恐い間取り の商品レビュー
怖かった。ひとつひとつは短編なんだけど、怖くて寝る時思い出して辛かった。 この人文章上手だなぁと。文章が淡々としているのに説得力あって。 事故物件には絶対住みたくない…
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怖かった。 事故物件だから何かが起こるんじゃなくて、 何かある部屋だから事故が起きる、という、 ニワトリが先か卵が先かみたいな感じ。 どっちにしても怖い。
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普段ホラー小説を読んで、怖いと思うことはなかったのだが、この小説は違った。 短い話の中にそれぞれちゃんと怖くて、思わず後ろを振り返ったりしながら読んでいた。 背筋が寒くなる、なんて経験をこの小説でするとは思わなかった。 小説を読んでいる間、夢にうなされたりなどもした。 1つ1つ...
普段ホラー小説を読んで、怖いと思うことはなかったのだが、この小説は違った。 短い話の中にそれぞれちゃんと怖くて、思わず後ろを振り返ったりしながら読んでいた。 背筋が寒くなる、なんて経験をこの小説でするとは思わなかった。 小説を読んでいる間、夢にうなされたりなどもした。 1つ1つの話はとてもシンプル。 だからこそ、ダイレクトに来る怖さがある。 でもちゃんと面白くて、数日で読了してしまった。 実体験を基にして書くと、こんなに恐ろしいものなのか。 それとも、筆者が体験した話や聞いた話がよっぽど怖いのか。 結末まで書かれていないのもあるが、だからこそモヤモヤして、余韻を引きずってしまう。 一度読んでゾワっとなってほしい。 1つの話につき間取りが載っていたり、写真も紹介されていたりして、飽きることがない。 暫くは読みたくないが、またいつか読みたいとは思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あ、今自分は生きているんだな」 ラストの「弟の部屋」を読んで、ふと、松原氏のこの言葉を思い出した。 ◇ 「恐い」との前評判だったが、自分にはそう感じられなかったのは、いくつかの話が氏のラジオ番組やトークショーなどですでに耳にしていたものだったから、かもしれない。 あまりこの手の本を読んでこなかったこともあり、また、しばらく活字から離れていたこともあって、活字入門編といった感じで読み始めたが、おもしろく、先に、先にと読み進められた。
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冒頭のマンションは大阪の有名な心霊マンションの話だろう。岩井志麻子の本でも読んだことある。筆者は関西の物件を色々見てるようだ。心霊現象の見聞としても不動産案内としても現物写真入りで面白い。そして恐い。
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うーん、素材だけ並べて、肯定も否定もしない手法はちょっとアレだなあ。 紙面に載せてることだけで既に肯定寄りになると思うので、何ともなあ。 正直、ノンフィクションとして読むと、嘘臭いと思うので、空想レポートとして読んだ。
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どんな間取りだと良くないのか、というような、家選びの際のヒントが欲しかったが、事故物件の体験談だったので、ちょっと目的と違った。 ただ、嘘だろ〜と思うような話が多く、事故物件に住むのはやめようと思った。
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事故物件住みます芸人による、事故物件で体験した怪談等にまつわる話。後輩芸人らとともに事故物件で体験した怪談に関して、霊感がなくても奇妙な、ゾクゾクとした音がしたり、背中がぞわっとする、薄ら寒いような感じになるのが伝わってきそうである。芸人も著者のようにニッチな世界を切り開かないと...
事故物件住みます芸人による、事故物件で体験した怪談等にまつわる話。後輩芸人らとともに事故物件で体験した怪談に関して、霊感がなくても奇妙な、ゾクゾクとした音がしたり、背中がぞわっとする、薄ら寒いような感じになるのが伝わってきそうである。芸人も著者のようにニッチな世界を切り開かないと残れない業界なのも痛感する。著者が実際に事故物件に住んでみて、誰かが住んでいた証でもあるという生を感じ、前の住人の爪痕がそれを証明しているだろう。恐怖、怪談が生々しく描かれていた印象であり、自分は住むのを躊躇うと思った。
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