火の鳥(角川文庫版・新装版)(2) の商品レビュー
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シリーズ全体の結末であると同時に、シリーズの始まりへと繋がる、「火の鳥」の円環構造の要となるエピソード。 西暦3404年の荒廃しきった地球。人類は5つの地下都市に住み、それぞれの都市を管理する電子頭脳の指示に従って生きている…というSF好きには垂涎ものの神設定。 火の鳥から不老不死の力を与えられたマサトが、核戦争による人類滅亡後にたった一人で何十億年という孤独な時間をかけて生命の進化を見守り、壮大な円環を描いて終わる物語。 人類滅亡からナメクジ文明の興亡、新たな生命の誕生までを描く、圧倒的なスケールを誇るSF作品。 とにかく読めば「火の鳥」のヤバさが分かる。 個人的には文句なしにシリーズ最高傑作。正直、2冊目でこれを喰らったので、後の作品が若干物足りなく感じてしまった… ハリウッドで予算かけまくって超大作で映像化してほしい。というかするべき。
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火の鳥第二弾、未来編 正歴3034年、人類は世界中で4つの地下都市に集住し、文化も文明も停滞し、すべての決定はそれぞれのAIに委ねられていた。ある事件からAI同士が争い、ついに戦争へ突入し世界の4都市が同時に滅んでしまう。 そこから逃亡した青年は火の鳥に永遠の命を与えられ、何十億...
火の鳥第二弾、未来編 正歴3034年、人類は世界中で4つの地下都市に集住し、文化も文明も停滞し、すべての決定はそれぞれのAIに委ねられていた。ある事件からAI同士が争い、ついに戦争へ突入し世界の4都市が同時に滅んでしまう。 そこから逃亡した青年は火の鳥に永遠の命を与えられ、何十億年も生きることになり、再び人類が再生するのを待つことになる。それで生まれた人類文明が第一巻の黎明編に繋がっている。 人類が再び発現するする前にナメクジが文明を築いて、世界を制圧し、また世界を滅ぼすというイベントが挟まれているのが面白い。 1967年〜1968年に描かれた漫画なのに、現代が抱えている問題を鋭く予見している。
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昭和から平成にかけての自分が想像もしていなかったようなことを、手塚治虫先生は思い描き、それを形にしていたのかと思うと、畏敬の念を抱きます。 2026年現在においては、人工知能が大いに発展し、これから20年後には人工知能が人間の制御を超えるところまで到達することが懸念されている。 ...
昭和から平成にかけての自分が想像もしていなかったようなことを、手塚治虫先生は思い描き、それを形にしていたのかと思うと、畏敬の念を抱きます。 2026年現在においては、人工知能が大いに発展し、これから20年後には人工知能が人間の制御を超えるところまで到達することが懸念されている。 この時代に生きているからこそ、この作品が示した内容は重い。 快適な生活を求めて技術発展だけを是とするのか、それとも立ち止まるのか。 人類は今、岐路に立たされていると言っても過言ではなさそうだ。
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1巻は古代だったのがいきなり未来で、でも繋がりはある。最後の方で1巻黎明編に出てきたキャラが出てたり。 かなり昔の作品のはずだけど、既に環境問題については問題視されてたんだな。 滅びゆく地球とそれでもまたありうる復活と、でもまた繰り返したり。 未来でも古代でも愛もあり権力や生への...
1巻は古代だったのがいきなり未来で、でも繋がりはある。最後の方で1巻黎明編に出てきたキャラが出てたり。 かなり昔の作品のはずだけど、既に環境問題については問題視されてたんだな。 滅びゆく地球とそれでもまたありうる復活と、でもまた繰り返したり。 未来でも古代でも愛もあり権力や生へのしがみつきもあり。 感想は難しいけれど1巻に引き続き読み応えはあった。
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思想が強すぎるが、他にないほどの超壮大さが面白かった。 ナメクジが文明を築いていくの、キモ面白い。 未来というSF展開でありながら、人類のいろんな愚かさが出ているのもすごい。
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コンピューターに政治判断を委ね、自分たちで思考しなくなった人間が滅びるという、近未来を予知するような内容に恐ろしさを感じる。今の人類も、かつて何度も生まれては絶滅し、を繰り返しているのかもしれない。いつになれば賢くなって平和に暮らせるのだろう、いまだに愚かな争いを繰り返す私たちに強烈なパンチを見舞うすごい作品だと思った。
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西暦3404年として、寒くて暑い地球では生き物たちは住めなくなってしまったので、生き物すべて地下で生活している設定で始まります。 その地下でもそれぞれの国や宗教の違いで、それぞれのChatGPTのような計算機司令塔があり、意見が合わず揉めている。まさにトランプと習近平とプーチン...
