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最後の証人 新装版 の商品レビュー

4.2

278件のお客様レビュー

  1. 5つ

    107

  2. 4つ

    114

  3. 3つ

    47

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2026/04/10

ホテルでの殺人事件。七年前に少年を車ではねた事件。二つの事件の真相を解くのは担当弁護士佐方。 面白かった。途中で予期してなかったおかしな風に進むのであれ?と思うんだけど、それも作者の狙い。巧い

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2026/03/31

2026.3読了 主人公を前面に押し立てる感じではなく、犯人の動機や真生中心の裁判パートが多かった。 どの人物もそれぞれの信念を持っており、人物が魅力的だった。 美津子の人生が壮絶で辛すぎるし、丸山のような上からの重圧に苦しめられる苦労人も出てきて結構重めだった。 無罪か...

2026.3読了 主人公を前面に押し立てる感じではなく、犯人の動機や真生中心の裁判パートが多かった。 どの人物もそれぞれの信念を持っており、人物が魅力的だった。 美津子の人生が壮絶で辛すぎるし、丸山のような上からの重圧に苦しめられる苦労人も出てきて結構重めだった。 無罪か有罪かの二者択一の中でも、全てが完全に丸く収まることなんて無いよなあ

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2026/03/21
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「佐方貞人シリーズ」が人気と聞いて手にした1冊。柚月裕子さんの作品、けっこう好きです。 で、本作。プロローグからはその展開は読めず、途中で、ん?被害者と被告人の名前が明かされていない?!となる。 息子をあんな形で失い、その犯人は警察に守られ、自分は余命宣告される。私にはそんな実行できるかと問われると、すぐにはYESと言えるものではないが、あんな状況でそう考えるのは理解できなくもない。どうにか罪を公にして償わせたいと思うだろう。 佐方さんはあまり登場しないのか?と思ったら、後半怒涛の展開。おー、そうくるか、と。シリーズを読むのが楽しみになってきました。

Posted byブクログ

2026/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに犯行が起きようとする場面の描写から始まり、3日間の裁判の様子を中心に、過去の回想を交えてストーリーが進んでいく。被告人が無実を訴えているという情報と、光治・美津子夫妻が入念に犯行計画を立てるシーンから、大それたトリックでも思いついたのだろうとページを進めると、まさか被告人と被害者がすり替わっていることには気づかなかった。(確かに、ホテル従業員の証言でホテルに入った順番のところで被告人と被害者の順番が明らかになっており、違和感はあったがそのまま読み進めていた。)叙述トリック的な要素が目立つが、タイトルにも証人ある通り、裁判での口頭のやりとりが多くを占め、特に最終弁論は検察、弁護人それぞれの思いが伝わるような、端々まで練られたセリフだと感じた。佐方と真生は裁判では敵対するも、互いに罪は裁かれるべきという信念があるのも良かった。ただ、殺人という大きな事件にも関わらず、過去に交通死亡事故でも関わっていた者同士だったというのは、こんなに最後まで分からないものなのか、とは少し疑問に感じた。事件は無罪となったが、7年前の事件が明るみに出たというのも希望を感じさせるラストで良かったし、シリーズを読み進めたくなった。

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2026/03/12
  • ネタバレ

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オモロイ。途中まで被告人を思い違いながら読んでいる所がとても良い。また、とても読みやすくて一気読みができる。好きな作品になりました。

