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一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 の商品レビュー

4.1

181件のお客様レビュー

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    58

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/06/06

世界の出来事を年表ではなく 場所ごとの歴史が書かれた本 わかりやすくどのような流れで現代まできたか と、各国の特色がわかった。 高校時代の世界史の知識がフラッシュバックして頭に入りやすくどんどん読み進められた。 高校でこの本を読んでから、世界史を受けたかった

Posted byブクログ

2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

六年一貫中高のしみったれた受験校で青春を過ごしたため、うっかり日本史しか勉強せず、世界史の滋養を享受せずに危うく人生を終えそうになったおじさんです。 中年に差し掛かってから世界史を勉強しました。 で、本作ですが、よき点・悪き点どちらもあるかと思います。それらを予め斟酌したうえで利用されたら効果はあると思います。 ・・・ まあ世界史というと、試験でやたら細かいことを書かせて、ほんまにそれ人生で役に立つんですか?みたいな疑問が出てくることが有ると思います。そこで拒否反応が出る人は多いと思います。 そうした意味では本作は、全10章立てでうわっと時代を大まかに把握。この「大まかに」「要は」の把握は言わば世界理解のための背骨です。それが本作で得られるところであり、ウリです。 とりわけ読んで欲しいのは各章の冒頭に書いてある紹介文です。ここがマジでポイントだと思います。 例えば私がどうも苦手だなと思う中国史とインド史。中国史の冒頭にはこうあります。 「皇帝の人間性に大きく左右されてきた中国の歴史」(P.130) 要は皇帝次第なのです。良政もあれば悪政もある、そして皇帝によってこれが変わる、という大枠を作り、中国史を読み進める。また皇帝のパーソナリティに関心をもつと理解が早いでしょう。 またインド史冒頭にはこうありました。 「多様な民族、宗教、言語などをバラバラなままに包み込むインド」(P.114) ウーム、こちらは難敵ですね。でもとにかく多様性というキーワードを心に、なるほど、これまた変わった考え・習慣があるんだなあ、こいつは多様性ゆえのイシューだな等と、「へぇ、なるほど」と、感心してなくても(!)感心しながら読み進めるのがおすすめ。 リキャップすると、兎に角、ザックリの理解を得ましょう。要は、です。 そのためには、一章分は途中でやめずに読み切ることを強くお勧めします。 ・・・ 他方ですね、本作はやはり味気ない気もするのです。 当然の事ながらですが、写真はゼロですし、表や地図も殆ど出てきません。地図は少しあったかな。だから具体的なイメージが初学者には湧きづらいかもしれません。 一度ガチガチの世界史の教科書を通読した方が「細かすぎて分からん」、となった場合、本作に戻り骨組みを作って、またガチガチの教科書に戻るとよいかもしれません。 個人的には、過去の絵画、名画、写真、資料など、ふと目に留まった図とか絵画のほうが記憶に残ることが多い気がします。 ほら、神は細部に宿るって言うじゃないですか。 そういう枝葉の情報を、本作で得るべき「骨格」に付け足すことで、読者の世界史観みたいなものがより骨太な形で作れるのでは、と思います。 ・・・ ということで、かつての話題本でした。 世界史を10章で語るという意欲的な作品でした。これだけでは世界史は理解できないと思いますので、資料集や教科書と共にセットで学ぶことで効果を発揮しそうな作品でした。 あと、タイトルの「一度読んだら絶対に忘れない」は編集者の誇張かと思います・・・。「絶対」とか「必ず」とかついている時点で眉唾。むしろ作品の品位を落とす気がしますが。

Posted byブクログ

2024/05/09

高校では世界史は途中までしか履修しておらず、こちらで再勉強。 なかなか分かりやすくコンパクトにまとめられてます。時系列に合わせてページが続くので、全体の流れがわかりやすい。 しかし、受験を考えるとやはり世界史は横文字の人名を覚えるの大変だな(^_^;)選択問題ならまだマシだけど。

Posted byブクログ

2024/04/14

これまでになんとなく単語だけ知っていた世界史の出来事がストーリーとしてひとつに繋げることができた素晴らしい本でした。 歴史を勉強し直すことで、現在報道されている世界のニュースの根底を知ることができ、とても勉強になった。 学生時代に出会いたかった一冊でした!

