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真犯人 の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2024/03/19

過去の事件が現在の事件に繋がっていく なかなか真相に辿り着けんもどかしさとかが 伝わってきた 犯人は予想できんかった

Posted byブクログ

2023/11/25

大半が過去の話を描いている。よくできた話だと思ったが、容疑者もそんなに多くはなくある程度予想ができた犯人であるとも思った。誘拐された時代から現代になってようやく犯人の真相が突き止められる。殺された父親も無念。地名や道路など文字だけでは複雑でわかりにくい部分もあったが比較的読みやす...

大半が過去の話を描いている。よくできた話だと思ったが、容疑者もそんなに多くはなくある程度予想ができた犯人であるとも思った。誘拐された時代から現代になってようやく犯人の真相が突き止められる。殺された父親も無念。地名や道路など文字だけでは複雑でわかりにくい部分もあったが比較的読みやすいと思う。

Posted byブクログ

2023/08/08

時効目前の事件の洗い直し。出世と保身が全てのキャリア。ベテラン刑事の深い人間観察。警察物としてはお約束のオンパレードで、派手なアクションもなく地味なネタ。 しかし特別捜査班の捜査活動をきめ細かく丁寧に描写しているので面白い。そこがこの作品の魅力。

Posted byブクログ

2023/01/25

子供が誘拐され殺された事件がもうすぐ時効になる。 そんな時、その父親が殺された。 過去に繋がりがある所で、繋がりがある人物が…という 確実に関係がありそうな状態です。 これを必死で探す刑事もすごいですが これを邪魔しようとする内部もすごい。 プライドで生きて行っている感じがしま...

子供が誘拐され殺された事件がもうすぐ時効になる。 そんな時、その父親が殺された。 過去に繋がりがある所で、繋がりがある人物が…という 確実に関係がありそうな状態です。 これを必死で探す刑事もすごいですが これを邪魔しようとする内部もすごい。 プライドで生きて行っている感じがします。 そうして見えてきた真実には驚きですが 納得もしました。 子育てと、愛情のかけ方も。 進むか止めるか立ち止まらせるか、大事です。

Posted byブクログ

2022/09/13

昭和49年、5歳の尾畑守くんが誘拐殺害される。未解決のまま、平成27年、その父が刺殺される。そこから守くんの誘拐殺人ももう一回調べられる。誘拐事件当日、時効1年前、父殺害事件時と捜査され、3度目に真犯人が明らかになる。読むの止まらなかった。

Posted byブクログ

2022/08/05

3つの時代を跨ぎ、複数の捜査班の視点に切り替りながら多くの関係者が登場するも、全く混乱することなく事件の真相を知りたく頁をめくる手が止まらない。設定上ありえない、時効目前で解決しそうに思える緊迫感が良い。

Posted byブクログ

2022/01/02

現在起きた死亡事件から未解決事件に関わる者の死だと解った所から始まる。現在の捜査から始まり、過去の捜査陣の話しになる。よくある話ししかし中々良く内容は練られたものがあり、客観的にも…どのように行くか…犯人は誰か最後までわからなかった…過去の捜査陣の話しは背景的にはよくあるものだが...

現在起きた死亡事件から未解決事件に関わる者の死だと解った所から始まる。現在の捜査から始まり、過去の捜査陣の話しになる。よくある話ししかし中々良く内容は練られたものがあり、客観的にも…どのように行くか…犯人は誰か最後までわからなかった…過去の捜査陣の話しは背景的にはよくあるものだが…再捜査の犯人を捜査していく内容は素晴らしい!ちっと惜しいのが少しアッサリし過ぎかなー^ - ^ 現在に戻り犯人を割り出して行く… 過去と現在を上手く掛け合わせながら物語は進む。中々読みやすくてどうなるか気になる本!

Posted byブクログ

2021/12/14

著者の作品を初めて読みました。しっかりとキャラクターが描かれていると感じました。警察小説好きの私ですが今日まで存じあげませんでした。やはり、文庫にまでなる作品は良いなあと思います。

Posted byブクログ

2021/10/02

再読。初めて読んだのはけっこう前だったが、結末が印象的だったのかよく覚えていた。再捜査、再々捜査に携わる刑事たちのひたむきさみたいなものが感じられて好きな作品だ。

Posted byブクログ

2021/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1974年に起きた男児誘拐殺害事件。時効まであと1年となった1988年に特別捜査班が組まれ、しかし解決には至らず。2015年にあの殺害された男児の父親が他殺体となって発見されます。 長い年月を描く小説の常で関係者がやたらと多いから、とっとと読まないと誰が誰やらわからなくなります。そしてとっとと読まなかったから、ほとんど錯乱状態(笑)。けれどもようやく頭の中で登場人物を整理できた頃には、予想外のその真相に胸が締め付けられます。 ちょっと古めかしさは否めませんが、この年齢の作家ならそれも当然でしょう。ごつごつした警察小説でした。「時効」は面白い警察小説には有効な存在だったと思いますが、時効の廃止が捜査を停滞させたりすることなどなく進められていると思いたい。 コロナ禍、大阪で営業中の映画館は2つしかない今、ちょうど観たばかりの映画が『狼をさがして』でした。東アジア反日武装戦線の話があまりにもタイムリーで驚きました。 映画『狼をさがして』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/2af4f384f65e6453a40013f100563a79

Posted byブクログ