NHK100分de名著ブックス 人生の意味の心理学 アドラー の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「嫌われる勇気」を読んだあとに本書を読みました。 「人生の意味の心理学」では、「人は意味の領域を生きている」という概念からはじまっています。 その概念はやがて、「誰もが過去や出来事に自分で意味付けする世界で生きている」ことや、「意味付け次第で世界が違ったものに見えてくる」ことへとつながっていきます。 さらに「目的に向かって人生を生きることで幸福感を得られる」こと(目的論)、「誰かの何かに自分は貢献していると感ずる」こと(共同体感覚)へと展開していきます。 岸見一郎氏の思想や価値観なども紹介されていて、「人生の意味の心理学」を学ぶにはよいテキストであると思います。
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『嫌われる勇気』よりこっちの方が面白いし、しっくりくる。嫌われる勇気読んだ人は、4章から読むといい。つか読む順番は、最初読んだら、4章よめば、前章の大事なとこまた引用してくれるから、4章から読むといい。そして最終章の特別編?が岸見さんの言葉で、この章が、4章の上をいく神章なのだ。...
『嫌われる勇気』よりこっちの方が面白いし、しっくりくる。嫌われる勇気読んだ人は、4章から読むといい。つか読む順番は、最初読んだら、4章よめば、前章の大事なとこまた引用してくれるから、4章から読むといい。そして最終章の特別編?が岸見さんの言葉で、この章が、4章の上をいく神章なのだ。 まじで4章以降破ってポケットに入れて持ち歩きたい。
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嫌われる勇気を読んだ後の復習になる。アドラー自身の言葉を著者が分かりやすく要約しているため、より深く理解する事ができた。さらに教育、介護の面に於いての存在こそが貢献という考え方を大事にしたい。
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アドラー心理学に関する理解が深まった。今まで読んだアドラー心理学の本に書かれていたことが分かりやすくまとまっている。アドラー心理学を実践していくにはまず、自分の無意識に身につけてしまったライフスタイルを意識化することだと思う。それから新しいライフスタイルを選び直すこと。まずは日々...
アドラー心理学に関する理解が深まった。今まで読んだアドラー心理学の本に書かれていたことが分かりやすくまとまっている。アドラー心理学を実践していくにはまず、自分の無意識に身につけてしまったライフスタイルを意識化することだと思う。それから新しいライフスタイルを選び直すこと。まずは日々の生活の中でそれを意識してみようと思う。与えられているものをどう使うかという言葉もライフスタイルを意識化する上でヒントになりそう。
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人生は、変えられる‼️その思想を平易に紹介した『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』がベストセラーとなり、注目を集めている心理学者アドラー(1870〜1937)。アドラー心理学のエッセンスを平易に解説した「100分de名著」テキスト、待望の書籍化! 書き下ろし特別章「“ありのまま&q...
人生は、変えられる‼️その思想を平易に紹介した『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』がベストセラーとなり、注目を集めている心理学者アドラー(1870〜1937)。アドラー心理学のエッセンスを平易に解説した「100分de名著」テキスト、待望の書籍化! 書き下ろし特別章「“ありのまま"の価値」収載。 内容より)オーストリア出身の心理学者・精神科医アドラーは、自己と他者の関係のありかたを深く見つめ、人間の苦悩はすべて対人関係から生まれるものだと喝破して、すべての人が苦悩から逃れ幸福に生きるための方法としての「個人心理学」を提唱した。日本にアドラーブームを巻き起こした著者が精緻に読み解く、アドラー思想の精髄。
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生きるということは変化というより進化。 昨日と全く同じ自分は存在しない。目には見えないけれど、毎日進化している。 自分は変われるんだと勇気を持って行動しよう。
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「100分de名著」で放送された回の中でベスト3に入るくらい好きな回だったので、買った本。「アドラー心理学」のことを知ることができて良かった。巻末の読書案内は「アドラー心理学」のことをもっと知りたい時に便利だと思った。
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「嫌われる勇気」でも有名な、岸見一郎先生による、アドラー心理学の解説本。 アドラー心理学は、このところ名前が知られるようになりつつあり、私も上司からオススメされ読んでみました。上司は、日々の通勤中に、スマホでアドラーの名言を読んでいるくらいにアドラーが好きなのですが、私もこの本...
