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「がん」はなぜできるのか の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2019/09/15

9/14より再読。一回目は少々難しすぎて殆ど理解出来ず。専門書よりかなり易しく書いていると思われるのだか、当方の予備知識と読解力の不足だと反省。

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2019/05/27

内容はかなり難しかった。詳しく説明を工夫してくれてはいるがなかなか単語が頭に入らない。じっくり読むための本。

Posted byブクログ

2019/05/19

がんが発生するメカニズムや、近年開発が進む治療方法がどのようなものかを説明した本。 正直に言えば、読みやすい本とは言えない。 また、今、病で苦しむ人、再発の懸念を持っている人が、今どうするかには応えられるものではないかもしれない。 (もちろん、私自身も当事者だったりするわけだが...

がんが発生するメカニズムや、近年開発が進む治療方法がどのようなものかを説明した本。 正直に言えば、読みやすい本とは言えない。 また、今、病で苦しむ人、再発の懸念を持っている人が、今どうするかには応えられるものではないかもしれない。 (もちろん、私自身も当事者だったりするわけだが。) もしかすると、NHKの番組で似たような内容のシリーズが既に放送されているかもしれないけれど、映像で見せられれば、理解がもっと進む気がする。 自分は病気が見つかってから手術を受けるまで、仕事の忙しさにかまけて、病気のことを大して知らないままだった。 この本を読んで、ここ数年、すぐに高熱を出したり、傷が治りにくかったりしたのも、がんで免疫力が落ちていたからなのかなあ、と今になって思い当たるような体たらくである。 分子標的薬やゲノム治療の可能性も書かれていたけれど、標的薬が副作用を起こさないとは限らないことや、がん細胞が多様性を持っているから、抵抗性を持つものが生き残り、根絶できないことなどあって、まだまだ課題は多いらしい。 う~ん、自分にはがん治療革命の恩恵に浴することができる時間があるのか、何か微妙な状況だなあ。

Posted byブクログ

2019/05/01

第1章 がんとは何か? 第2章 どうして生じるのか? 第3章 がんがしぶとく生き残る術 第4章 がんと老化の複雑な関係 第5章 再発と転移 第6章 がんを見つける、見極める 第7章 予防できるのか? 第8章 ゲノムが拓く新しいがん医療 編者:国立がん研究センター

Posted byブクログ

2019/02/04

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000276095

Posted byブクログ

2018/12/17

このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。 2018/11/11

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2018/12/09

情報が氾濫する中、科学的に正しい情報がまとめられた好著。全体を通して感じたのは、どうしても発生する遺伝子のミスコピーなど「がん」のきっかけになる事態に、人体がちゃんと対応してがんの芽をせっせと摘んでいること。それを、かいくぐるがん細胞の死闘のすごさ。マンガ「はたらく細胞」のがんの...

情報が氾濫する中、科学的に正しい情報がまとめられた好著。全体を通して感じたのは、どうしても発生する遺伝子のミスコピーなど「がん」のきっかけになる事態に、人体がちゃんと対応してがんの芽をせっせと摘んでいること。それを、かいくぐるがん細胞の死闘のすごさ。マンガ「はたらく細胞」のがんの回(特に2回目のほう)を読んでから、この本を読むと、いろいろ符合する。足場依存性がなかったり、多様に変異して免疫系を躱したり、ある意味、スーパー細胞なんだなと実感した。新しい薬の開発に期待。

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2018/11/18

がんはその成長過程においてゲノムの異常が多様に変化する「がんゲノム進化」これには遺伝子の発現量に影響を及ぼす「エピゲノム」の異常も含まれる。 がん細胞は、ほとんど分化せず増殖し、アポトーシスにも抵抗するので、傷がついた細胞も生き残る。 20世紀前半、化学発がん説、ウィルス発が...

がんはその成長過程においてゲノムの異常が多様に変化する「がんゲノム進化」これには遺伝子の発現量に影響を及ぼす「エピゲノム」の異常も含まれる。 がん細胞は、ほとんど分化せず増殖し、アポトーシスにも抵抗するので、傷がついた細胞も生き残る。 20世紀前半、化学発がん説、ウィルス発がん説、遺伝説、どれも決定的ではなかった。 現在では「がんは遺伝子の病気である」と考えられている。 「がんの発生には、正常な細胞に存在する正常な遺伝子がかかわっている」変異を起こす前の正常な遺伝子を「がん原遺伝子」、変異した後の遺伝子を「がん遺伝子」と呼ぶことがある。 リン酸化で情報を伝達するがん細胞 ヒトを含む真核生物は、チロシンリン酸化という、ほかではほどんど起こらない反応を増殖シグナルの伝達専用に割り当てており、それにより増殖の厳密なコントロールを可能にしている。 ”うそつき”を生み出すのは突然変異。 現在では、がん細胞は数百もみつかっている。その多くは細胞の異常は増殖を引き起こす。 細胞のアポトーススをを抑えるものも含まれる。これが抑えられるとDNAが傷ついた細胞が増えて、がんが発生する。 がんになった組織ではたいてい、なんらかのがん遺伝子がオンになっていて、同時に、それを抑えるようながん抑制遺伝子がオフになっている。 遺伝性がんが占める比率はかならずしも高くない。大多数を占めるのは、こうした突発性変異遺伝子を持たない人が発症する「散発性がん」。難しいのは「散発性がん」においても体質のような遺伝的要因が一部かかわっている可能性があること。 その昔、「細胞を個体から取り出し、分化状態から解放すれば、細胞は増殖能力を再獲得し、老化しなくなる」と考えられていた時代があった。1891年ドイツのオーグスト・ワイスマンが最初に提唱。実験技術が改善され、細胞を体外で長期間培養できるようになったのは1910年。1940-50年代にかけて培養細胞として樹立された細胞体が次々と誕生。 有名なのがヒーラ、だがしばらくして、ヒーラ細胞ががん細胞であることがわかった。 テロメアの長さは細胞分裂のたびに短くなり、一定の長さになると分裂を停止する。つまり、テロメアの長さが細胞分裂の回数を規定する。正常細胞では細胞分裂が停止するのに対して、がん細胞ではこのような現象は起こらない。 テロメアを復元する酵素「テロメラーゼ」発見 がん細胞は以外では、生殖細胞や幹細胞といった未分化の細胞でテロメラーゼの活性が高く、長いテロメアが維持されていることがわかった。 iPS細胞でもテロメラーゼの活性が高いことがわかっている。

Posted byブクログ

2018/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

がんのリスクを減らす。禁煙、飲(1日あたり日本酒1合、ビール大瓶1本)、塩分を抑え、野菜と果物を積極的にとり、熱い飲み物や食べ物は少し冷ましてから。運動(歩行程度毎日60分、週に1回は60分汗をかく)、太り過ぎやせすぎもだめ 大腸がんにはアスピリン、メトホルミン(糖尿病の薬)。

Posted byブクログ

2018/09/30

がんの最新の知見、最新の治療法や治療薬について、分かりやすく網羅的に解説されています。 全くの素人でしたが、ある程度理解しました。これからは、産官学が協力してやっていかないといけないと思いました。何か力になれることを考えてみよう。 今年のノーベル賞期待してます!

Posted byブクログ