噛みあわない会話と、ある過去について の商品レビュー
ぜーーんぶちょっとづつゾワっとするんだけど、特にお気に入りは「パッとしない子」。 背筋が、関係ない私まで凍る。
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パッとしない子(タイトルあいまい)が印象的やった。自分が教員をしてるのもあって、主人公と重ねて見てしまった。自分が見えてる世界と周りから見た私、その他見えている世界はちがうんだなと。多角的な視点をもつことが大事だなと、常に自分のことを客観視していられる自分でいたい。
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なんかもう身に覚えのある話ばかりで、怖すぎた。年月を重ねて過去を振り返ったときのなんとも言えない不快感が生々しく書かれていた。全然スッキリしないし読んでいる間も恐怖でいっぱいだったけど、ページをめくる手が止まらなかった。
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自分の傷ついた経験は良く覚えているけれど、誰かを傷つけた経験はぼんやりとしか覚えていない。あるあるなのかもしれないけれど、それって実はとても残酷なことだと感じました。生涯、誰も傷つけずに生きていくことはもしかすると不可能なのかもしれないけれど、傷つきたくないし、傷つけたくない。 ページをめくるたびに、過去に誰かを傷つけてしまった経験が掘り起こされて苦い気持ちを味わいました。でも、その時苦しかったのは、傷ついたあの子たちだったわけで、加害者は自分だったはずです。自分の記憶もあてにはならないと思いました。人と関わることが少し怖くなってしまいました。
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中年と呼べる歳になって、ふと過去を振り返ったときにしばしば起きる記憶違いや印象の齟齬。そんな「ちょっと嫌な思い違い」をただ凝縮した短編集。 第一話のストーカー女子&草食男子の大恋愛の伏線が後半で回収されるのかと思いきや、全くそんなことはなく別の話に切り替わる。本当にタイトル通り、...
中年と呼べる歳になって、ふと過去を振り返ったときにしばしば起きる記憶違いや印象の齟齬。そんな「ちょっと嫌な思い違い」をただ凝縮した短編集。 第一話のストーカー女子&草食男子の大恋愛の伏線が後半で回収されるのかと思いきや、全くそんなことはなく別の話に切り替わる。本当にタイトル通り、どの作品も過去の記憶違いや小さな傷を発端にした、噛み合わないストレスフルな会話が展開される。全然スッキリしない。緻密な伏線が感動を呼ぶ『かがみの孤城』で本屋大賞受賞後の第一作と言うことで「私、青春ミステリだけじゃなくてこういう系もわりと書くんでよろしくね」と言う作者様の声が聞こえてくるかのよう。
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非常に怖い 被害者と加害者 というより、物事に対する感じ方の解像度やベクトルの差により、会話は噛み合わないし、過去は全く違うものになる。 同じときを生きているときからすれ違っていたのか、過去になり、思い返し、または他人に話をするうちにズレていったのか…。 まあ、どんな関係におい...
非常に怖い 被害者と加害者 というより、物事に対する感じ方の解像度やベクトルの差により、会話は噛み合わないし、過去は全く違うものになる。 同じときを生きているときからすれ違っていたのか、過去になり、思い返し、または他人に話をするうちにズレていったのか…。 まあ、どんな関係において、どんな体験をしても、全く同じように感じ、全く同じように記憶するひとたちはいない。のだけど。
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傷ついた側には事実が残るけど 傷つけた側には記憶しか残らないから 時が経つにつれて都合よく変化してしまうのか 悪者になりたくない意識も働くのだろう 私の過去の記憶も変化してるんだろうな でもここまでズレてしまうのは困る… ゾワゾウしながら一気に読み切りました
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いかに自分が何気なく過ごしてきていたのか、知らずに周りの人を傷つけてしまっていたのかもしれないと思い知らされました。 この間、成人した子どもとケンカになった際、「だから嫌いなんだよ」と言われてしまい、小さい頃にいっぱい傷つけてしまっていたんだなと猛省してます。 いろんな感じ方があ...
いかに自分が何気なく過ごしてきていたのか、知らずに周りの人を傷つけてしまっていたのかもしれないと思い知らされました。 この間、成人した子どもとケンカになった際、「だから嫌いなんだよ」と言われてしまい、小さい頃にいっぱい傷つけてしまっていたんだなと猛省してます。 いろんな感じ方がある故に気を使って言動しなければと思えば思うほど、何も言えなくなってしまってきていて、生きずらい。 正直、読んでいて辛かったです。 でも、これも勉強だと思うし、今後の日々をどう過ごしていくか考え直す良い機会になったと思います。
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テンポ感のいい会話劇。 語り手と登場人物の会話が噛み合わない。 噛み合わない理由は過去の自分の言動であり、それに悪意も他意すらない言葉だからこそ覚えてもいない。 過去にあったかどうかすらわからないからこそ噛み合わない。 誰もが思う「そんなつもりじゃなかった」が喉元を突き刺してくるようなそんな一冊。 4つの短編の物語。4番目が色んな意味で刺さった。3番目の「ママ・はは」はなかなか考察の余地がある話だった。
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この本とは全く関係がないけど ハリーポッターの某校長が 「言葉とは、言わせてもらうならば、尽きることのない魔法の源じゃ。傷つけることも、癒すこともできる力がある」と言ったのを読んでて思い出しました笑
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