1,800円以上の注文で送料無料

人殺しの息子と呼ばれて の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/01/04

普段、あまりこういう本は読まないのですが、なぜか気になって手にとりました。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で本人になんの罪もなく、むしろ被害者であってもいろんな感情をもたれてしまいます。だから、こういう形で心情を吐露できたことは、彼にとってよかったと思いました。そして犯罪者の身内の人...

普段、あまりこういう本は読まないのですが、なぜか気になって手にとりました。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で本人になんの罪もなく、むしろ被害者であってもいろんな感情をもたれてしまいます。だから、こういう形で心情を吐露できたことは、彼にとってよかったと思いました。そして犯罪者の身内の人の心情という、私達がなかなか知りうることのできないところを知る機会ができたのもよかったなと。この本が、犯罪を犯すと自分だけでなく身内も苦しむ、という事実を多くの人に知らしめ、犯罪防止の抑制力になることを願います。

Posted byブクログ

2025/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人殺しの息子と呼ばれて 張江泰之 ∞-———————∞ この事件、北九州監禁殺人事件というものを知らなかった。あまりに酷すぎて報道規制があったらしい。 こうして読み終わると、小説よりもずっと引き込まれて読んでたと気づく。事実は小説よりも奇なりとはこういうことだなって思う。 両親のしたことは、なんか殺人って言うよりもそれ以上のもののような気がする。簡単に殺人と一言で言えないおぞましさ。 この息子さんの葛藤が凄く分かった。私自身、親には苦労してる方だと思ってるけど、彼にすると私なんてただの我がままな甘えんぼうでしかないと思う。 世に出て、働きに出るのにも住むところにも苦労されてたけど、元々の家族以外の人間関係には救われてるようでホッとした。 弟さんは事件の頃は幼すぎて、あまり影響されていないっていうのも良かったなぁと思う。 世の中の批判がどうこうっていうけど、テレビとかニュースとかなったら、いちいちどこかにコメントする人って多くいるんだね。 まぁ実際私も本の感想書いてるけど... 2025/06/21 読了(図書館)

Posted byブクログ

2023/08/09

壮絶だった。おもしろい、と言うのは憚られるけど、とにかく夢中になって一気に読んだ。 もしかしたら私の記憶の中では一番と言ってもいい狂った事件で、その衝撃を今でも覚えているし、インタビューの番組もたぶん見ていたと思う。 彼が父親と母親に対して持つ感情、ああこれが「血」というものなの...

壮絶だった。おもしろい、と言うのは憚られるけど、とにかく夢中になって一気に読んだ。 もしかしたら私の記憶の中では一番と言ってもいい狂った事件で、その衝撃を今でも覚えているし、インタビューの番組もたぶん見ていたと思う。 彼が父親と母親に対して持つ感情、ああこれが「血」というものなのかと思った。 事件を理解してもなお心が狂わずに、むしろ健やかと言えるほどの慈悲を抱く彼の聡明さ。そしてそれすらも父親に似ていると悩み抜いて、、脱帽する。

Posted byブクログ

2023/08/15

この事件は酷すぎて胸やけがします 親は選べないにしても運が悪すぎました 生きづらくて苦労する子供が悲惨

Posted byブクログ

2023/02/12

『子は親を選べない』 たびたび耳にするその言葉を今までで一番強く感じる事となった読書時間だった。 2002年の「北九州連続監禁殺人事件」 事件当時まだ9歳だった少年は成長するに連れ、事件の全貌を知る事になる。 殺人事件の内容についても記載されているが、はたから見ても凄絶極まり...

『子は親を選べない』 たびたび耳にするその言葉を今までで一番強く感じる事となった読書時間だった。 2002年の「北九州連続監禁殺人事件」 事件当時まだ9歳だった少年は成長するに連れ、事件の全貌を知る事になる。 殺人事件の内容についても記載されているが、はたから見ても凄絶極まりない内容で彼の心中を想像しただけでどんなにか辛く苦しかった事だろうと思う。 現在25歳の彼が親を反面教師と捉え、思い遣りを持った青年になってくれた事が嬉しい。 親子とは言え別々の人間だ。 彼の真摯な生き方を静かに見守ってあげたいと心から思えた作品。