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2026/03/10
  • ネタバレ

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佐方貞人 元検事で今は中野に法律事務所をかまえる弁護士。国立大学の法学部を卒業し、司法試験に合格。その後、司法修習を経て検察官に任官した。任官して五年目の秋、検察官を辞めた。 小坂千尋 佐方の弁護士事務所に勤めている優秀な事務員。弁護士を目指していて、今は法科大学院の夜間に通っている。 庄司真生 今回の事件で佐方と対決する米崎地検の女性検察官。推定年齢三十代前半。 高瀬光治 三森市に岡崎クリニックを開院して五年目。開院前は大学の付属病院に勤務していた。祖父と父も内科医。父母は早くに胃癌で他界。家族は妻の美津子と息子の卓のみ。 高瀬美津子 光治の妻。光治の大学の同期だった浜田の妹で、足を骨折して兄が勤める病院に通院していた時に出会った。 高瀬卓 光治と美津子の息子。小学五年生。自発的で活発な子。雨の日に自転車で塾へ行き、車に轢かれて亡くなる。 直樹 卓の親友。事故の日、卓と一緒に自転車で帰っていた。 寺元純一郎 裁判長。 村田誠 右陪席の裁判官。 長岡真紀 左陪席の裁判官。 田端啓子 検察側の証人。三森市岡崎町在住。高瀬夫妻の家の隣りに住んでいる。 島津邦明 卓を轢いた男。事故当時五十一歳。地元の建設会社の社長であると同時に、県の公安委員長を務める男。地元企業の代表者が在籍するロータリークラブの副幹事、NPO法人のゴルフクラブ顧問、市が設立している環境改善推進協会の副理事も務めている。趣味は陶芸で、コレクターとしても有名。自らが講師を務める島津陶芸教室も開講している。 丸山秀雄 五十はとうに過ぎていると思われる男。くたびれたスーツ、捩れた捻れたたネクタイ、ごま塩のひげが中途半端に伸びている。卓の事故の担当刑事。県警警察官採用後、管轄の交番に勤務。その後、県警本部交通二課に巡査部長として所属。最終的に警部補で退官。 宮本良子 検察側の証人。島津陶芸教室で美津子と知り合った。六十歳。 佐々木 島津陶芸教室に長く通っている生徒。六十歳。 村瀬洋二 光治の大学時代の同期で、大学病院で内科医を務めている男。 島津の息子 筒井 公判部長。佐方の元上司。庄司真生の上司。「法より人間を見ろ」が口癖。新米だった佐方に、検事のいろはから地検内部の勢力図まで、こと細かく教えた。 辺見 検事正。 庄司洋子 真生の母親。慢性糸球体腎炎を患っている。現在は風邪から急性腎炎を引き起こして入院中。夫の死後、スーパーのパートから安定性のある正社員の化粧品の訪問販売員に変えた。 真生の父親 真生が小学校六年生の時に、営業先に向かっている途中、スクランブル交差点で背中をナイフで刺され死亡。 久保 光治の大学時代の先輩で、大学病院で心臓の専門医として勤務している。陶芸の収集家。酒さえ飲まなければ、誰もが認める人徳者。糖尿病。 有路 陶芸の収集家。 五十嵐雅司 検察側の証人。五十五歳。地元のタクシー会社に勤めて二十年以上になる。事件当日、米崎市にある現場のグランビスタホテルから被告人を乗せた。 田沢広 検察側の証人。グランビスタホテルに勤めている。六年目。フロント係。事件の第一発見者。 節ちゃん 節子。美津子の学生時代の同級生で、光治が勤務する大学病院の看護師だった。 西脇聡 検察側の証人。県立医科大学法医学教室の教授。被害者の解剖を行った鑑定医。 神田 佐方が検察官になって五年目で、検察官になって二年目の新米。地検はじまって以来の優秀な成績で任官した男。 山路 地元の弁護士。 三宅晃 去年、米崎地検に採用された検察事務官。今回の事件の捜査や証拠品の管理をしている。仕事は細かいが、性格はおおざっぱな男。口癖は「しょうがない」。よく言えばポジティヴ、悪く言えば物事を深く考えない性格。

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2026/03/10

はじめ、被告人が分かるようではっきり分からず… モヤモヤしながら読んでいたが、物語が進むにつれて隠された真実が明らかになり、全体像がぱっと見えてくる…最初に思い浮かべていたものとは違っていて、その移り変わっていく緻密な構成が素晴らしかった。 登場人物の心理描写が丁寧に描かれ、読者...

はじめ、被告人が分かるようではっきり分からず… モヤモヤしながら読んでいたが、物語が進むにつれて隠された真実が明らかになり、全体像がぱっと見えてくる…最初に思い浮かべていたものとは違っていて、その移り変わっていく緻密な構成が素晴らしかった。 登場人物の心理描写が丁寧に描かれ、読者を深く引き込む作家だなぁと感心。 主人公だと思っていた佐方、登場場面は少ないがインパクトは十分。彼の信念ある弁護には心をうたれ、他作品にもすごく興味が沸いた。 好きなシリーズがまた新たに出来てしまった…。

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2026/03/04

佐方弁護士シリーズ第1弾 シリーズ化するものは間違いがない! 交通事故で息子を失った夫婦の復讐劇! 被告人が明かされた時には展開は読めたのだけれど、裁判での最終弁論は圧巻だった。 無念だろうけどスッキリする。

Posted byブクログ

2026/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みたかった佐方貞人シリーズの1作目。 公判3日目で明かされる被告人で事件の根幹が逆転するのが面白かった。 自分の命と引き換えの復讐が暴かれてしまった時の犯人の気持ちを思うと辛かった。 「罪は代替できるものじゃない。その人間が犯した罪で裁かれなければ意味がない」というセリフがとても印象的だった。

Posted byブクログ

2026/02/19

途中で犯罪の構図と背景は察することは出来たけど、そこに至る登場人物の心理描写は圧巻。サクサク一気に読み進められた。悲しくもどかしい気持ちもあり、終わり方も切ない。とても面白い一冊でした。

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