「嫌われる勇気」でも有名な、岸見一郎先生による、アドラー心理学の解説本。 アドラー心理学は、このところ名前が知られるようになりつつあり、私も上司からオススメされ読んでみました。上司は、日々の通勤中に、スマホでアドラーの名言を読んでいるくらいにアドラーが好きなのですが、私もこの本を読んでアドラーの考え方は優れている部分が多いと感じました。 アドラーの言っていることを、自分なりに整理してみると、以下のようになるのではないかと思います。 (原則) ・人間はすべて平等であり、上下関係は存在しない。人間の関係は、上司と部下であろうと親子であろうと全て横の関係である。 ・人間の悩みの殆どは対人関係の悩みである。他者との関係に入りたくないという目的があるから、世界を怖いものだと思ってしまう。自分が人間関係の中で傷つくのを恐れている。 (目的論) ・原因により物事が作られているのではなく、目的により作られている。 ・レストランでウェイターにコップの水をこぼされた人は、怒りたくて怒るのではなく、クリーニング代や謝罪を求めて(=目的があり)怒っているのである。 ・過去の経験から自分が不幸だと感じている人は、不幸だと思うために過去の経験を切り取っている。つまり、過去だって変えられる。 (優越性の追求) ・人間は生まれつき今より成長したいと感じているものである ・一方で、自分を優れたものに見せようとして、他人を貶めたり、自分を過剰に強く見せることは、「劣等コンプレックス」「優越コンプレックス」である ・成長とは、「自分」の現在位置から、「自分の理想」に対して向かっていくことであり、他人がその理想を決定しないし、他人の評価によって現在位置も決定されない。 ・自分の現在位置と理想を正しく(偽りなく・カッコつけず)意識することが重要である。 (貢献感) ・人間は、貢献感を持つことで満たされるし、絶望から救われる。 ・他者から感謝されること(承認欲求)を求めてはいけない。自分自身で貢献していると感じられることが重要。 ・直接的に人の役に立つこと(行為による貢献)はもちろん、生きているだけでも私を愛するひとに対して貢献していると言える。(存在による貢献) (課題の分離) ・課題は、その課題による最終的な結果を引き受ける人間が、解決するべきである。課題を切り分け、自分の課題にのみ取り組むこと、他人の課題を背負わないこと。 ・例えば、他人から自分に与えられる評価や感情は、他人の課題であり、自分でコントロールできないため諦める。 ・子供の教育においても、例えば子供が勉強しないことによる不利益は子供自身が負うことになる。責任の明確化をし、自己解決を促すとよい。 ・唯一、他人の課題が自分の課題でもあるケースがある(例えば、プロジェクトチームでの仕事など)。この場合は、課題を共通化することもあるが、それはあくまで最低限とすることを目指すべできある。 (使用の心理学) ・自分が持っている個性や変えられないものを生かせるような生き方・働き方をすることが大切ということ。 ・そしてそれは、自分の目的に沿っていることが重要であること。 (人生は連続する刹那) ・即時的に生きること。未来も過去もなく、今を生きること。 ・人生は一見計画性を持って生きるべき用に見えるが、人間は結局その瞬間しか生きられない。小さいころからバイオリニストを目指していた人だって、結局は眼前の練習・コンクールに全力で向かっていることを積み重ねているのである。 ・だからこそ、人は一日一日を、もしくはその瞬間を全力で生きるべきなのである。 (過度な一般化) ・人間関係について、過度に一般化をしないこと。1人悪い人がいたとしても、その他の9人はいい人である。 ・その1人に注目して、世界がすべて悪で満ちているようにとらえてしまうのは、「人生の調和を欠いた考え方」である。 折に触れて、読み返したい一冊です。
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