Posted byブクログ

2024/04/02

正直,読みはじめの頃は一般的な世界史の教科書や教養本とあまり大差なく,情報量の多さにばかり目が行ってしまい,情報の渦に脳が翻弄される感じがして,あまり楽しいとは思えなかった。 (一度読んだら)「忘れない」以前に,まず人物や事件などの事柄・固有名詞が多すぎて,頭に入ってすらこない...

正直,読みはじめの頃は一般的な世界史の教科書や教養本とあまり大差なく,情報量の多さにばかり目が行ってしまい,情報の渦に脳が翻弄される感じがして,あまり楽しいとは思えなかった。 (一度読んだら)「忘れない」以前に,まず人物や事件などの事柄・固有名詞が多すぎて,頭に入ってすらこないんだけどなー……というのが,率直な第一印象だったと思う。 けれども,ひとつひとつの点と点が徐々に結びつきはじめる段階に差し掛かると,一気に面白さが増して,のめり込むように読み進めることができた。 それはこの本というよりは,世界史自体にそういった性質が備わっているからではあるのだろうけれども,その結び付きや気付きとでもいうべき"感覚"を,これ以上無いくらい分かりやすく感じさせるための,創意工夫に満ちた構成や記述表現が施されていたおかげではあるのだろうなと感じた。

Posted byブクログ

2024/03/31

社会人1年目くらいで購入して6年近く積んだままにしていた本。友人に会って刺激をもらい読みたくなってようやく完読できた。一度読んだら忘れない、は誇張しすぎだか、世界史の断片的な知識が1つのつながりになって頭にスッと入ってきた。あと2,3回読み返したいし、子どもにも薦めたい。 また...

社会人1年目くらいで購入して6年近く積んだままにしていた本。友人に会って刺激をもらい読みたくなってようやく完読できた。一度読んだら忘れない、は誇張しすぎだか、世界史の断片的な知識が1つのつながりになって頭にスッと入ってきた。あと2,3回読み返したいし、子どもにも薦めたい。 また感想としてまず思い浮かんだのは、ヨーロッパ、特にイギリス、えげつないなということ。植民地化、インドの独立を阻止するため民族間の対立を煽る、パレスチナの二枚舌外交などなど。 以前読んだ13歳からの地政学で、韓国の半日感情について触れていたが、日本は他国を支配したことがある強い側の国という認識について改めて考えさせられた。日本は植民地化されていないしなぁ、、、。 他のもっと詳しい本を読みたいなと思った。

Posted byブクログ

2024/03/19

大航海時代まではエリアごとに時系列になっており、シンプルにまとめられている。世界史の通史の全体像を掴むには良い。 しかし、著者の意図であり年号を一切用いないので世界の横の繋がり同時期に各地でどうだったかが捉えにくい。 また年号に加え意図的に日本との関連性は描かれていてないので...

大航海時代まではエリアごとに時系列になっており、シンプルにまとめられている。世界史の通史の全体像を掴むには良い。 しかし、著者の意図であり年号を一切用いないので世界の横の繋がり同時期に各地でどうだったかが捉えにくい。 また年号に加え意図的に日本との関連性は描かれていてないので日本史と世界史を結びにくい。 自分は当時の日本と比較して世界はどうだったかを知りたかったのでそう言う点ではこの本では賄えない。 またその時代を象徴するような文化史は一切描かれていない。図や写真や表なども少ない。 世界史通史の本で評価が高いので読んでみたが、 思った程のモノではなかった。 これ1冊ではモノ足らない。 自分が求めすぎなのかもしれないが。 これに年号と文化史と図表写真など追加されれば完璧に近いとは思います。 よって、評価は2にしました。

Posted byブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時系列をわかりやすくしたのはすごい良かったと思うけど写真がないことと年号がないことによっていつの時代の話なのかがわかりにくく時代をイメージにしくかったかな、、、、、 写真と年号さえあればかなり良かったと思います! 宗教がかなり重要なんだなぁと思ったことと世界の歴史は戦いまみれなことを学べた!

