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春はまだか の商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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2021/03/14

ああ、もおおもろすぎ。 一気に読んでしまった。 今回も平九郎の過去に何があったのかをチョイ出し。 きっと回を重ねるごとに少しずつ明らかになっていくんやろうね。 仲間も少しずつ増やしていきながら。 次は夏と秋と冬。 図書館で予約したけど待ちきれずkindle でポチりそう。

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2021/01/09

くらまし屋の平九郎さん。 人情味溢れていて、剣の達人ではあるけれど、悪人を倒せるほどの完璧なヒーローではなくて好感が持てる。 七瀬と赤也コンビも好き。 春はまだか!なるほどね!

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2020/10/21

シリーズ第二弾。 今回は重篤の母親に会いに行くことを許されず、店の土蔵に閉じ込められている少女・お春の晦ましに挑みます。 このお春の奉公している「菖蒲屋」の主人が本当にクズで、お春に大セクハラ&大パワハラをした挙句に監禁、さらには闇組織に引き取らせようと目論むという・・。もう、...

シリーズ第二弾。 今回は重篤の母親に会いに行くことを許されず、店の土蔵に閉じ込められている少女・お春の晦ましに挑みます。 このお春の奉公している「菖蒲屋」の主人が本当にクズで、お春に大セクハラ&大パワハラをした挙句に監禁、さらには闇組織に引き取らせようと目論むという・・。もう、お春が可哀想すぎて、“早く、助けてあげて!”と祈るような気持ちで読みました。 報酬を払うお金がないお春を助けたり、過去に晦ました風太に会いに行ったりと、今回の平九郎の行為は“くらまし屋の「掟」”に背くものといえます。 なので、はじめは平九郎は単独で行動せざるを得なかったのですが、いざという時に七瀬と赤也が助けてくれて、こういうところが良いチームなのだな、と思せるものがあります。 あと、今回登場した「炙り屋」という裏稼業をしている、万木迅十郎が滅茶苦茶強くて、平九郎の手強いライバルとして今後も対決がありそうですね。

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2020/08/11

8月-4。3.0点。 くらまし屋第二弾。奉公人の少女が依頼、仲介したのは飛脚。少女はお金が無く、平九郎が一人で請け負うが。 読みやすい。ラストもホロッとさせて良かった。

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2020/07/24

まだ幼い春は、奉公先から逃げ出した。田舎の母が病に倒れ、長くはないという。春に会いたがっていると手紙が来て、会いに行きたいと申し出たが、店の主人は許してくれず、仕方なく逃げ出したのだ。しかし、すぐに捕まり、蔵に閉じ込められる。そんな春を庇った飛脚の風太がくらましやを紹介して、春を...

まだ幼い春は、奉公先から逃げ出した。田舎の母が病に倒れ、長くはないという。春に会いたがっていると手紙が来て、会いに行きたいと申し出たが、店の主人は許してくれず、仕方なく逃げ出したのだ。しかし、すぐに捕まり、蔵に閉じ込められる。そんな春を庇った飛脚の風太がくらましやを紹介して、春を逃がす作戦がたてられる。 シリーズ第二弾。今回は春をメインにしてあり、くらましやの三人は後半にならないと出てこない。春を帰さないで蔵に込めたりする訳がちょっと無理のある感じも否めないけど、読ませる。

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2020/07/21

てらこや青義堂を読んでから主人公の過去を背負う強さと弱さ、仲間の心の繊細な描写に惹かれ読みました。最後は思わず題名と同じ深い意味に思わず泣ける江戸人情の素敵な作品でした

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2020/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第2弾。 今回くらますのは、重い病に伏している故郷の母に一目逢いたいと願う11歳のお春。 困窮する家族の暮らしを守るため、一人江戸のお店に奉公しているお春は、身勝手な男の自己保身により一人土蔵の中に閉じ込められる。 そんな理不尽な罪をなすりつけられたお春をくらまし屋が救い出す。 最後まで読んで、このタイトルに納得。 色々辛いこともあったけれど、お春にもようやく穏やかな日々が訪れることになって、ほっとして泣けた。 可愛くて賢いお春にこれからもずっと逢えると思うと嬉しい。 それにしても今回は、お春の周りの男達の自分勝手な言動には腸が煮えくり返る位ムカついた。 特に故郷の実父には呆れた。 平九郎と炙り屋の迅十郎との闘いの決着も今後の楽しみ。 第1弾でも思ったけれど、波積屋の茂吉さんにはいつも癒される。 茂吉さんの作る焼き筍飯が食べたい。 『ぼろ鳶』の"菩薩"や"大丸"がちらっと出て来てびっくり。 『ぼろ鳶』とのリンク探しも今後の楽しみの一つ。 このシリーズにますますハマりそうだ。

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2020/05/26

内容(「BOOK」データベースより) 日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安...

内容(「BOOK」データベースより) 日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが…ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、疾風怒涛のエンターテインメント時代小説、連続刊行、第二弾! 令和2年5月24日~2日

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2020/03/01

いい!!うん、良かった! あんまり書くとネタバレになるから 書かないけど。 表紙のような終わり方、春の喜び。 シリーズ次巻買ってこなくちゃ。

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2019/12/05

今村翔吾の「くらまし屋稼業」第2巻。 第1巻の中身も反映されてて、同じ登場人物が再度登場。次回からも出てきそうな気配。 登場人物は実によく練られていて、人物像に厚みがある。 読んでいても、噛み締めるような味わいが出てくるのは、この作家の実力によるものだろう。 主人公の背景も少しづ...

今村翔吾の「くらまし屋稼業」第2巻。 第1巻の中身も反映されてて、同じ登場人物が再度登場。次回からも出てきそうな気配。 登場人物は実によく練られていて、人物像に厚みがある。 読んでいても、噛み締めるような味わいが出てくるのは、この作家の実力によるものだろう。 主人公の背景も少しづつ語られる2巻め。

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