琴乃木山荘の不思議事件簿 の商品レビュー
山岳小説ミステリー。 1章ごとが短くてサラっと読めました。日常ミステリーのはずが殺人や悪質な事件もあり。 「彷徨う幽霊と消えた登山者」 「雪の密室と不思議な遭難者」 「駐車場の不思議とアリバイ証明」 「三つの指導標とプロポーズ」 「石飛匠と七年前の失踪者」 「竜頭岳と消えた看板...
山岳小説ミステリー。 1章ごとが短くてサラっと読めました。日常ミステリーのはずが殺人や悪質な事件もあり。 「彷徨う幽霊と消えた登山者」 「雪の密室と不思議な遭難者」 「駐車場の不思議とアリバイ証明」 「三つの指導標とプロポーズ」 「石飛匠と七年前の失踪者」 「竜頭岳と消えた看板」 「棚木絵里と琴乃木山荘」
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バリエーションに富んでいて、飽きずに読めた。第一話から、主人公が下界に何か気掛かりなことを残していることが示唆されていて、それが7つの短編をゆるくつないでいたように思う。 山荘という容疑者もやれることも限られた条件で、よくぞここまで色とりどりのストーリーを作り上げるものだなぁと思った。
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第一話は、琴乃木山荘の窓から見えた奇妙な光が話の中心。 人魂のようなその光は、幽霊ではないかと周囲をざわつかせる。 何が原因で光が生じたのか、その背後にある真相が探られる。 第二話は、雪に閉ざされた離れの部屋で男性が倒れているのが見つかる。 周囲には足跡がなく、完全な密室状態。 どうやってこの状況が生まれたのか、謎が解き明かされる。 第三話は、登山者が駐車場に停めた車が、戻ってきたときには別の場所に移動していたという事件。 車は施錠されており、誰がどうやって動かしたのかが問われる。 第四話は、登山道の指導標が3年連続で動かされているという不可解な出来事。 誰が何のためにそんなことをしているのか、その意図と方法が明らかになる。 第五話は、7年前に失踪した男性が突然、琴乃木山荘の従業員として現れる。 失踪の経緯と彼の再登場に隠された秘密が紐解かれる。 この短編集は、山の静けさや厳しさを感じさせる舞台設定が、ミステリーの雰囲気を一層引き立てている。 各話とも、日常の中の小さな違和感から始まり、論理的な推理で解決に至る展開が面白い。 山岳ミステリーが好きな人や、軽快で読みやすい短編を楽しみたい人に薦めたい一冊だ。
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山岳×日常ミステリ連作短編。軽い感じで基本淡々とした展開。登山の経験がないのであまりイメージが出来なくとりあえず読み終わったといった感想。
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山岳がテーマの短編日常系ミステリー。 山岳について1ミリも知らなくても、 その場の雰囲気やイメージも付きやすい 読みやすい作品です。 日常系ミステリーということもあり ゆったりのんびりしていて、 テンポ良く読みたい方には なかなか進まないかもしれません。
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琴乃木山荘という山小屋を舞台に「山岳×日常の謎」を描いたミステリー短編集。 謎解きにあたる人・山荘で働く人たちに嫌な人がなく、かなり好きな雰囲気の小説だった。
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山岳ミステリー短編集。 作者の山岳ミステリーとても好きでおもしろい作品も多いのですが、こちらなぜか読みにくく全く盛り上がらない。 何故だろう・・・? 主人公の男性と女性のキャラクターがぼんやりしてるせいだろうか・・・? 結局最後のお話まで読み終える事ができず途中で挫折。
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・琴乃木荘は150人が泊まれる大きな山小屋で標高2200mにあり2750m竜頭岳登山のアプローチに最適。そこでバイトしている棚木絵里が見聞きしたいくつかのできごと。 ・山小屋の飄々としたベテランバイト石飛匠が探偵役。 ・酒飲みのオーナーは泰然自若とした人物。 ・絵里には下界で何か...
・琴乃木荘は150人が泊まれる大きな山小屋で標高2200mにあり2750m竜頭岳登山のアプローチに最適。そこでバイトしている棚木絵里が見聞きしたいくつかのできごと。 ・山小屋の飄々としたベテランバイト石飛匠が探偵役。 ・酒飲みのオーナーは泰然自若とした人物。 ・絵里には下界で何か懸案事項があるようだがそれは? ・幽霊の謎。密室に遭難者。駐車場にとめた車が知らぬうちに移動していた不思議。道に迷わないように立てている指導標がいじられていた危険。七年前に失踪した登山者は石飛? 山小屋の巨大な看板が失踪。絵里の悩み。 ・ちゃんと登山が題材になっており、山小屋が舞台になっている必然性もあったように思う。ただ・・・ ・ぼくも山登り人間の端くれだがこういう作品は自分も登山してみたくなることが大切かなと思う。そこいらへんはちょっと弱かったような気がする。山が楽しいとか山が美しいとかいう記述だけではたぶん無理なのでもう少し自然ににじみ出てくるわくわく感とかしみじみ感が欲しかったか?
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まぁまぁ面白かったけど、日常の謎というほど日常ではなかったな(笑)。山荘の生活も大変そうだよね。はまるとやめられないんだろうけどなぁ。絵里が山にはまった理由がちょっと弱いかなぁ。最後の話は、まぁそうなんだろうなと思った。
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すこし単調な感じだけれど、面白く読めた。 登山好きな人には、実感が湧いて、より楽しめるのだろうか。 若い女の子の成長物語としてみたときは、「こんな人情味あふれる人ばかりではないよなあ」と思ってしまうが、せめて小説の中だけでも、このような世界があってほしいと思う。
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