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警察官白書 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/03/23

警察官の生安・刑事・交通・警備それぞれの専務を、その典型イメージを通じて解説している。 それぞれの専務の特色を通じて、どのような人間像や性格が形作られていくかといった説明が結構説得的で面白く読めた。

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2021/04/11

警察キャリア出身の作家が、交番、生安、刑事、交通、警備などの専門分野別に徹底プロファイル。全国26万警察官の生身の姿をリアルに描き出す。(2018年刊) ・まえがき ・Ⅰ 警察太郎ー26万警察官の「むりやり平均値」 ・Ⅱ 刑事太郎たちー誇りを懸け、鎬を削る専門家集団  ・第1章 ...

警察キャリア出身の作家が、交番、生安、刑事、交通、警備などの専門分野別に徹底プロファイル。全国26万警察官の生身の姿をリアルに描き出す。(2018年刊) ・まえがき ・Ⅰ 警察太郎ー26万警察官の「むりやり平均値」 ・Ⅱ 刑事太郎たちー誇りを懸け、鎬を削る専門家集団  ・第1章 生安太郎  ・第2章 刑事太郎  ・第3章 交通太郎  ・第4章 警備太郎 ・あとがき 本書では、交番のおまわりさん(地域警察官)である警察太郎と4つの専務をわかりやすく解説している。中の人だったので、記述に重みがある。(交通の経験は無く、わからないことはわからないと言っているのも好印象)公安については、意外であった。内幕物として楽しめる。

Posted byブクログ

2020/10/17

警察組織の話。各現業部門の平均的な考え方や思考パターンがわかって面白い。なんとなく感じてはいたものが、言語化されている、といった印象。 肩肘張らずに読める。「ハコヅメ」「警察24時」などが好きな方にはお勧め。

Posted byブクログ

2019/06/28

経験から書いているんだろうけど、警察官という未知なものの雰囲気をよく伝えてくれてる。警官をみると悪いことしてなくてもドキッとしてしまうほど無意味に毛嫌いしている普段の生活では、警察官の生態は想像できないので、こういう本はありがたい。交番・刑事・交通・公安、に分類されていることも知...

経験から書いているんだろうけど、警察官という未知なものの雰囲気をよく伝えてくれてる。警官をみると悪いことしてなくてもドキッとしてしまうほど無意味に毛嫌いしている普段の生活では、警察官の生態は想像できないので、こういう本はありがたい。交番・刑事・交通・公安、に分類されていることも知らなかった。面白かった。

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2019/03/19

母集に属するものが作るステレオタイプと、母集団の外にいるステレオタイプは異なることに注目して、警察官自身が描く典型的な警察官象を部門・専門ごとに書き出していくのが本書。 警察官の無形資産としての豊富な信用、社会人になってからでも階級を上げるために度重なるテスト、刑法の事件を扱う...

母集に属するものが作るステレオタイプと、母集団の外にいるステレオタイプは異なることに注目して、警察官自身が描く典型的な警察官象を部門・専門ごとに書き出していくのが本書。 警察官の無形資産としての豊富な信用、社会人になってからでも階級を上げるために度重なるテスト、刑法の事件を扱う警備から事件扱い何でも屋の生安(生活安全部)に時代が経つにつれて犯罪の主流がズレてきたことなども興味深い。ただし本書の一番の見どころは、部門によるあまりにも大きなステレオタイプの違いだと思う。 地域・専務(生安・刑事・警備・交通)と大きく別れるこれらの組織は、何かいろいろ警察はやってるのだろう、で部門の名前さえ公安以外初耳の私にとっては非常に意外で面白かった。公安の秘密主義的な側面・刑事の我を貼る側面などが、部門に由来すること、それぞれの警察官が一社会人として様々な事務や業務をルーチンとしてこなしてるのは共感すら覚える。 警察というものに一元化されたステレオタイプ程度の知識しかないかたは、自分がそういった村意識の強いギルドに馴染みたいかは別として、本書を読んでみると面白そう。

Posted byブクログ

2019/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・『そう決まっているから』思考、正義パラダイム、オール・オア・ナッシング・パラダイム ・平成の元に、『生活安全局』が刑事局から独立し、犯罪を抑止し、犯罪の起きないような環境づくりへと移行した。生安と法令・行政のエキスパート。

Posted byブクログ

2018/10/08

交番、生安、刑事、交通、警備 全国26万人警察官を平均化。著者は元東大卒のキャリア官僚後、作家になったらしいですが、小説の評判はあまり高くないようなので、今後もこの路線がいいかも。

Posted byブクログ

2018/09/14

有栖川氏や綾辻氏に師事する作者の経歴に惹かれて読んでみた。 初めて目にする内容もあり面白く読めたのは「警察太郎さん」のところまで(本書の1/3程度の分量です)で、後はひたすら重複したような内容が続きます。 本業が小説家なら、読者が退屈しないように具体的な事件や体験談などのエピ...

有栖川氏や綾辻氏に師事する作者の経歴に惹かれて読んでみた。 初めて目にする内容もあり面白く読めたのは「警察太郎さん」のところまで(本書の1/3程度の分量です)で、後はひたすら重複したような内容が続きます。 本業が小説家なら、読者が退屈しないように具体的な事件や体験談などのエピソードを絡めて書けばもっと面白くなったはずだし、専門分野別にプロファイリングするのなら言葉の羅列でツラツラ説明するよりも簡単な比較表を提示することで読者の理解を助ける工夫の余地もあるなあと思いながら読了。 さらにいえば、正義を行う集団が、なぜこうも頻繁に不正や犯罪に手を染めてしまうのかという原因や対策についても警察OBとしての意見を開陳してほしかった。

Posted byブクログ