モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■総論: 現在話題のモンテッソーリ教育についての概念とHowTo本。全体、子育てにおいて「親は子供の才能を引き出す存在」であり、『9つの知能』を引き出すためのHowToが記されている。 ・読書時間:3時間程度 ・ボリューム:239ページ(文字も大きく行間スペースも広いのでサクッと読めます。) ■こんな人にお勧め: ・これから育児を始める人(0ヶ月〜のHowToもあるので大きくなってから、ではなく産まれる前に読むのがオススメ) ・モンテッソーリ教育に興味があり、具体的にどんな教育をしたらいいのかHowToまで知りたい人 ■どういう内容の本なのか(事実・刺さったこと): ・敏感期 良質な運動、感覚、聴覚、視覚)、言語に触れさせる(0〜6歳がポイント) →旬の時期に合わせた運動に集中させる →美術館に行く、24色の色鉛筆をあげる →クラシック音楽を聴く →たくさん話しかける、できるだけ大人の言葉で ・イタズラは能力を伸ばしたい ・9つの知能 ・フロー状態を認識する(集中力) やりたいことをする 何度もやる 集中してやる 達成感を味わう 満足する ・8つの心得 子供のすべてを受け入れる いつも子供と「楽しい!」をつくる 子どもが満足するまでやらせる 子どもに選ばせる 子どものやっていることを待つ 自然の中で子どもとたくさん遊ぶ 子どもに解決させる 間違いを訂正しない ・その他各旬に合わせた具体的HowTo ■面白かった点・いまいちだった点(感想): ・良かった点 そこまで回りくどくなく、読みやすく、具体的なHowToも記載があり、産まれてから何をするべきかイメージをつけやすかった。 産まれた後も月に1度は目を通し、立ち返りたい。 ・いまいちだった点 特になし。 ■私自身、本の内容をどう解釈し、考えたのか(解釈・自論): モンテッソーリ教育の概念と、具体的なHowToや心得を学ぶことができてとても勉強になった。 自分がどこまでできるかどうかは不安ではあるが、この本に沿って教育していきたいと思った。 本も読みやすく、育児が始まった忙しいタイミングでも隙間時間で読めそう。 ■行動目標: ・howtoはtodoリストに入力 ・心得はメモに残し、目を通せる場所に ・月に一度本に目を通し、立ち返る場所とするわ
Posted by
モンテッソーリ教育について勉強する入門として、とても参考になりました。 内容も読みやすく、気軽に1日で読めるボリュームです。 本書の要旨は以下の通り。 (1)人間には生まれた時から9つの多重知能があり、これらをバランス良く育むと良い。 ①体 ②言葉(表現力) ③数(ロジカル) ...
モンテッソーリ教育について勉強する入門として、とても参考になりました。 内容も読みやすく、気軽に1日で読めるボリュームです。 本書の要旨は以下の通り。 (1)人間には生まれた時から9つの多重知能があり、これらをバランス良く育むと良い。 ①体 ②言葉(表現力) ③数(ロジカル) ④絵(クリエイティブ) ⑤自然(感受性) ⑥感覚(センス) ⑦音楽(リズム感) ⑧自分(内省・目標達成) ⑨人(コミュニケーション) (2)乳幼児期にこれらを育むには、バランス良く全ての項目においてフロー状態(没入・集中)を何度も経験させる。 これにより、各項目における集中力が向上するとともに、達成感による得意意識が向上する。 (3)日常において、どの項目をのばすかは、子ども本人が決める。 なぜなら、本人にはプログラミングとしてその適正期が分かっているから。 だから、おもちゃを与えたり遊ぶ際も、親が決めて与えるのではなく、親は選択肢を与えるというスタンスが重要。 (4)遊ぶ際は、まずは大人も一緒に遊び、やってみせる。 そして興味を持ったら、そのままフロー状態が終わるまで静かに見守る。ちゃちゃを入れない。 (5)このプロセスを日々スムーズに履行できるよう、片づけすぎない。子どもに分かりやすい見せる収納を心がける。 (6)フロー状態で遊んだおもちゃは、早ければ2週間で飽きる。その時はまた新しいおもちゃを与える。おもちゃをどんどん与えることを躊躇しない。 (番外編) ①小学校に入るくらいまでは、基本的我慢させなくても良い。子どもの意志を尊重するスタンス。 ②イタズラは成長のサイン。 とある伸ばしたい能力があり、それが結果、親にとってはイタズラに見えている。 何を伸ばそうとしているのか観察して、代用品を渡すか、満足するまでやらせる。 ③9つの多重知能を伸ばす、具体的な遊び方は本書を参照。
Posted by
モンテッソーリ教育について導入書として読んだ。 9つの知能について、バランスよく伸ばせるような環境づくりをすることや、そのための具体的な遊び方については手軽に取り入れられそうと思うものが複数あった。 気になったのは、言語の敏感期について、"赤ちゃん言葉を使うより、大...
