暗幕のゲルニカ の商品レビュー
相変わらず面白かったです! 終盤の謎解きはお約束な感じですが、その予定調和も良かったです。個人的には終盤のドタバタは要らなかったのではないか、と思いました。 原田マハさんの物語は複数の史実とフィクションが混ざり合っていて、そんなことがあったとかなかったとか…みたいな感じで大好き...
相変わらず面白かったです! 終盤の謎解きはお約束な感じですが、その予定調和も良かったです。個人的には終盤のドタバタは要らなかったのではないか、と思いました。 原田マハさんの物語は複数の史実とフィクションが混ざり合っていて、そんなことがあったとかなかったとか…みたいな感じで大好きです。実在の人物のキャラクターは確固としていて、そういう人だったんだ、と納得させられてしまいます。 私からするとピカソは謎だし、近づきたくない人物。奥さん、愛人、恋人と三者三様の女性を愛する人物。そして、女性側も皆ピカソに惹かれてしまうんですね。危険すぎる。 芸術家としてはピカソの足元にも及ばないドラですが、本物が何かは分かる。そんな人と一緒にいるときにゲルニカが誕生したことが奇跡だなと思いました。 一つの芸術作品が持つ大きな影響力に驚かされました。マハさんの本を読むと、芸術作品が持つ力みたいなものを受け取れる人でありたいなといつも思います。
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平和に慣れてしまって海外で起きている侵略や破壊が人ごとだと感じでいましたが、この本を読んで改めて平和のために自分ができることはあるのかと考えさせられた。 今、この素晴らしい本を読んでゆっくり感想をかけていることが当たり前じゃないんやなって感じたし世界から戦争もテロも破壊も侵略も無...
平和に慣れてしまって海外で起きている侵略や破壊が人ごとだと感じでいましたが、この本を読んで改めて平和のために自分ができることはあるのかと考えさせられた。 今、この素晴らしい本を読んでゆっくり感想をかけていることが当たり前じゃないんやなって感じたし世界から戦争もテロも破壊も侵略も無くなってほしい。 カタカナの名前の登場人物を追うのに苦労する場面もありましたが、怒涛の展開で特に後半は一気に読みました 好きになりすぎると泣く女になっちゃうよなー、分かるー! でも、ドラの強くて前向きで一途で誇り高い性格がかっこいい! 過去と現代のつながりや、ピカソや芸術に人生を賭ける人々の情熱に感動しました。 今まであまり興味を持てなかった分野だったが、俄然興味が湧きました。 実際にピカソの作品が見たい!
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国連のゲルニカの幕が下ろされた 第二次大戦中 ゲルニカをモマに飾るための学芸員と、ピカソとその恋人の話が連続で続く マハさんのアート系はやっぱ面白い
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まだ読んでる途中 でも言いたい! ゲルニカが見たい! 年末にバルセロナに行く予定 どうにかしてマドリードに行くか…。 とりあえず大塚国際美術館(徳島)に行くしかない。 追加 ほほほう、そうきましたかー。 登場人物が熱いですよね〜。 ただ一枚の絵が 物語を読む前と読んだ後で...
まだ読んでる途中 でも言いたい! ゲルニカが見たい! 年末にバルセロナに行く予定 どうにかしてマドリードに行くか…。 とりあえず大塚国際美術館(徳島)に行くしかない。 追加 ほほほう、そうきましたかー。 登場人物が熱いですよね〜。 ただ一枚の絵が 物語を読む前と読んだ後では 全く別物に見えて来る。 これもアートの楽しみでしょう☺️ え?群馬にゲルニカのタペストリーがあるの!? 来年の予定まで決まってしまいました。
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暗幕のゲルニカの題を読み本屋へすっ飛んで行った。そしてあまり時間をかけずに読み終えた。現在と過去、それぞれもう少し語って欲しいところで途切れるので読む手が止まらなかった。 時折美術展に行くくらいアートや美術が好きな僕は、以前東京で行われたピカソ展にも伺った。当然、ゲルニカはなか...
暗幕のゲルニカの題を読み本屋へすっ飛んで行った。そしてあまり時間をかけずに読み終えた。現在と過去、それぞれもう少し語って欲しいところで途切れるので読む手が止まらなかった。 時折美術展に行くくらいアートや美術が好きな僕は、以前東京で行われたピカソ展にも伺った。当然、ゲルニカはなかったがいくつかの作品はキュビスムの片鱗を見せてくれた。 僕は戦う人が好きだ。なにかの使命を持ち逆境の中戦い続ける、そんな強さに憧れを持つ。僕はそこまで強い人間では無い。 彼女、ヨーコは自分が正しいと思う道を様々な美術界の偉人たちに後押しされ突き進んで行った。それがあったから使命を全う出来た?否、その偉人と出会うために彼女はピカソを研究し続けた。それは彼女自身では努力とは思ってないであろう。 好きこそ物の上手なれという言葉がある、僕も好きな物に真摯に取り組まねばと思う。
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ピカソの時代と現代とうまく重なって綺麗な伏線回収。実在した人物の生涯を調べながら読んだ為だいぶ読むのに時間がかかってしまったが、とてもわかりやすく読みやすかった。美術に詳しくない自分でも実物のゲルニカを見たくなった。平和な世界を願う。
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どんどん引き込まれて先へ先へと読んでいった。点と点が線になって図形ができていくのが手に取るようにわかる。歴史的背景や美術史も織り込まれていて、作品の厚みを増している。マチネの終わりにと何か通じる部分があった。
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「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。」作品全体を通して伝えたかっただろうこのメッセージがただただ真っ直ぐ心に刺さった。芸術は不要不急と謳われたコロナ禍、昨今勃発している某国同士の戦争を経て、9.11を明日に控える今日という日にこの本を読めて本当に良かった。岡本...
「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。」作品全体を通して伝えたかっただろうこのメッセージがただただ真っ直ぐ心に刺さった。芸術は不要不急と謳われたコロナ禍、昨今勃発している某国同士の戦争を経て、9.11を明日に控える今日という日にこの本を読めて本当に良かった。岡本太郎の明日の神話、ピカソのゲルニカ、芸術という武器を持って激動の時代を戦い抜いた彼らの想いを受け取り、次の世代に受け継ぐ責任が私達にはある。
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アートも歴史も戦争も全然詳しくないから、ちょっと難しいと感じる場面もあった。 芸術は、飾りじゃなくて戦争やテロリズムや暴力と闘う武器。人間が自らの愚かな過ちを自省し、平和への願いを記録する装置。 戦争は良くないよ、ってたくさんの方法で語り継がれているけど、アートにもそんなメッセー...
アートも歴史も戦争も全然詳しくないから、ちょっと難しいと感じる場面もあった。 芸術は、飾りじゃなくて戦争やテロリズムや暴力と闘う武器。人間が自らの愚かな過ちを自省し、平和への願いを記録する装置。 戦争は良くないよ、ってたくさんの方法で語り継がれているけど、アートにもそんなメッセージが込められていることを知って、アートを詳しく知りたいと感じた。本を読みながら出てくる作品について調べながら、読み進めた。 楽園のカンヴァスに続き、勉強になり、芸術への興味を引き出してくれ、心がじんわりする、素敵な作品。
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