Posted byブクログ

2024/03/08

子供に読ませたい ヨーロッパの文化のルーツは「ギリシャ文明」 クレタ文明→ミケーネ文明(映画トロイ)→ギリシャ文明 ギリシャ文明で古代ギリシャ人はポリスという都市国家を形成した。 ギリシャ人のポリスは使っている言語(方言)の違いによって、グループが形成された アテネにおい...

子供に読ませたい ヨーロッパの文化のルーツは「ギリシャ文明」 クレタ文明→ミケーネ文明(映画トロイ)→ギリシャ文明 ギリシャ文明で古代ギリシャ人はポリスという都市国家を形成した。 ギリシャ人のポリスは使っている言語(方言)の違いによって、グループが形成された アテネにおいて民主主義の原点の直接民主制が生まれる。 アレクサンドロス大王が後継者を指名しなかったため、マケドニア、シリア、エジプトという3カ国に分裂した。 ローマは「共和政」→「三頭政治」→「帝政」になる。 初代皇帝オクタウィアヌス「アウグストゥス」 アウグストゥス訂正の時代にイエスキリスト誕生 ゲルマン人の大移動によって玉突き的に他の民族も大移動することに。 フランク人が建国したフランク王国(現在のフランス)が最大勢力になった。 フランク王国が三分割されて今の東フランク王国「ドイツ」西フランク王国「フランス」イタリアのルーツができた。 ノルマン人の大移動 ウィリアム1世がイギリスを征服して建てた。 現在までその流れが続く なぜキリスト教が「カトリック」と「ギリシャ正教」の二つの宗派になってしまったのか。 西ローマ帝国の滅亡によりゲルマン人からの支持を得るために、聖像崇拝を行なってしまったため、ビザンツ皇帝のレオン3世に批判されたため。 ローマ教会がカトリック、コンスタンティノープル教会がギリシア正教 十字軍のきっかけはイスラム教徒によるエルサレムの占領のため。 百年戦争(イギリスとフランスの戦い) フランドル地方の取り合いと、イギリス王がフランス王家を横取りしようとしたため。 スペインとポルトガルは長らくイスラム勢力に支配されていた。 パレスチナの地に起こったヘブライ人「ユダヤ人」は、エジプトに連れ去られ、モーセによってパレスチナ王国樹立。その後バビロニアによるバビロン捕囚によって奴隷にされる。 その後アケメネス朝、ローマ帝国、イスラム勢力と支配されっぱなしになりイスラエル建国まで受難が続いた

Posted byブクログ

2024/02/15

教科書的でつまらないんじゃないだろうか、、と初め心配して読みはじめましたが、地域ごとの歴史を通しで読んでいけるのが、心地よく、年代入ってなくても十分違和感なしで流れもよくわかりました。分厚さの割にすぐに読み切りました。 各世代で楽しめるんじゃないかな。全体感、わかるのに最適、勉強...

教科書的でつまらないんじゃないだろうか、、と初め心配して読みはじめましたが、地域ごとの歴史を通しで読んでいけるのが、心地よく、年代入ってなくても十分違和感なしで流れもよくわかりました。分厚さの割にすぐに読み切りました。 各世代で楽しめるんじゃないかな。全体感、わかるのに最適、勉強だけでなく、旅行やニュースみる際にも理解の深みが増すかと。

Posted byブクログ