モンテッソーリ教育について導入書として読んだ。 9つの知能について、バランスよく伸ばせるような環境づくりをすることや、そのための具体的な遊び方については手軽に取り入れられそうと思うものが複数あった。 気になったのは、言語の敏感期について、"赤ちゃん言葉を使うより、大人が使う言葉を使ったほうが、言葉の理解は早くなる。" と断言しているが、今まで自分が読んだ文献・本では赤ちゃん言葉の有用性が示されたものが多く、この著者がこれらの内容を知った上で自身の経験上でそう考えるのか、それとも別の根拠があって述べているのか疑問が残る。 以下文献 ・会話スタイルと状況の、その後の幼児の言語発達への影響を調べた研究(2014年) →「幼児語を使い,幼児と1対1で話す」事が,幼児の言語発達に極めて重要という結果。 (PMID: 24702819) ・2018年にエディンバラ大学から発表された最新の研究 →赤ちゃん言葉は、赤ちゃんのボキャブラリーを増やし、記憶を高めるという結果。 ・「語りかけ」育児(サリー・ウォード著、2001年初版発行) でも、経験ベースではあるもののベビートークの重要性を伝えていて、研究結果とも矛盾がない。 このほかにも、脳の発達、言語発達に触れる内容について、「〜と言われている」という書き方や断定的な表現をしているところもあるが、医学論文など科学的根拠になる出典がなくそこも気になった。 これらがモンテッソーリの考えなのか、著者の考えなのかは、他の本も読んで検証したい。
Posted by
いたずらは成長のサインなので見逃さず飽きるまでやらせることがいま自分の子供に必要だとこの本を読んで感じた。 没頭させてあげられる環境を作ったり、様々な経験をさせ本物をみせたり、当たり前だけど意識していることが大切だと思った。
Posted by
プロのエキスパートの仕事の取り組み方のように、 子どもも日々の成長するための環境を整えてあげることが大事。 そして、何らかの活動に子どもが取り組んでいる際は、プロと接するような態度で接してあげることが大事。
Posted by
子どもの能力を伸ばすために、定量化できる認知能力だけでなく、非認知能力(やり抜く力など)も伸ばす必要性を述べている。 モンテッソーリ教育は子どもは自ら成長段階に合わせて自動的に伸びることができるため、親はサポートに徹せよという前提があるようだ。 子どもの成長の邪魔を親がしないよう...
子どもの能力を伸ばすために、定量化できる認知能力だけでなく、非認知能力(やり抜く力など)も伸ばす必要性を述べている。 モンテッソーリ教育は子どもは自ら成長段階に合わせて自動的に伸びることができるため、親はサポートに徹せよという前提があるようだ。 子どもの成長の邪魔を親がしないように注意したい。
Posted by
フロー状態を経験させる ステップ1 やりたいことをする:いつも同じ場所におもちゃを置く ステップ2 何度もやる:見せる収納 ステップ3 集中してやる:やり切るまでの時間をとって褒める ステップ4 達成感を味わう ステップ5 満足する:フローを繰り返す 子供は飽きっぽい 子供は新...