Posted byブクログ

2022/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【殺人者の息子に生まれた 25年の壮絶人生】 親ガチャ失敗。そんな言葉が一時期話題になっていた。 世間を賑わした北九州連続監禁殺人事件。その犯人が逮捕される裏で犯人の子どもたちが警察に保護されていた。 本作はフジテレビ『ザ ノンフィクション』のチーフプロデューサーである著者が、この番組の収録で兄に行ったインタビュー内容をありのままに記した1冊である。 そんな彼の人生は親ガチャ失敗なんて言葉では言い表せないほどの壮絶な内容だった。 彼は被害者達と同様に別宅で監禁、虐待されており、戸籍もなかった。 学習能力も読めるのがひらがな、カタカナだけ。 しかし世の中を知らない彼にとってはそれが当たり前だったため、何も疑問を持たず生きていた。 その後保護された彼らは学校に通うことになるのだが、学力の問題で1学年下の3年生からスタートすることになる。 幼少期に自然と学ぶであろう対人関係を経験していない彼は学校の集団に馴染めずにいた。 どこからか彼の境遇を知った同級生から心無い言葉を投げられたこともあったという。 その彼も高校生になり里親の元で暮らすようになるのだが、後に退学し里親からも飛び出してしまう。 身寄りのない彼はホームレス同然の暮らしで仕事を点々とした。 現在彼も成人になり一般企業に務め、結婚している。 インタビューに答えることになったキッカケは、被害者でもある自分に無断で事件を特集した事へのクレームだったのだが、著者とやり取りを重ねていく中で信頼関係ができ、彼が自分の言葉で語ることができたことは結果よかったものの、中には数字の為に取材をするメディアもある為、複雑な気持ちを抱いた。 親を選べなかった子どもが経験した人生と、強く生きようとする姿が描かれている。ぜひ読んでほしい一冊だ。 こんなひとにおすすめ ・社会派が好きなひと ・子を持つ親 ・ルポルタージュが好きなひと ・ノンフィクションが好きなひと

Posted byブクログ

2022/04/19

凄まじい環境の中で立派に仕事を持って家族を作ってすごいと思った、想像できないくらい色々なものを抱えているんだろうな

Posted byブクログ

2021/12/03

何回読んでも凄まじい環境だったな、、としか言えない。 北九州市連続殺人事件で、ほとんど洗脳のように家族や周りの人間に人殺しをさせてた男の息子。 9歳まで一緒にいたっていうんだから、、もう環境がすごいよね。しかも。大昔の話じゃないんだから。 すごい、天才的に話術に優れてて最初はみ...

何回読んでも凄まじい環境だったな、、としか言えない。 北九州市連続殺人事件で、ほとんど洗脳のように家族や周りの人間に人殺しをさせてた男の息子。 9歳まで一緒にいたっていうんだから、、もう環境がすごいよね。しかも。大昔の話じゃないんだから。 すごい、天才的に話術に優れてて最初はみんないい人と思って近づくと食われる。 9歳に女の子が5歳の弟を殺させた。 とか。ホント、うちの子どもたちがその年齢で、、、兄弟に殺させることすらも辛いのに、、、、年齢がこの歳で、、、っていう。 もう悲惨、 そんな環境にいても尚、前向きに生きようとしてるこのかた。 ただただすごい。 この方がウけた心の傷も。体の傷となにもかも乗り越えて、この後の人生のほうが長いんだからこれから楽しめばいい。 と、そんなふうに思うことができるなんて、人間はどんなことでも立ち直っていけるんだ!って本気で思いました。 トラウマどころじゃないのよなぁ。と。 ニュースであまりにも凄惨すぎて規制までかかって報道されたらしい、、、 ホント凄まじいです。

Posted byブクログ

2021/09/25

 誰もが忘れられない、奇妙で凄惨で不可解な事件。その主犯夫婦の息子の人生をインタビュー形式で紐解いていく内容。読み終えて、率直に思ったのは『よく、ここまで生きてきたね』ということ。彼の人生は並々ならぬ過酷さだ。事件のことを考えれば当然か。しかしこの逆境の中で、よく道を踏み外さず立...

 誰もが忘れられない、奇妙で凄惨で不可解な事件。その主犯夫婦の息子の人生をインタビュー形式で紐解いていく内容。読み終えて、率直に思ったのは『よく、ここまで生きてきたね』ということ。彼の人生は並々ならぬ過酷さだ。事件のことを考えれば当然か。しかしこの逆境の中で、よく道を踏み外さず立派に生きてきたと感動した。きっと想像できないほどの葛藤や苦しみがあっただろう。それを乗り越えて今日まで生きてきた精神力、生命力、頭が上がらない。過去に囚われず、自由に生きてほしい。  一方で、実在する事件を小説や映画で取り上げることの問題を改めて感じた。遺族の心情だけでなく、これから生きていかなければならない加害者の子供たち(特に未成年)への配慮は考えられているのだろうか

Posted byブクログ

2021/07/24

子供は親を選べない。 辛い子供時代を過ごした息子さん その弟さんとの考えと思いは違うと思うのですが、まだ20代 これから先の人生も見せて欲しいなと思いました。

Posted byブクログ