西暦3404年として、寒くて暑い地球では生き物たちは住めなくなってしまったので、生き物すべて地下で生活している設定で始まります。 その地下でもそれぞれの国や宗教の違いで、それぞれのChatGPTのような計算機司令塔があり、意見が合わず揉めている。まさにトランプと習近平とプーチンのようです。 そこに出てくる女性ロボットたちと警察犬ロボットたちが戦いますが、まさに今のドローン攻撃の扱い。 国の代表たちの話し合いでは市民の服装や食事の制限をすることを評決。共産主義がエスカレートしてスマートシティで一見豊かに見える感じ。 そんな地下都市から遠く離れたところに、ひとり孤独に研究している博士はクローンのようなたくさんの人口動物を生産。その中に人間も。 どんどん地球が悪い方向に向かっていきますが、そこで火の鳥がもう一度正しい地球を再生することをマサトに命じる。 マサトは理想の素晴らしい地球にすることが出来るのか。 なんだかユバルノアハラリさんのサピエンス全史をショートバージョンマンガにしたような印象です。 手塚治虫さんは予言していたのか、現実に起きている今をディストピアとして描いています。 火の鳥がいてくれれば地球が良くなるのかは疑問ですが。
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第二巻の舞台は「未来編」とあるとおり、西暦3404年、地球は急速に死に向かっていて、地表の生命は細々としたものしか残らず、人類は地下を最後の砦として「永遠の都」と名付けられた世界5つのメガロポリスで生活を送っていたが、各都市はその支配を電子頭脳に委ねていた。そしてあるとき戦争が...
第二巻の舞台は「未来編」とあるとおり、西暦3404年、地球は急速に死に向かっていて、地表の生命は細々としたものしか残らず、人類は地下を最後の砦として「永遠の都」と名付けられた世界5つのメガロポリスで生活を送っていたが、各都市はその支配を電子頭脳に委ねていた。そしてあるとき戦争が起こり地球は放射能に覆われてしまい、人類はほとんど死に絶えてしまう。 地上に残って生命体を創ろうとしていた猿田博士の研究所は辛うじて放射能汚染を免れていたが、そこには不思議な生命体ムーピーの恋人タマミの命を助けようと地下から逃亡してきたマサトが博士に助けられていたが、彼の前に火の鳥が現れて、彼には地球を復活させる使命があると不思議な指示をする。一方、戦争前にやはり脱出した彼の上司ロックと猿田博士は、諍いの末、放射能汚染のため共に命を落としてしまう。 ただ一人取り残されたマサト、不死のマサトはどうなるのか……というあらすじ。 本作では、全体の要とも言える「宇宙生命(コスモゾーン)」について火の鳥の口から語られ、また、人間を含め様々な生物が生まれ、進化し、しかしどこかで間違った道に進んでしまったこと、それでもなお「今度こそ……生命を正しく使ってくれるようになるだろう」との一筋の希望への思いが語られる。 作者の『火の鳥』を通して描きたかった思い、その思想がかなり打ち出されている一冊で、とても読み応えがあった。
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最近児童の調べ学習用の、自然災害や環境問題の本をよく読んでいるので、 この漫画は全くフィクションには思えない。 未来が怖い… 環境問題の勉強をする子どもたちに、 手塚先生の生前の後書きを読んでもらいたい。
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ここ1年ほど勉強してきた歴史、経済、環境問題、スピリチュアル、戦争、哲学、生物学がここに集約されてた感じ。 子どもの頃に出逢っておきたかったな… すごい。
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