夫のちんぽが入らない の商品レビュー
たぶん、前回読んだ時から10年近く経つ気がする。 前読んだ時はまだ学生だったか、社会人1年目とかそこらへんだったか。 そのときも、面白かったし心にしっかりささる話だった。 久しぶりに読んで。 あら、こんなに読みやすかったかしらという感じで、一瞬で数時間で読んでしまった。 そして...
たぶん、前回読んだ時から10年近く経つ気がする。 前読んだ時はまだ学生だったか、社会人1年目とかそこらへんだったか。 そのときも、面白かったし心にしっかりささる話だった。 久しぶりに読んで。 あら、こんなに読みやすかったかしらという感じで、一瞬で数時間で読んでしまった。 そして、前以上に、第2.3章が苦しかった。 こだまさんほどでは全然ないにしろ、仕事でしんどかったり逃げてしまったり善の気持ちを持てなかったりそういう自分が嫌だったり。 それ以外もなんだか、自分のしんどい気持ちを改めて文字にして読んでいる気がして。 でも、だからといって、読めないとか苦しすぎて落ち込むとか、そういうことなく読めた。 エンタメを読んでいる、という感覚なのか、もしくは同じ人がいるという安心感からなのか。 たまに胸から喉にかけてのぎゅっとする感覚はあれど、しんどい方面の感情にはあんまりならずに読むことができた。 あと、こだまさんって、人のためというよりは、もっと単純に文章を書きたい人なのかなあという印象。 次の新作のけんちゃん、買いたいな。 あと、こだまさんに会ってみたいし、話してみたいな。
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エッセイだと思い込んで手に取った本だったので私小説で驚いた。性の話は赤裸々に語るにはなかなか難しい話題だがそれがどれほど女性の生きにくさに繋がっているのかを感じたし、それ以外の事も含め著者の苦しさが語る事によって少しずつ消化されていく様にほろりと涙が出た。
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衝撃的なタイトルで手に取った一冊だけど、中身はとても深く考えさせられるものだった 多様性と言う言葉は、現代社会においてよく耳にするけれど、実際は普通ではない「少数派」の人たちは排除と言うのか、受け入れられるのは難しい。 お互いを思いやる優しい心を持って、他人と比べず自分のペースで...
衝撃的なタイトルで手に取った一冊だけど、中身はとても深く考えさせられるものだった 多様性と言う言葉は、現代社会においてよく耳にするけれど、実際は普通ではない「少数派」の人たちは排除と言うのか、受け入れられるのは難しい。 お互いを思いやる優しい心を持って、他人と比べず自分のペースで歩みを進めていることが大切なのだと改めて思った。 また、他人と話す時も「普通はこうだよね」といったような自分の価値観が絶対に正しいと言う話し方はしてはいけないのだと感じた。
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タイトルだけで読む読まないを判断するのは宜しくないなと実感させられた典型的作品。 話題になったインパクトあるタイトルが手に取る機会を損わせていましたが、個人的に好きな内容だった。⭐︎3.5
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雑誌でおすすめしてあったので借りて読んだ一冊。 もっと卑猥な本かと思いきや、、、、 なんとも切実で真面目な本でした。 作者自体が下ネタなんか話したこともない。 と、いう人物らしいけども、まさにそんな感じ。 彼女からみた世界が、とても硬くて生きづらく、みんなが普通に暮らし過ごす...
雑誌でおすすめしてあったので借りて読んだ一冊。 もっと卑猥な本かと思いきや、、、、 なんとも切実で真面目な本でした。 作者自体が下ネタなんか話したこともない。 と、いう人物らしいけども、まさにそんな感じ。 彼女からみた世界が、とても硬くて生きづらく、みんなが普通に暮らし過ごすことができないもどかしさに苦しめられてるのが手に取るようにわかり、読んでいて、、、これは、、、大変だな、本当によく一人で頑張って生きてきたな。 でも、本を書くことで昇華した気持ちもあるようで、この著者が唯一心を開ける場として本があるな。と思えたし、そういう設定で描かれていたとしても、下ネタがこんなにも真面目で一途に取り掛かるもの。と、考える機会をくれたことに感謝です。 描き方でこんなにも違うか。 と思う、性行為の描写。 これはおススメです。 デデンデン #夫のちんぽが入らない #赤裸々 #だけどなんとも言えない #性行為 #こんな表現の仕方があるのか #びっくり #新しい見地 #すごい #こだま #エッセイ? #本当? #すごいです
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泣きそうになってしまうほどよかった。買って良かった。読んで良かった。 主人公が不器用で自責感が強くて読んでいて辛かった。それでいて文章がすごく素直だから自分ごとのように物語に入っていけた。194ページの「行為に及ぼうとする空気を敏感に感じ取り、身構えることもない。もう必要以上に自...
泣きそうになってしまうほどよかった。買って良かった。読んで良かった。 主人公が不器用で自責感が強くて読んでいて辛かった。それでいて文章がすごく素直だから自分ごとのように物語に入っていけた。194ページの「行為に及ぼうとする空気を敏感に感じ取り、身構えることもない。もう必要以上に自分を責める必要もない」という素直な文章に泣きそうになってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こだまさんは二作品目。 読んでて身を切られるようで泣いてしまうところもあった… 私はからっぽになってしまった心を、相手は制欲を満たす。私はその人でなくてよくて、その人も私なんかじゃなくていい。…私のしていることは痛みから目をそらすために、新たな傷をこしらえるようなものだった。痛みを忘れていられるのは、ほんの少しの間だけ。何もいいことなんてないのに、ただ心と身体が無闇に汚れるだけなのに、自分と同じように荒んでいる人に会うと妙に安心した。その人を通して、自分を見ているような気がした。(p.128) でも、私は目の前の人がさんざん考え、悩み抜いた末に出した決断を、そう生きようとした決意を、それは違うなんて軽々しく言いたくはないのです。人に見せていない部分の、育ちや背景全部ひっくるめて、その人の現在があるのだから。それが分かっただけでも、私は生きてきた意味があったと思うのです。(p.216)
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下ネタは嫌いだけど、そういう下品な話しではない。 前もってそんな情報があったから手にとれた。逆にその情報がなければ絶対手には取らなかった。 深刻だけど、笑ってしまう部分も多く一気読み。
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血の滴る傷口を剥き出しにしたかのような私小説。 タイトルからは想像出来ないほどに壮絶な内容で、心のあちこちが斬りつけられたように痛い。 病院に行った方がいいとか別れた方がいいとか思ってしまうけど、きっとそれでは何の救いにもならないのだろうなぁ。
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タイトルにインパクトがあるし、内容も一見特殊環境にいる人の話のようだけど、主人公の感覚が理解できる人は多いのではないかと思った。誰にも説明ができない孤独感や、性を介さない男女間の愛についてなど、現代を生きる上で共通のテーマが語られているように感じた。 主人公が救われる話も良いけど...
タイトルにインパクトがあるし、内容も一見特殊環境にいる人の話のようだけど、主人公の感覚が理解できる人は多いのではないかと思った。誰にも説明ができない孤独感や、性を介さない男女間の愛についてなど、現代を生きる上で共通のテーマが語られているように感じた。 主人公が救われる話も良いけど、救われなくても生きていくと決めた主人公に、切ないけど勇気づけられた方は多いのではないかと思う。 ちなみに孤独な男女二人の物語という点で、なんとなくよしもとばななさんの小説を彷彿とさせられた。著者もきっとばななさんが好きなのではないかな?と勝手に憶測した。
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