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日航123便墜落 遺物は真相を語る の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2024/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前著を読んでいないのできちんと理解していないと思うが、本書の中で書かれていることは、 ◯火災が激しかった現場では二度焼きと言えるほど遺体が焼損し、周辺遺物を専門家に成分分析してもらったところジェット燃料に含まれないベンゼンが発見されたこと。ベンゼンは自衛隊が有していた火炎放射器の燃料であること。 ◯当時自衛隊が国産地対艦、空対艦ミサイルの実験を繰り返していたこと。 ◯現場周辺でオレンジ色の物体の飛行が目撃されたこと。自衛隊の試験中の装備はオレンジ色であること。 ◯自衛隊が警察・消防・地元よりも先に入っていたこと。 ◯当初は長野方面と誤情報が流れて初動の遅れに繋がったこと。 ◯事故の10数年前に航空自衛隊が雫石事故を起こしていたこと。 これらから出てくる推論として(筆者が明示的にストーリー立てて述べているわけではないが読者の側で理解して再構築すると)、自衛隊が民間機を仮装標的とした訓練中の事故で誤って123便に傷つけてしまい、雫石の二の舞を恐れて撃墜して、可能な範囲で特殊部隊が証拠隠滅のために現場の遺体を火炎放射器で焼いたということになる。 筆者による様々な調査は敬服に値しますが、本当にそんな推論になるのかという点は疑問。しかし、それを否定するだけの材料も政府側(国交省、防衛省・自衛隊、警察)や日航側から提供されているわけではなく、寧ろ提供が拒否されている。 筆者の推論自体は個人的には腑に落ちないが、さりとて情報が無ければ分析のしようもない。後世に悲劇の事故の本質を伝えるためにも、情報公開が必要との筆者の主張には大賛成。

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2024/06/04

私が生まれる前に起きた航空事故だが 夏の時期にやる特番、ネットからの情報などで 事故の経緯は知っていた。 真実がどんな形であれ、 ご遺族の方々に情報が開示されればと願う。

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2024/05/19

知り合いに借りて読みました。 私が産まれる前の話で、しかも結構残酷な話。 詳細を見ると世間の情報が全部開示されてないのかな〜と怖くなりました。 知らない人もいるのかなと悲しくなる。 遺族のことを考えると辛いなぁ。

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2022/07/21

前著より情報量は下回るものの、絶え間なくあの「事件」に対して警鐘を鳴らし続ける意義は大いにあると思う。 事件当時の外務大臣・阿部晋太郎の息子・晋三が憲法改正を主張していたところも興味深い。

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2021/09/13

『日航123便 墜落の新事実』に続く第3弾。 聞き取りと物証の検証を重ね、「事故」ではなく「事件」だという確証を、ますます深めていきます。 第2弾『日航123便 墜落の新事実』に加え、第3弾でもさらに事故の真相に近づいていきます。 ボイスレコーダーや、フライトレコーダーが全部公開...

『日航123便 墜落の新事実』に続く第3弾。 聞き取りと物証の検証を重ね、「事故」ではなく「事件」だという確証を、ますます深めていきます。 第2弾『日航123便 墜落の新事実』に加え、第3弾でもさらに事故の真相に近づいていきます。 ボイスレコーダーや、フライトレコーダーが全部公開されていない。 現場や検死体が故意に焼かれていることが否定できない。 遺物である機体の一部を化学分析した結果、機体に含まれない成分ベンゼンが検出された。 さらなる分析、状況証拠から、「事故」と判断する「不自然さ」を追求していきます。

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2021/05/22

前著に続き、本書『遺物は真相を語る』を一気に読んだ。 上野村村長に託された遺物の化学的な成分分析を、専門家に依頼したり、事故現場の延焼状況の不自然さを明らかにしたりと、あくまで事実に基づく客観的な事実を積み重ねていく。 国や官僚や日本航空上層部は絶対に外に出してはいけない情報、つ...

前著に続き、本書『遺物は真相を語る』を一気に読んだ。 上野村村長に託された遺物の化学的な成分分析を、専門家に依頼したり、事故現場の延焼状況の不自然さを明らかにしたりと、あくまで事実に基づく客観的な事実を積み重ねていく。 国や官僚や日本航空上層部は絶対に外に出してはいけない情報、つまりトップシークレットとして徹底的に隠すであろう。 それを暴くにはどうすれば良いのか。 内部リークしかないであろう。 良心の呵責に耐えられなくなった人たちからの内部リーク。それを引き出すための戦いを著者はやっているのだ。 真実を明らかにするべきである。 真実が持つ価値を多くの人が自覚すべきである。 保身を打ち破って情報をリークする人が必ず現れる と信じたい。

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2020/03/29

当たり前だけど、主張されていることは前著とほぼ同じ。写真やデータが加わり説得力が増したともいえるけど。

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2019/06/04

元日本航空客室乗務員 青山透子 著「日航123便墜落 遺物は真相を語る」、2018.7発行、著者が全身全霊で取り組んだ渾身の書だと思います。1985年、8月12日、御巣鷹の屋根に墜落し520名の命が失われた日航123便の墜落、これは、事故か事件か。群馬県警本部作成の資料集のタイト...

元日本航空客室乗務員 青山透子 著「日航123便墜落 遺物は真相を語る」、2018.7発行、著者が全身全霊で取り組んだ渾身の書だと思います。1985年、8月12日、御巣鷹の屋根に墜落し520名の命が失われた日航123便の墜落、これは、事故か事件か。群馬県警本部作成の資料集のタイトルは「日航機墜落事故事件」となってるとか。決定的証拠を持つ側が政府(当時、中曽根康弘首相)で運輸省(山下徳夫大臣)が生データを抱え込み、疑惑の地対艦ミサイル開発を実施してたのは防衛庁(加藤紘一長官)。本書を読んで、様々な疑問、疑惑が渦巻きました。元首相が何も語らないことが「真実」を示唆してる気もします。

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2019/04/17

ご遺体や機体の残骸に残った化学成分からきちんと検証し分析しています。これが真実だと思っています。 多くの人に読んで欲しい、知って欲しいです。 ご遺族、当時の事を知る関係者の方、みな高齢になっています。時間がありません。 当時の運輸省、防衛省、中曽根さん、JALの関係者、どうか...

ご遺体や機体の残骸に残った化学成分からきちんと検証し分析しています。これが真実だと思っています。 多くの人に読んで欲しい、知って欲しいです。 ご遺族、当時の事を知る関係者の方、みな高齢になっています。時間がありません。 当時の運輸省、防衛省、中曽根さん、JALの関係者、どうかどうか。死ぬ前に本当の事言って下さい。

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2019/02/04

この問題を追う元日航乗務員青山透子さんの新作。去年出たと聞いた時に借りたのが、旧作の改題版の方だったので、改めて。 前作以降の反響と反論を受けた書き足しと、新たな証拠を踏まえての更なる補強。 読む限り、そうなろうなと信じられる内容。ただ、それが事実として世の中で認められる日が来る...

この問題を追う元日航乗務員青山透子さんの新作。去年出たと聞いた時に借りたのが、旧作の改題版の方だったので、改めて。 前作以降の反響と反論を受けた書き足しと、新たな証拠を踏まえての更なる補強。 読む限り、そうなろうなと信じられる内容。ただ、それが事実として世の中で認められる日が来るかどうか。

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