切ない。「娘の事故の実情を誰にも見せたくなかった」という親の子持ちが痛いくらいに分かり、泣けた。

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2023/02/12

翔田 寛さん、初読みです。 2015年に発売された『真犯人』の続編ですが そちらを読んでいなくても問題ありませんでした。 タイトルで一目瞭然ですが誘拐物です。 静岡県浜松中央署管内で、小学4年生の村木千夏ちゃんが誘拐され 犯人は千夏の母、清美に身代金1億円を持って、浜松駅から...

翔田 寛さん、初読みです。 2015年に発売された『真犯人』の続編ですが そちらを読んでいなくても問題ありませんでした。 タイトルで一目瞭然ですが誘拐物です。 静岡県浜松中央署管内で、小学4年生の村木千夏ちゃんが誘拐され 犯人は千夏の母、清美に身代金1億円を持って、浜松駅からタクシーに乗車するよう命じます。 プロローグが鍵である事を想像して読み進めて行くと 途中から幾重にも絡み合った人物相関図が明らかになって来る。 復讐の為だけに利用される子供が可哀想で堪らない。 因果応報で片づけるにはあまりにも辛くやりきれない物語。

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2022/11/29

久々に読んだ重めの推理小説。事件の詳細と気になることを時系列に書いてみたけど結末はまったく予想できず、しっかり騙されました。 作り込みがすごかった。完敗でした。

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2022/09/23

悲惨な事件発生から、次々と刑事さんの小さなヒントなどを積み重ねて、犯人の炙り出しがワクワクした。見事に付箋回収してて、読みやすかった

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2019/07/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。浜松市を舞台にした小学生誘拐殺人事件の捜査の手口と一部始終を警察側の観点から書かれた小説だが、犯人が〇〇だったとは意外な展開。複雑に絡んだ人間模様と心理描写が絡んで、犯人に同情したくもなる。ただ、大筋は復讐劇なので、いかにして、誘拐が行われ身代金をうけとったかの面白さだと思う。昔から誘拐は罪が重い、ましては誘拐殺人となるとなおさらだ。タクシーを数台使い警察を攪乱させ、運転手を爆死させる筋立ては面白かった。蛇足ながら私も以前浜松市に住んでいたので懐かしかった。

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2019/06/06

小さな不審火事件が続いていた地域に、一件の誘拐事件が発生した。被害者は不審火事件の被害者でもあった一家の娘。両親の協力を得て刑事たちは身代金受け渡しの段取りを組むが、犯人によってその受け渡しは混乱を極める。タクシーを乗り継がされ、どこかへ連れられていく身代金を持った母親がたどり着...

小さな不審火事件が続いていた地域に、一件の誘拐事件が発生した。被害者は不審火事件の被害者でもあった一家の娘。両親の協力を得て刑事たちは身代金受け渡しの段取りを組むが、犯人によってその受け渡しは混乱を極める。タクシーを乗り継がされ、どこかへ連れられていく身代金を持った母親がたどり着いた先で、一台のタクシーが爆発し、そのトランクには娘の死体が積まれていた。 非常に丁寧な刑事小説。誘拐殺人事件の捜査の流れや刑事たちの動きが丹念に描かれているので、サスペンスドラマとしてハラハラしながら読めた。なんだけど、メインで捜査する刑事が1組じゃないっていう珍しさなので(多分それもリアリティからだと思うけど)、誰がなんの情報持っててどういう立場でどういう関係でっていうのが混乱してしまったわ。結末は悲しくてしんどい。でも最初に登場した時から違和感はあったのですっきりしたわ

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2019/04/08

推理小説を読みなれている人ならば かなり早い段階で犯人がわかってしまうのではなかろうか。 それでも、なぜ誘拐が起きたのか その動機やトリックが知りたくて ページをめくる手が止められませんでした。 誰も救われない物語だったけれど 充分楽しめるエンターテーメント小説でした。

Posted byブクログ

2019/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『真犯人』に続く日下警部補シリーズ。 日下以外の刑事がいまいち判別できませんでしたが、最後まで勢いに乗って読めました。 被害者遺族ではあるけれど、もともとは自分たちのバカな一言が2つの家族をめちゃめちゃにしたんだもんね・・・何とも言えないです。

Posted byブクログ

2019/01/18

誘拐を扱った警察小説。小学生を誘拐し、その顛末をストーリーにしているが、真正面から描いている。これほどシンプルに描かれた誘拐小説(?!)も珍しいかもしれない。 シンプルでありながら、最後まで読者を惹きつける要素を多く盛り込んだ作品だ。

Posted byブクログ