フロー状態を経験させる ステップ1 やりたいことをする:いつも同じ場所におもちゃを置く ステップ2 何度もやる:見せる収納 ステップ3 集中してやる:やり切るまでの時間をとって褒める ステップ4 達成感を味わう ステップ5 満足する:フローを繰り返す 子供は飽きっぽい 子供は新しいおもちゃを使って成長したいと思っているので飽きる前に新しいおもちゃを用意してあげるとよい 大切なのは、両親が実際に遊んでみせること。そうすることでこどもが自分で判断してくれる 心得1 子供のすべてを受け入れる いったん子供の言動をすべてを肯定し、受け入れる。否定語を使わずに注意する 心得2 いつも子供と楽しい!を作る 心得3 子供が満足するまでやらせる ルールをきめる 心得4 子供に選ばせる 様々な価値観があることを教える 親が人生を楽しんでいるこもを子供に見せる 心得5 子どものやっていることを待つ 心得6 自然の中で子供とたくさん遊ぶ 心得7 子供に解決させる 見守る(最初笛を奪った子も気まずくなって自然と渡したりする) 心得8 間違いを訂正しない 自分で間違いに気付けないと結局何度も繰り返す できたね、とできたことだけ承認する。 ただし、お手本がないと自分の間違いに気付けないため、最初ら親が正しいやり方を見せる 体 1歳6ヶ月〜 線上歩行 言葉 0ヶ月〜 古典の読み聞かせ(五十音順を貼る、あめんぼあかいな 言葉 5ヶ月〜 絵漢字カードをつくる 数 1歳6ヶ月〜 比較遊び 絵 ダイナミックお絵描き 紙の上だけだよと枠組みを伝えておき、約束を守らなかったら中止する 数 2歳〜 ひのきの湯玉 渡したり受け取ったりしながら数を学ぶ 絵 2歳6ヶ月〜 展開図 数 3歳〜 ゼロ遊び 1鳴らそうといって拍手 音楽 3ヶ月〜 リズム遊び 音楽が止まるとストップする遊び 自然 飼育体験、匂いあて、早朝散歩、砂遊び 感覚 2歳〜 料理 3歳くらいで子供用の包丁を 感覚 2歳5ヶ月 秘密袋 同じものを袋から見ずに取り出す 自分 1歳〜 仲間探し イラストを分類する 自分 1歳5ヶ月 粘土遊び 人 2歳〜 汽車ごっこ
Posted by
特に読みやすくもなく、引き込まれる感じもなかった。 フロー状態については子どもを観察していると、なるほど!ということもあったので、オットにも協力してもらい、長く経験させてあげたいと思った。 最近はテレビを真剣に見る事も増えたが、コレはフロー状態とは言わず、受動的に見ているだけ。 ...
特に読みやすくもなく、引き込まれる感じもなかった。 フロー状態については子どもを観察していると、なるほど!ということもあったので、オットにも協力してもらい、長く経験させてあげたいと思った。 最近はテレビを真剣に見る事も増えたが、コレはフロー状態とは言わず、受動的に見ているだけ。 考えながら集中し何度も行動してできた!を増やす。親としてはその努力をしていきたい。
Posted by
子供との遊び方がいろいろ紹介されている。子育てハッピーアドバイスシリーズとか七田式と共通するところもあった。
Posted by
【気づき】 3フロー状態を経験させる フロー状態とは真剣な表情で取り組んで集中している状態 ステップ1やりたいことをやる ・いつも同じ場所におもちゃを置く 2何度もやる ・見せる収納○ 3集中してやる ・親が邪魔せずに考える時間や想...
【気づき】 3フロー状態を経験させる フロー状態とは真剣な表情で取り組んで集中している状態 ステップ1やりたいことをやる ・いつも同じ場所におもちゃを置く 2何度もやる ・見せる収納○ 3集中してやる ・親が邪魔せずに考える時間や想像させる時間を与えることはら子どもの将来のためにも大事 4達成感を味わう ・子どもは自分で終わりを決められる ・小さい赤ちゃんでも 自分で決めることは大切 ・やりきったという達成感、満足感は勿論 意思を尊重してもらったという 信頼感も芽生える 5満足する ・小さい頃フローのステップを 何度も繰り返した子は、 成長してからもフローの状態に 入りやすい。 子どもは飽きっぽい。 成長したいと思っている子どもにとって 遊びきったら飽きるのは当然。 スマホやテレビは受け身になりがち。 これはフローではない。 本当に子どものためになるのか?という視点は必要。 4こどもの能力を引き出す8つの心得 ・親が人生を楽しんでいることを見せる 6学力を伸ばしてくれる知能のフロー ・高速絵本 子どもは絵本を映像として処理しているので、 親が文章を読み終わる前に飽きてしまうことがある。 だから、いつもより速いスピードがよい。 全て文章を読まなくてもよい。
Posted by