最高の体調 の商品レビュー
進化論の視点から、体調の改善を考えた書籍。 様々な体調の変化に追いつけていない現代人。 薬を試したり、食事を改善したり、 ストレッチや運動。サプリメント... とにかく色んな手段があるが、 この本では現代人の多くは謎の不調に 悩まされている。謎だからこそ、病院では不明と言われ、...
進化論の視点から、体調の改善を考えた書籍。 様々な体調の変化に追いつけていない現代人。 薬を試したり、食事を改善したり、 ストレッチや運動。サプリメント... とにかく色んな手段があるが、 この本では現代人の多くは謎の不調に 悩まされている。謎だからこそ、病院では不明と言われ、路頭に迷う。 そんな不調の病名は文明病であると筆者は言う。 自らの意思ではどうにもならない。 科学的事実に基づいた対策を実施するべき。 ということで、様々な対策が挙げられていた。 まず当たり前のところから。 ジャンクフードを避け、食物繊維、魚を増やす。 理想的な運動ペースを確保する。 まずは体調改善 ジャンク?フードを避けた。 野菜と魚の量を増やす 7〜9時間の睡眠 などなど。 書籍を読んで早速実践しようと思ったのが 「自然と触れ合う」 週1に30分公園タイム。寝る前に自然音。 「発酵食品を摂る」 毎日何らかの発酵食品を食べる。 「昼寝の重要性」 休憩中に15分だけ目を閉じる。 「物事のルール化」 52分、17分休憩など。区切りをつける癖。 「イフゼンプランニング」 家事にも応用する。帰宅したら〜〇〇して、〇〇する。 要するにガンビットシステムを構築する。 「数字のフィードバック」 低コストで高効率 これは仕事で応用する。 「デジタル断食」 触らない時間を増やす。
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あらすじ うつ病や肥満、散漫な集中力、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力などは、実は昔は存在しなかった! この本で紹介されるテクニックは、全て進化論がベースになっています。 なんで進化論なんでしょう? それは、最初の色々な不調や不満に対応するためには「ヒトはどう...
あらすじ うつ病や肥満、散漫な集中力、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力などは、実は昔は存在しなかった! この本で紹介されるテクニックは、全て進化論がベースになっています。 なんで進化論なんでしょう? それは、最初の色々な不調や不満に対応するためには「ヒトはどう進化してきたのか?」という問いが最適だったからです。 なので、この本では何かがうまく出来なかったとき、「自分が悪いからだ」という考え方を採用しません。 これはシンプルに仮説として間違っているからです。 真の原因は「文明病」という、近代社会の変化によって、引き起こされる現代に特有の病気や症状でした。 それに対して、進化論をベースにしながら、人間の病気の正体を考えていく「進化医学」という学問を使います。 人類の進化と現代のミスマッチを、どのようにすり合わせていくのか。 本書では大きく以下の3点 ・食生活の刷新-狩猟採取時代の食生活に近づける ・運動習慣-ウォーキングだけでストレスは激減する ・メンタルの改善-現在と未来の心理的な距離を縮める によって、自身の体調を最高の状態に近づけることを目的としています。 感想 様々な論文や科学的根拠に裏付けられた取組は、実践への迷いを打消してくれたと思います。 これをやって本当にいいんだろうか、という悩みは、消耗して、効果も出ないことが多かったです。 また、継続してできなかったという結果は他の行動にも悪影響を及ぼすため、その部分を科学的な根拠に基づいて説明してくれたことはわたしにとって大事なことだったと思います。 加えて、具体的な数値による改善状況の提示によって、モチベーションの維持を手伝ってくれた効果もありました。 体調のことだけではありませんが、行為の結果に対する確信は、結果にもいい影響を及ぼすのだと思います。 各章の巻末には実践ガイド、この本の最後には全体を通しての、費用対効果が高い取組みの優先順位もあるため、始めるのに心理的なハードルも下げてくれています。 筆者が多くの論文を読んでいる中で、実践にあたって積み重ねてきた、こうすれば書いてあることが実践できる、という言語化の結晶と言えるかもしれません。 表紙にも、まずは体調不良の改善、次に運動、続いてメンタルの改善、とありますように、一つ一つ実践して、活力が湧いてきた時に、実行できるものを実行していくのがよいのだと思います。 そのために、数多くの取組が書かれています。 全部やるか、やらないかではなく、今の自分の環境と体調で、何を実践していけるか、を考え、一つでも実行して体調が良くなれば、本の代金は簡単にペイできると思います。
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内容自体は興味深く面白かったですね。 ただ、実践するのが難しそうに感じる部分も多くあるように感じてしまった。 とりあえず自然との触れ合いを増やすことから始めてみようかなぁ。
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がちで学びの多い本やった 全てがエビデンスに基づいて説明書されており説得力がある点が凄くいい 要は何千年前のホモサピエンスの時の生き方を軸としているが今の現代はカロリーを多く取りすぎたり 運動量が少なすぎたりしている。 それに対して最適化していくために必要かなことを教えてくれてい...
がちで学びの多い本やった 全てがエビデンスに基づいて説明書されており説得力がある点が凄くいい 要は何千年前のホモサピエンスの時の生き方を軸としているが今の現代はカロリーを多く取りすぎたり 運動量が少なすぎたりしている。 それに対して最適化していくために必要かなことを教えてくれている本。 特に良かったのは自然の中で生活していくと、 炎症レベルが下がったりするし微生物とか細菌を吸い込んで腸内環境が良くなるということ。 子供できたら自然の中にいっぱい連れてってあげたいな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本の中に「遺伝のミスマッチが引き起こした『不要な苦しみ』を減らすための方法論」とある。 進化論がベースになっていたり論文が根拠になっていたり、アンディシュ・ハンセンの本の内容と重複するところがあった。 できる範囲で試して日々を少しでも心地よく暮らしたい。 ・摂取カロリーの1%をトランス脂肪酸に入れ替えただけでも、悪玉コレステロールの数値は激増 ・可能であれば、週に150分以上のウォーキング ・公園に行けば行くほど心と体は改善 ・現代人の問題を解決するには人生のあらゆる面を「遊び化」していく必要がある
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腸内環境を整える事は老化防止にも繋がるため、積極的に食物繊維を取ろうと思う。 ブルーベリーは1日100グラムは食べたほうがいい。 自然と触れ合うことで体内の副交感神経が活性化し疲れを回復する事ができる。 効果はマッサージに行く以上。 自然の音や画面越しに見るだけでも効果あり。...
腸内環境を整える事は老化防止にも繋がるため、積極的に食物繊維を取ろうと思う。 ブルーベリーは1日100グラムは食べたほうがいい。 自然と触れ合うことで体内の副交感神経が活性化し疲れを回復する事ができる。 効果はマッサージに行く以上。 自然の音や画面越しに見るだけでも効果あり。 200時間のコミュニケーションを重ねればその人とは深い仲になれる。
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昔からなんとなく体調が悪いことが多く、気になっていたので読んでみた。 多くの実験結果を基に、様々な手法が提示されていた。気楽に取り組めることから始めてみたい。時間や根気が必要な方法もいくつかあったので、それらはいつか… 知識として参考にはなった。 自然との触れ合いや発酵食品を意...
昔からなんとなく体調が悪いことが多く、気になっていたので読んでみた。 多くの実験結果を基に、様々な手法が提示されていた。気楽に取り組めることから始めてみたい。時間や根気が必要な方法もいくつかあったので、それらはいつか… 知識として参考にはなった。 自然との触れ合いや発酵食品を意識して摂ること、家事をする時のマインドフルネスなどは身近なところで取り組みたいと思う。
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同じ著者の「科学的な適職」がとても良かったので、こちらも読んでみた。 こっちもなかなか良かった。 この人の対象へのアプローチ方法と、簡潔だけど分かりやすくて丁寧な文章はとても好感度が高い。価値観が同じだなと感じる。 テーマは体調に関することだけれど、結局のところ「科学的な適職」...
同じ著者の「科学的な適職」がとても良かったので、こちらも読んでみた。 こっちもなかなか良かった。 この人の対象へのアプローチ方法と、簡潔だけど分かりやすくて丁寧な文章はとても好感度が高い。価値観が同じだなと感じる。 テーマは体調に関することだけれど、結局のところ「科学的な適職」同様、「あなたが幸せになるための方法」を探ることがこの本の真のテーマ。 非常におもしろいなと思ったのは、「畏怖」の念を感じる頻度が高い人ほど幸福度が高い、というメタデータ結果。 その発想はなかった! ビックリ! でも事実かもしれない。 私は日常で「おもしろい」と思うことが多いほど幸せを感じる方だけれど、それって結局は「畏怖」の念だと思うなぁ。対象は人でも、空間でも、仕事でも何でもよくて、とにかく「すごい」「素敵」と思う気持ち。 ほかにもいろいろと参考になりました。 根拠が科学的に示されているのも、この本の(この著者の本の)良いところですね。
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最高の体調を得るには生活習慣を変える必要があることがわかった一冊。今だって、別に太っていないし、テレビも見ておらず、体調は悪くはないんですが、「最高」の体調となるとさらに気をつけることがあるということを知ることができました。炎症の話は「そうかも・・」と思う人が浮かび、健康への意識...
最高の体調を得るには生活習慣を変える必要があることがわかった一冊。今だって、別に太っていないし、テレビも見ておらず、体調は悪くはないんですが、「最高」の体調となるとさらに気をつけることがあるということを知ることができました。炎症の話は「そうかも・・」と思う人が浮かび、健康への意識が高まりました。本書の全体としては内容が盛り沢山な分文量が多かったです(キンドルにしては)。個人的に序盤の食事に興味が湧いた分、後半はイマイチ入ってこず読むスピードが落ちました。 ■新しすぎる+多すぎることが不調を招く 2章3項(?)の冒頭に名言が載っています。「内臓脂肪は異物でしかありません」 異物だからこそ、なんとなく体調不良のもととなっている。古代と比べて新しすぎる、多すぎるものを摂取したりそういう環境にいると体に不調が出る。古代から今までそうだったら適応してそうなのにな?と少し思いましたが、おそらく古代と比較するのがイマイチで、単純に今は過去イチで急激に摂取カロリーが多くなっているのではと思いました。 ■腸 腸だけで1章になるほど、腸内細菌と健康は密接に関わりがあるようです。森の気持ちのいい空気の中に腸内環境に影響があるよい菌がいるらしいことには驚きました。発酵食品に興味がわきました。一方で、お菓子やファストフードは腸内細菌が苦手だそうです。 ■自然の効果 自然といってもデスクに観葉植物があるだけでリラックス効果があるそうです。でも、植物枯らしちゃうしなという方はyoutubeで自然音を聞いてください。それだけでリラックス効果があると主張しています。また、アウトドアのリラックス効果は大きいそう。でも虫やトイレが気になるわたしは向いていないですね・・。 ■
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体調をととのえるために、歴史を含め、多面的に知ることができました。脳の炎症について、とても興味をもちました。
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